いけずな京男子のホームズこと
家頭清貴(やがしらきよたか)と
埼玉から引っ越してきた
女子高校の葵(あおい)が
京都を舞台にした珍事件を解決していく
恋愛ミステリーの第2話。
今回は京都を代表する
葵祭を舞台にした事件を
解決していきます。
斎王代(さいおうだい)って
なるの大変なんですねぇ。
とても勉強になりました。
ホームズは葵が左京区に住んでいるとなぜ分かったのか?
第1話にてホームズは
葵の住んでいる住所を
左京区だと言い当てました。
実は「葵(あおい)」というのは
左京区内の地名に
非常に多く使われている漢字です。
例えば「葵小学校」や「葵公園」などです。
ちなみにそれらの名称は
京都の伝統的なお祭りである
「葵祭」からきています。
なのでホームズが
葵の住んでいる住所を
左京区だと言い当てたのは、
推理というよりは
連想に近いものだったんです。
葵祭と斎王代
今回の事件は
葵祭の主役である
斎王代(さいおうだい)
に選ばれた女性が
斎王代を辞退しろと
手紙で脅迫を受けた
ところからスタートします。
ちなみに斎王代とは、
葵祭の行列のみこしの上に
座っているお歯黒の
化粧を施した女性のことで
もう存在しない斎王に代わって
その代理という意味で
斎王代と呼ばれています。
そして現代にて
斎王代に選ばれるには
品と格と知の三つを
揃えていることが
条件です。
また数千万円もする
費用を負担できる
お金持ちの家の
令嬢しかできません。
2話での依頼者は
斎王代を辞退しろという
脅迫を受けている、と
ホームズのところを
訪れます。
しかし実はその脅迫は
本人の自作自演
だったことが判明します。
その理由は
自分を無視している
友人たちに、自分を
心配して欲しかったから・・・
というなんとも
稚拙な理由でした。
しかし2話がよかったのは
このとき一緒に登場する
妹の言葉ですね。
妹は斎王代に選ばれたのに
しょうもない理由で
自作自演していた姉に
こう言います。
「なんでそんなしょうもない
連中に固執するん!?
お姉ちゃんの良さも
わからない連中に
執着してんじゃねぇ!!」と。
ごもっとも。笑
この斎王代に選ばれた姉は
大学生なのですが、
いもうとは女子校正、
できた妹ですよね笑
というわけで
今回のお話の教訓は
「嫉妬にかられた連中は
無視しとけ」
でした。笑
京都大学の大学院生
ちなみに主人公のホームズ
は京都大学の大学院生です。
しかも京都府立大からの編入という
地味にリアリティのある設定が
良いですよね。
自ら「最終学歴は京大です」
と発言するなど、
腹黒さと茶目っ気のバランスが
取れているキャラ設定も
好感がもてますね。
ただものすごく
頭の良いホームズが
府立大からの編入というのは、
もしかすると大学入学時に
何か重要な事件があった、
ということの
伏線なのかもしれません。
今後の過去エピソードなどに
期待したいですね。
まとめ
下鴨神社の境内(けいだい)の
糺の森(ただすのもり)で
朝の8時から推理を披露するって
かなり大変そうだと思うのは
私だけでしょうか?笑