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漫画『ラディアン』最新刊(13巻)までの全巻ネタバレ!各巻の感想とあらすじ

・20年3月19日に更新しました。3月9日発売のコミック13巻(最新刊)までを紹介しています。

この記事を読むと次のことについて知ることができます。

本文の内容
  • マンガ「ラディアン」1巻〜最新刊までのあらすじ
  • 各巻ごとの見どころや感想(ネタバレあり)

ラディアンはフランス人の漫画家、トニー・ヴァレントさんが作者の王道少年漫画です。

最近ではワンパンマン で有名な漫画家の村田雄介さんもラディアンを推しており話題にもなりました。

―― 「ラディアン」は一見、日本の漫画かと思うほど日本ナイズされた画風なんですが、読んでみるとやっぱりフランスの漫画なんですね。

実に不思議な読み味で、このMashup感は両国の確固とした漫画スタイルの違いがあればこそだと思うのです。
その点非常に興味深かったですね。

何がMANGAっぽさなのか、何がBDっぽさなのかを分析出来ます。――(村田雄介)

レナ

2018年秋にアニメ化もされ第1シーズンが全21話で放送済み、2019年秋には第2シーズンが放送 されました。

もしあなたが漫画のラディアンを購入しようか迷っているのであれば、この記事を読んでからでも遅くはありません。

クリックできるもくじ

漫画「ラディアン」1巻ネタバレ感想とあらすじ

トニー・ヴァレント(著)ラディアン1巻より引用

ラディアン1巻あらすじ

魔法使い見習いのセトは、ある日、ネメシスの大群を見つける。
それはどこからともなく現れ、すべてを破壊してしまう恐ろしい怪物。

ネメシスを倒すことができるのは魔法使いだけ。
ところが、本物のネメシスをまだ見たことがないセトは大失敗をおかしてしまう。

やがてそれが引き金になり、セトはそれまで知らなかった世界―魔法、ネメシス、異端審問所…―を知ることになる…!!
フランスの新星トニー・ヴァレントが贈る最強魔法使い伝説!!

ラディアン1巻ネタバレ感想

1巻もくじ
  • 第1話:ネメシス
  • 第2話:覚醒
  • 第3話:モジャ髭と角の生えた悪魔
  • 第4話:マスター・ロード・マジェスティSHOW

コミックは1巻は全4話の構成ですが、ページ数は他の巻と同じく180Pほどあります。
つまり一つ一つの話が長くなっている、ということですね。

第1話「ネメシス」では、魔法使いが特別な力を持っていることや、人々から差別を受けていることが描かれます。

迫害されながらもネメシスと戦うことができるため、戦いに都合よく使われている魔法使いたち。

差別や迫害、道具として消費される人間というはヨーロッパの発の漫画らしいコンセプトです。

また1巻での師匠アルマとセトの別れは、アニメよりも漫画のスタイルのほうがカラッとしています。

アニメ「ラディアン」でいうとシーズン1の4話までの内容がコミック1巻の内容になります。

  • 「アニメとマンガの違いを知りたい!」

という人はぜひ1巻を読んでみるといいでしょう。

漫画「ラディアン」2巻ネタバレ感想とあらすじ

トニー・ヴァレント(著)ラディアン2巻10話より

ラディアン2巻あらすじ

師であるアルマの元を去った魔法使い見習いのセトは、魔法使いたちの根城アルテミス学院で修行の日々に明け暮れる。

セトの目標はただひとつ― ネメシスたちの巣であるラディアンを破壊すること!
しかし、目標に邁進するセトは、いきなり困難に直面する… 金がな―――い!!!

かくしてネメシスを生け捕りにし、大金を手に入れるために、セトは旧知のドクとメリと一緒にランブル・タウンに向かう。そこで彼らを待ち受けていたものとは――!?

ラディアン2巻ネタバレ感想

2巻もくじ
  • 第5章:ファンタジア
  • 第6章:ジャン=ペドロヴィッチ・ド・ラ・ノッチェ・サロモン・グリスペパン・ワンダースミス
  • 第7章:ランブルタウンへようこそ
  • 第8章:北通り
  • 第9章:どんでん返し
  • 第10章:ドミトール
  • 第11章:“ツバ”と“おしっこ”
  • 第12章:ニューチャレンジャー登場!

コミック2巻では物語が一気に動き出し、魔法使い漫画らしい戦闘シーンも増え面白くなっていきます。

アルテミスに到着したセトが伝説の魔法使いヤガに弟子入りし、ファンタジアの扱いを学んで行く様子はTHE少年漫画!

7話からはランブルタウン編に突入し、謎の魔法使いグリムや悪の異端審問官コンラッドも登場します。

ヒロインのメリが特殊な呪いを持っていることで、物語が予定調和を崩していくのもハラハラして読み応えがあります。

悪逆非道のコンラッドをセトがグーパンで殴るシーンは、日本の少年漫画を読んでいるような爽快感を感じます。

  • 「ラディアンってどんなマンガなの?」

と思った人はとりあえず2巻まで読んでみるといいでしょう。

漫画「ラディアン」3巻ネタバレ感想とあらすじ

トニー・ヴァレント(著)ラディアン3巻18話

ラディアン3巻あらすじ

ネメシスを狩るべくランブル・タウンにやってきた魔法使いのセトとドクとメリは、無数のネメシスに遭遇する。
しかし、彼らを待ち受けていたのはそれだけではなかった。

全身を包帯にくるまれた謎の魔法使いグリムに移民や魔法使いの排斥をもくろむ異端審問官隊長コンラッド・ド・マルブール、そして、ネメシスを操る女魔法使いハーメリーヌ……。

すべては15年前のある事件に端を発していた。
今、ランブル・タウンの闇が明かされる!フランス発!ド直球王道少年マンガさらに加速の第3巻!!

ラディアン3巻ネタバレ感想

3巻もくじ
  • 第13話:ランブルタウンが壊滅したら
  • 第14話:執行
  • 第15話:新生
  • 第16話:北東監獄
  • 第17話:墜落
  • 第18話:奇跡の人
  • 第19話:城壁
  • 第20話:ドクに棺桶を

コミック3巻の最大の見どころはセトVSコンラッド戦です。コンラッドの白銀の槍をかわしつつ戦うセト。

白銀はファンタジアに抵抗力を持つ素材で、片腕を怪我しているセトも苦しめられますが、このハンディがまた漫画的には面白い。

戦いの中でファンタジアの扱いに慣れ土壇場で成長していくセトの姿は、これぞ少年漫画!という興奮をもたらしてくれます。

さらにセトが戦いの中でどんどん少年から男性の顔になっていく姿も頼もしく、かっこいいんです。

ケイ

ラディアン3巻ではぜひコンラッド戦に注目して読んでみて欲しいですね。
  • 「アニメからマンガに興味を持ちました!」

という人はマンガのセトの顔つきにも注目してみてください。

漫画「ラディアン」4巻ネタバレ感想とあらすじ

トニー・ヴァレント(著)ラディアン4巻27話より

ラディアン4巻のあらすじ

最強の異端審問官“野獣トルク”、見参!! 魔法使いのセトは、移民排斥をもくろむランブル・タウンの異端審問官隊長コンラッド・ド・マルブールを倒すことに成功する。

しかし、同じ頃、女魔法使いハーメリーヌが、ネメシスを操り、ランブル・タウンを破壊し始めていた。

セトはネメシスの圧倒的な攻撃にさらされるが、突如現れた謎の男によって一命をとりとめる。
男の名はピオドン。それはなんとセトの兄だった……。

混乱するセトにピオドンは、異端審問所の異能集団“奇跡の人”と異端審問官最強の男“野獣トルク”の到着を告げる――。

ラディアン4巻ネタバレ感想

4巻もくじ
  • 第21章:ピオドン
  • 第22章:カニバル
  • 第23章:どっちの側?part1
  • 第24章:どっちの側?part2
  • 第25章:期待通りのバケモノ
  • 第26章:奇跡
  • 第27章:闇のあとの光
  • 第28章:マスター・ロード・マジェスティSHOW part2

ハーメリーヌや奇跡の人との戦闘シーンが満載のコミック四巻には、少年漫画らしい興奮と葛藤が詰まっています。

ハーメリーヌとの戦闘シーンでは「どっちの側に着くのか?」というラディアンの物語のコアになるテーマが登場。

魔法使いを差別する聴衆?彼らを養分に暴力的な取り締まりを行う異端審問官?それとも魔法使い?
選択に迫られたセトが出した答えに注目してください。

また追い討ちをかけるように現れた奇跡の人とセトの戦闘シーンは序盤最大のみどころです。
謎の力を解放させたセトと、猛獣トルクの戦闘シーンは読み応えがあります。

やはり少年漫画に「暴走」はつきものです。

ケイ

アニメのラディアン1期は原作コミックで言うと4巻ラストまでの物語です。
  • 「アニメ1期までの内容をマンガで読んでみたい!」

という人は、とりあえず4巻まで読んでみると漫画「ラディアン」の面白さが分かると思います。

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漫画「ラディアン」5巻ネタバレ感想とあらすじ

トニー・ヴァレント(著)ラディアン5巻35話

ラディアン5巻あらすじ

五巻では「暴走」を経験したセトが周りを傷つけまいと葛藤する姿が描かれる。

しかしその優しさが逆にメリを傷つけてしまう原因になってしまうのだった。

 

カスラーンマーリンの城でラディアンの情報を集めようと、一人で旅立ったセトは道中、商人男爵と呼ばれる一団と遭遇。

 

スパイだと怪しまれ、男爵たちから攻撃されるセトだが、トルク戦のような「暴走」を恐れるあまり商人男爵たちに苦戦を強いられる。

 

窮地のセトは救ったのは謎多き魔法使いグリムだった。

彼もまたカスラーンマーリン内のある書物を手に入れようとしていたのだ。

 

カスラーンマーリン城でグリムの欲する書類を見つけるため、セトは魔法使い騎士団に入団しようとするが・・・

ラディアン5巻ネタバレ感想

巻もくじ
  • 第29話:“奇跡の人”隊長
  • 第30話:ブレイブ・デュエット
  • 第31話:商人男爵
  • 第32話:カスラーン・マーリン
  • 第33話:彫像の妖精
  • 第34話:スペクトル・ネメシス
  • 第35話:魔法使い女王
  • 第36話:夢

5巻最大の見どころは、スペクトルネメシス…ではなく、地味ですがセトとメリの喧嘩です。

セトはメリを心から心配してアルテミスに置いていったわけですが…メリとしてはとても辛かったのでしょう。

作品的にはヒロインのメリの心の機微が感じとれる演出にはフランス発の少年漫画の面白さが詰まっています。

また5巻からは次々に新しいキャラクターが登場し、設定が複雑になり、世界観の刷新が行われるといってもいいでしょう。

世界観に新しい一面をもたらすのは、商人男爵の一団で、彼らは5巻の段階ではまだ目的が良く分かっていません。

ただ自分たちの特権的な地位を守るためなら手段を選ばない様子は、魔法使いよりも異端審問官側に近いような気もします。

商人男爵たちの利益だけを考えて行動する彼らの恐ろしい計画が6巻以降からあらわになっていきます。

ケイ

アニメの2期を見て「おもしろい!」と思った人はマンガ5巻からの読破もおすすめです。

漫画「ラディアン」6巻ネタバレ感想とあらすじ

トニー・ヴァレント(著)ラディアン6巻42話より引用

ラディアン6巻あらすじ

カスラーンマーリンの城に侵入したセトは、衛兵から逃れるため、秘密の通路に入り込む。

その通路はセトが夢でよく見た通路とそっくりだった。

 

通路の先でセトは自分とよく似た特徴を持つ少年デュラハンから攻撃を受け窮地にたたされる。

命の危険に陥ったセトの中でピオドンに打ち込まれた謎の球体が再び動き出し、セトを支配してしまう。

 

意識を失いながら暴走するセトを救ったのは謎の老人ミルだった。

ラディアン6巻ネタバレ感想

6巻もくじ
  • 第37話:スペクトル転倒
  • 第38話:虫の息
  • 第39話:血
  • 第40話:待ち伏せハンター
  • 第41話:森の妖精
  • 第42話:枯死
  • 第43話:不屈の女騎士
  • 第44話:魔法使いの感覚

ラディアン6巻の最大の読みどころは、セトがメリと和解するシーンです。
セトはメリとすれ違ってきましたが、仲間の存在が己の強さに繋がるということに気がついたようです。

またもう一つの見どころはミルとセトの修行です。
ミルは実はヤガの知り合いで、セトの面倒を見るようにお願いされていたのです。

ミルのもとで修行を積んだセトはファンタジアとは何かを体得し成長していきます。
6巻にも少年漫画の醍醐味が詰まっています。

漫画「ラディアン」7巻ネタバレ感想とあらすじ

(C)トニー・ヴァレント | 原正人 | EUROMANGA

ラディアン7巻あらすじ

今明かされるファンタジアの秘密!決戦前夜!カスラーン・マーリンに未曾有の危機が迫る!

カイルトの森にとどまったセトは、ミルから内なる己と対峙するための修行を受け、魔法の源泉であるファンタジアの秘密を体得する。

一方、オコホとメリとドクはカスラーン・マーリンに戻り、スペクトル・ネメシスの陰謀について衝撃の事実を知る。

折しも、商人男爵と異端審問所がカスラーン・マーリンに迫りつつあった。
複雑にもつれあう各陣営の思惑。

“魔法使い騎士団”の首都は、今や動乱の渦中に巻き込まれようとしていた――。

ラディアン7巻ネタバレ感想

7巻もくじ
  • 第45話:敵意
  • 第46話:なるようになれ!
  • 第47話:ジゾニ
  • 第48話:小さな人たち
  • 第49話:後継者
  • 第50話:尾行
  • 第51話:デュラハン
  • 第52話:石の力

7巻ではセトがミルとの修行を終えますます頼もしくなっていきます。
ミルの口から語られるファンタジアの正体と妖精たちの過去の歴史が明らかになります。

実はファンタジアとはかつて妖精たちが自在に使った想像力を根源にした力だったのです。

ミルとの修行を終えメリと合流したセトが見たのは、スペクトルネメシス投影機を地面に埋めるオコホの姿でした。
オコホの呪いとは「体のある場所を押されると他人に操作されてしまう」呪いだったのです。

また奇跡の人リゼロッテとドラグノフの関係も親密になり、今後の展開にドキドキが止まらない7巻です。

漫画「ラディアン」8巻ネタバレ感想とあらすじ

トニー・ヴァレント(著)ラディアン8巻57話より

ラディアン8巻あらすじ

世界を揺るがす決戦開幕!!! 魔法使い騎士団vs商人男爵&異端審問所連合軍。
ついに魔法使い騎士団の叙任式当日が訪れた。

オコホは緊張の面持ちで運命の式に臨む。
一方、セトとドクは、混乱に乗じて城内に忍び込むことに成功する。

セトは一度敗れたディアバルと再び対峙し、ドクはラディアンに関する資料とグリムがほしがっている魔法使いの石を探る。

ところが、まさにそのとき、魔法使い騎士団の本拠地カスラーン・マーリンに、異端審問所軍が押し寄せる。
裏で糸を引く商人男爵たちは、恐るべき計画を温めていた――。

ラディアン8巻ネタバレ感想

8巻もくじ
  • 第53話:御しがたい跡継ぎ
  • 第54話:B.O.T
  • 第55話:幻覚
  • 第56話:和平の密書
  • 第57話:魔法使いの王たち
  • 第58話:記憶
  • 第59話:息子よ
  • 第60話:石の守り神

ラディアン8巻ではカスラーンマーリンと異端審問所の戦争が始まってしまいます。
この戦争のため裏で手を引いていたのは商人男爵たちです。

商人男爵らはファンタジアを無効化する兵器を異端審問所に提供し、カスラーンマーリンの見張りを暗殺するなどしてこの戦争を促したのです。

そして商人男爵立ちの真の目的は、戦争の勝利ではなく「感染者を奴隷にして自分たちの商売の道具にする」というおぞましいものでした。

差別されている人達を奴隷化するという文脈は、ヨーロッパの歴史を感じさせる展開です。

漫画「ラディアン」9巻ネタバレ感想とあらすじ

トニー・ヴァレント(著)ラディアン9巻67話より

ラディアン9巻あらすじ

商人男爵たちが開発したファンタジアを無効化する装置と“奇跡の人”たちの圧倒的な力の前に魔法使い騎士団は絶体絶命のピンチを迎えていた。
ついに女王クイーン・ブーディカが出撃するが、“奇跡の人”のサントーリが彼女を迎え撃つ。
同じようにメリの前にはリズロッテが、オコホの前にはモルドレッドが、そしてセトの前にはドラグノフが立ちはだかる。
はたして彼らは形勢を逆転させることができるのか!?カスラーン・マーリン編、いよいよ佳境へ突入!

ラディアン9巻ネタバレ感想

9巻もくじ
  • 第61話:モルドレッド
  • 第62話:囚われの女王
  • 第63話:命令をくだした者たち
  • 第64話:女王の首
  • 第65話:記憶の石
  • 第66話:ペン・ドレイグの鎧
  • 第67話:人間未満
  • 第68話:ウルミナ少佐

9巻では奇跡の人サントーリらのカスラーンマーリン侵略が激化。
ファンタジアを無効化された魔法使い騎士団は壊滅の危機におちいります。

女王クイーン・ブーディカも巨体をいかして戦闘に参加しますが、魔法を封じられ絶体絶命。
涙を流しながら倒れるクイーンブーディカと魔法使い騎士団たちを見ると心が痛みます。

セトVSサントーリ、メリVSリゼロッテ、オコホVSモルドレッドの3つの戦いは読みどころです。
最後には少年漫画らしいカタルシスを感じさせてくれるでしょう。

さらにペン・ドレイグの鎧をまとったドクも活躍します!
ページをめくる手が止まらない9巻をぜひ読んでみてください。

漫画「ラディアン」10巻ネタバレ感想とあらすじ

トニー・ヴァレント(著)ラディアン10巻72話より

ラディアン10巻あらすじ

魔法使い騎士団vs異端審問所カスラーン・マーリンの戦い、ついに決着!!
愛するジルの死を知ったミルは、怒りを抑えることができなくなり、姿を半人半妖に変え、あらゆるものを破壊していく。

それは彼の正体、伝説の魔法使いマーリンの本来の姿でもあった。
ミルの圧倒的な怒りに共鳴するかのように、セトもまた自制心を失い、暴走を始める。

一方、女王クイーン・ブーディカとオコホ、ブランゴワール卿は、ファンタジアを無効化する装置を止めることに成功。魔法使い騎士団が攻勢に転じ、戦局は一変するのだが……。

ラディアン10巻ネタバレ感想

10巻もくじ
  • 第69話:ミルディン
  • 第70話:鉄くずのおもちゃ
  • 第71話:あまりにも汚れた魂
  • 第72話:皆殺し
  • 第73話:身を挺して
  • 第74話:仮面を外す
  • 第75話:少なくとも千度
  • 第76話:ブルーム・ブルーム・カップ・サバイバル

セトたちの活躍で奇跡の人と商人男爵たちを退けることに成功したカスラーンマーリンの魔法騎士たち。

しかし森を破壊されジルを失ったミルは、異端審問官たちだけでなく、魔法使いたちも全滅させるべく暴走します。

これまでのジルとミルの描写が微笑ましかっただけに、ジルを失ったミルの痛みは読み手の心をえぐってきますね。

そんなミルを止めたのは彼らと長く過ごしたセトでした。
セトは「ジルが守った妖精の子」を見せることで、なんとかミルを説得します。

コミック10巻でカスラーンマーリン編はフィナーレを迎えます。
アニメ「ラディアン2期」の最終回も恐らくマンガの10巻まででしょう。

  • 「とりあえずきりの良いところまで読みたい!」
  • 「アニメの2期のラストまで読みたい!」

と思っている人は10巻まで読むのがおすすめです。

漫画「ラディアン」11巻ネタバレ感想とあらすじ

トニー・ヴァレント(著)ラディアン11巻83話より引用

ラディアン11巻あらすじ

目指すは異端審問所の本拠地!? オコホを仲間に加え、セトたち一行は久しぶりにアルテミス学院に戻ると、留守の間にランブル・タウンで出会ったタジをはじめ、新しい顔ぶれの学園新メンバーと出会う事ができた。

とある事情でタジと共にブルーム・ブルーム・カップ・サバイバルという競技に出場することになったセトは、魔法使いたちのゲームに没頭し大暴走!

その勝敗が決まった頃、別の場所で大事件が起こっていたことも知らずに……。ハーメリーヌの忘れ形見であるネメシスたちが居なくなっていたのだ。

誰かがネメシスを利用しようとしているのか!?犯人の影を辿るとグリムが何かを企んでいると掴むんだセトたちは、グリムを追い大空に繰り出していく―!!!

新たな仲間、新たな敵、新たな冒険!! 待望の新章開幕!!

ラディアン11巻ネタバレ感想

11巻もくじ
  • 第77話:ブルーム・ブルーム・カップ・サバイバル#2
  • 第78話:ゴールライン
  • 第79話:マリー・ミー・ベイビー
  • 第80話:幻滅
  • 第81話:狩猟団
  • 第82話:異端審問官将軍
  • 第83話:副作用
  • 第84話:腐食性

11巻からは新章のボーム編に突入。
カスラーンマーリンでの戦いを終えアルテミスに戻ったセトたちはマジェスティ主催のレースに参加します。

セトがランブルタウンで助けた感染者のタジが魔法使いになり、セトと一緒にサバイバルレースに参加する姿は心躍る演出です。

一方そのころ、アルテミスで管理していたハーメリーヌのネメシスが強奪される事件が発生。
犯人のグリムを追ってセトたちはボームへと向かいます。

セトやメリはボームに向かうため飛行船に忍び込みますが、そこで狩猟団(メニ)の老婆に襲われ、事態は全く予想のつかない展開に…

漫画「ラディアン」12巻ネタバレ感想とあらすじ

トニー・ヴァレント(著)ラディアン12巻87話

ラディアン12巻あらすじ

グリムを追うため異端審問所の本拠地ボームに向かったセトたちは、人目を避けるために民間の飛行船に忍び込む。
ただの旅客船かと思われたその船は、捕獲されたネメシスを檻に入れてボームへと運ぶという任務をおっていた。

平和な飛行もつかの間、船内でネメシスが檻から逃げ出し、暴れ始めてしまう。
これを仕組んだのはおぞましい姿をした狩猟団(メニ)の老婆の仕業だった。
狩猟団の老婆は騒ぎに乗じて、どういうわけかドクをさらい、いずこかに姿を消してしまう。

一方、セトとメリ、オコホも、混乱の最中に同じ飛行船に乗り合わせていたドミトールのルパ・リッコの魔法にかかり、囚われの身となってしまうのだった。
出発早々、予期せぬ苦難に見舞われたセトたち一行は、異端審問所の本拠地ボームで、さらに思いもよらぬ騒動に巻き込まれていくことになる。

ラディアン12巻のネタバレ感想

12巻の最大の見どころはヤガ&ドクVS狩猟団(メニ)の戦闘シーンです。

11巻のラストで狩猟団の老婆(エングティ・ノクティ)に捕獲されたドクですが、ヤガの助けもありなんとか逃げのびます。

13人の魔法使い団であるヤガの本気の戦闘が見られるのは12巻が初めてではないでしょうか?

ヤガだけでなくペン・ドレイクの鎧の新モード“ドラゴンフライ”で狩猟団に応戦するドクの姿にも心躍ります。

ヤガとドクのかっこいい空中戦を読みたい方はぜひ12巻を手にとってみてください。

12巻はセトが戦闘で活躍するシーンや、出生の秘密に関する伏線回収などはやや少なめです。

しかしランブルタウンのハーメリーヌを指導した集団の存在が明らかになり物語がさらに加速していきます。

さらに詳しい12巻の内容は次の記事にも書いていますのでぜひ読んでみてください。

漫画「ラディアン」13巻ネタバレ感想とあらすじ

©2019 Tony Valente, EUROMANGA

ラディアン13巻のあらすじ

ドクはドミトールのルパによって本の中に閉じ込められてしまったセトとオコホ、メリを助け出すために、異端審問官の本拠地ボームへ潜入する。

狩猟団との戦いでヤガが負傷したため、ドクはひとりでセトたちを救出しなければならなくなるが、ルパの手からなんとか本を奪い取り、セトたちを解放することができた。

ところが、一匹のネメシスまでルパの本から飛び出してしまう。ネメシスの暴走を止めようとするセトの前に、ボームの王ヘルクレス7世と、改宗した異端審問官アドリエルが立ちはだかる。

アドリエルの追跡からセトを守ったのは奇跡の人ドラグノフだった。「国中の異端審問官がボームに集まっている」ドラグノフはセトに忠告する。

一方、メリとオコホは身を隠したヤガのオカマの中で最大級のピンチを迎えていた・・・助かる方法は一つしかない!だがメリはオコホの提案を拒絶する…

ラディアン13巻の感想(ネタバレあり)

『ラディアン』13巻ではピオドンやアドリエルに関する非常に重要なネタバレがあります。

昔、ボームの監獄にいたピオドンらは、同じ魔法使いの囚人の暴動を鎮圧した功績で、“改宗した異端審問官”になったのです。

ただ魔法使いの設定はユダヤ人の歴史をモデルにしていると推測でき、その場合いろいろと思うところはあります。

例えば暴動はもともと仕組まれたもので、ピオドンらの「鎮圧」自体が、魔法使いへのホロコーストだった可能性などですね。

ボームにいた魔法使いを大量虐殺するためにピオドンらは利用されたのか、それともピオドンたちがそれを目的にしていたのか・・・

謎が謎を呼ぶ波乱の13巻をぜひ手にとって読んでみて下さい。最期まで読んで頂きありがとうございました。

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