りんとわかばが開いた記憶の葉によって
多くの伏線が回収された11話は
考察ポイントの多い回であった。
本文では以下に示した太字の
考察ポイントを解説する。
- わかばの正体とは?
- わかばたちはどこにいたのか
- わかばは地球の上で何をしていたのか
- 最初の人「りり」の正体とは
- 赤いケムリクサとは何を示すのか
- わかばは緑のケムリクサにりりは六姉妹に分裂
- 12話(最終回)の予想
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考察1:わかばの正体は異星人の研究者
11話でわかった記憶の葉の中の様子から
わかばはケムリクサを研究する異星人
であったと推測できる。
その証拠に11話ではわかばから
異星人であることを示唆する
以下のような発言があった。
- 料理を面白い文化と言っていたこと
- 地球の人の好奇心はすごいという発言
- たばこを知らないこと
このような発言から
わかばは地球人とよく似ているが
異星人ではないだろうかと思われる。
もし突拍子もない考察が許されるなら
わかばは神様のような存在とも考えられる。
つまり人類を俯瞰する存在というのがおり
それを地球の上で行っているというのだ。
何れにせよわかばが元々は
人間とは異なる存在であることは
間違いなさそうである。
考察2:わかばたちはどこにいたのか?
わかばと最初の人りりの会話により
二人は地球の上にいることが明らかになる。
記憶の葉の中でりりは
「この下に地球があるってことだよね?」
と発言していたので場所については
「地球の上」で間違いないだろう。
ただし、りりの言う上というのが
物理的な高度を示しているのか、
それとも何かしらもっと別の意味で
(例えば一次元
二次元のような次元的な上下)
で使用されているのかは
11話の内容だけでは不明だ。
ただ少なくともりりの発言で
「りりとわかばたちのいる場所は
地球ではないどこか」
であることははっきりした。
考察3:わかばの活動の目的
記憶の葉の中のわかばは
何をしていたのだろうか?
11話で行われた
わかばとりりの会話は
とても抽象的だったが
管理人なりに仮説を立ててみた。
一つの説は
わかばは地球文明の発展の経過を
記録する仕事をしているという説である。
例えば11話でわかばは
湖の中からビルの骨格のような物を釣り上げて
乾かす仕事をしながら
「星の文化財の途中経過をね」
と言っていた。
またケムリクサで島を作り
その上にビルや住居のような
構造物を再現することを
プリントと呼んで活動していた。
これは地球の文明が作った文化を
記述(プリント)しているという
意味に取れなくもない。
わかばがどうして
そんなことをしているのか
11話時点では不明だが、
りりとの会話での
「精密且つ大型のクサが必要で頼まれた」
「すごく大きなケムリクサを育てている」
という発言がヒントだろう。
少なくとも星の文化財の記録というのは
「より大きくて精密な
ケムリクサを作るための基礎作業」
なのだと推測することができる。
ケイ
まとめ|わかばの正体と目的
わかばの正体は
地球の文明の発展を記録する
ケムリクサの研究者だった
というのが管理人の予想である。
またわかばは異星人であるという
はっきりした発言は作中には無いが
なんとなく二人の会話を聞いてると
異星人説が濃厚であると感じる。
ただし地球の文明が現状
どうなっているのかまでは
はっきりとは描かれていない。
りりの両親は体を酷使して死んだらしいが
戦争で死んだのか過労なのかによっても
地球文明の状態に関する考察は変わる。
地球文明とわかばの活動の目的には
何か密接な関係がありそうだが、
それは最終回の伏線になるだろうか。
わかばの活動目的についても
最終回の回収に期待したい。
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