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漫画『鬼滅の刃』18巻までのネタバレ|各巻の感想・解説・あらすじ

「『鬼滅の刃』のコミック1巻〜18巻までの内容が知りたい」

この記事はそんな人に向けて書きました。

こんにちは。
当サイト『アニメ考察.com』管理人のケイです。

この記事では『鬼滅の刃』各巻の感想やストーリーに関する解説を、発行されたコミック順でお伝えしています。

本文で分かること
  1. 『鬼滅の刃』各巻のあらすじが分かる
  2. 鬼滅の刃のテーマや特徴が分かる
  3. アニメがマンガのどのあたりなのか分かる

鬼滅の刃は2016年11月から週刊少年ジャンプで連載されている人気マンガ。
作者の吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)さんは、鬼滅の刃が連載デビュー作になります。

アニメ化によって人気に火がつき、2019年コミック累計売上げランキングでは1位。
11年間続いたワンピースの牙城を崩しました。

2020年には「無限列車編」が映画化されることも決定しており、今後ますます目が話せない作品になってきました。

 

漫画「鬼滅の刃」11巻ネタバレ

鬼滅の刃11巻のあらすじ|堕姫・妓夫太郎戦に決着

藤の花の毒を塗ったクナイが効果を発揮し、炭治郎の日輪刀が妓夫太郎の首を捉えるが、切断するには至らなかった。

伊之助と善逸が一度は堕姫の首を切り落とすが宇髄天元が妓夫太郎に倒されてしまったことで形成が逆転する。

絶体絶命の混戦の中、炭治郎の額に別の痣(あざ)が浮かび上がり、妓夫太郎の首を切り落とすことに成功する。

善逸と伊之助も最後の力をふりしぼり堕姫の首を切り落としたことで、上弦の陸の兄妹鬼は絶命するのだった。

鬼滅の刃11巻のネタバレ感想・解説

上弦の陸との決着までが描かれる11巻は、戦闘シーンもさることながら二人の鬼の悲しい過去が明らかになります。

堕姫は人間だったころ遊郭で金持ちに焼き殺され、兄の妓夫太郎はその復讐で致命傷を追ったため鬼になります。

敵キャラの悲しい背景を描くのは鬼滅の刃あるあるですが、激しい戦闘のあとに挟まれる鬼の過去回想シーンは相変わらず心をえぐってくる演出です。

レナ

「あいつが絶対悪い!」みたいな話ではなく、ちょっと考えさせるストーリーが鬼滅の刃の魅力だよね

漫画「鬼滅の刃」12巻ネタバレ

鬼滅の刃12巻のあらすじ|刀鍛冶の里編スタート

上弦の陸が倒されたことに憤る鬼舞辻は、上弦の鬼たちを招集し鬼殺隊の壊滅を命じる。

上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺は、日輪刀の刀鍛冶たちが住む里を発見し襲撃をはじめる。

一方、先の戦いで日輪刀を失った炭治郎も刀鍛冶たちの住む里にいた。

炭治郎は里のからくり人形・縁壱零式(よりいちぜろしき)との特訓で動作認知を獲得。

合わせて縁壱零式の中に隠されていた戦国時代の刀を貰い受け、自身の次の刀とするのだった。

鬼滅の刃12巻のネタバレ感想・解説

12巻からは「刀鍛冶の里編」がスタートし、霞柱の時透無一郎や、恋柱の甘露寺蜜璃、風柱の弟・不死川玄弥を掘り下げる話になっていきます。

また12巻からは、炭治郎の秘密に関する伏線がいくつかちりばめられており、そのどれもが恐らく最終回レベルの話に直結するものです。

例えば、炭治郎が夢で見た光景の中には、炭治郎の祖先と思われる男・炭吉と、戦国時代の剣士であろう縁壱の姿がありました。

縁壱の耳飾りは、炭治郎がつけているものと同じですが、炭治郎の祖先と思われる炭吉は炭治郎にそっくりの顔つきをしています。

ケイ

炭治郎って鬼舞辻を追いつめた戦国時代の剣士・縁壱と似た特徴を持ってたから、縁壱の子孫なのかなと思ったけど、そう単純でもなさそう

漫画「鬼滅の刃」13巻ネタバレ

鬼滅の刃13巻のあらすじ|無限に分裂する半天狗との戦い

炭治郎と禰豆子は、分裂する上弦の肆・半天狗に苦戦する。
禰豆子の血鬼術がほどこされた爆血刀を使い、半天狗を追いつめる炭治郎だが、致命傷には至らない。

不死川玄弥は鬼を食うことで一時的に鬼化することができる特殊な才能を持っていた。
柱になり兄を見返したい一心で刀をふるうが、上弦の肆の首を落とすことはできなかった。

一方そのころ、霞柱・時透無一郎は上弦の伍・玉壺とたたかうなかで、少しずつ過去の記憶をとり戻していた。

鬼滅の刃13巻のネタバレ感想・解説

13巻は上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺との戦闘シーンがメインです。

遊郭編では2体の鬼と戦った炭治郎ですが、半天狗はさらに5体に分離する鬼です。

5人の鬼をいかに攻略していくのか、目まぐるしい戦闘シーンが13巻の見どころの一つです。

また禰豆子の血鬼術と炭治郎の刀の融合技なども描かれ非常に読み応えがある戦闘シーンが続きます。

レナ

これまで謎だった不死川玄弥の能力とか兄との確執が明らかになって、13巻は伏線回収が多い!

漫画「鬼滅の刃」14巻ネタバレ

鬼滅の刃14巻のあらすじ|時透無一郎VS上弦の伍・玉壺

時透無一郎の父は木こりであり、炭治郎と同じ赤い目をしていた。
そして兄の有一郎は鬼に襲われ死んだ。

昔の記憶を取り戻し、杓子定規な考えを超えて戦うことができるようになった無一郎は上弦の伍・玉壺を一刀両断にふす。

炭治郎と不死川は上弦の肆・半天狗の急所(老人の鬼)を見つけるが、合体と分裂を繰り返す憎しみの鬼に苦戦する。

二人の窮地を救ったのは恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)だった。
甘露寺は生まれながらにして通常の人間の8倍の筋肉密度を持つ人間である。

甘露寺が半天狗をおさえている間に不死川、炭治郎、禰豆子は再び半天狗の急所を狙う。

鬼滅の刃14巻のネタバレ感想・解説

14巻では二人の柱について掘り下げがすすみます。
一人は時透無一郎、そして、もう一人は甘露寺蜜璃です。

時透無一郎は剣技にすぐれているものの自分以外の人間を道具のように扱ってきました。
しかし14巻で過去のことを思い出し玉壺に勝つシーンは胸アツです。

過去を思い出しても相変わらずひねくれてはいますが、他人へ敬意を払えるようになった時透はめっちゃくちゃ可愛いです。

ケイ

お色気担当なのかと思った甘露寺の設定が面白く、戦いながら成長していく姿についついニヤニヤしてしまいます。

漫画「鬼滅の刃」15巻ネタバレ

鬼滅の刃15巻のあらすじ|半天狗との総力戦

炭治郎は時透、禰豆子、不死川、甘露寺の協力で半天狗を打ち倒すことに成功する。

戦いのさなか禰豆子は太陽を克服し、鬼舞辻と鬼殺隊の戦いは次なる局面を迎える。

禰豆子が太陽を克服したのを知った鬼舞辻は、禰豆子を吸収するため産屋敷邸への総攻撃を準備を始めるのだった。

一方、柱たちは来る決戦に備え鬼殺隊の強化合宿を開始。
富岡義勇は過去への後悔の念から合宿への参加を拒んでいたが、炭治郎の言葉をきっかけに再び奮い立つのだった。

鬼滅の刃15巻のネタバレ感想・解説

炭治郎は朝日から禰豆子を守るか、半天狗に追い討ちをかけるかという選択を迫られます。

炭治郎にとって禰豆子はここまでの話でいえば、存在理由その者です。

当然炭治郎は禰豆子を守ることを選ぶのですが、禰豆子はそんな炭治郎を笑顔で蹴り飛ばし太陽に焼かれます。

この時の禰豆子が見せる笑顔が聖母のように慈悲深く、台詞は無いのですが絵だけで想いが伝わってきます。

禰豆子は最終的に太陽を克服し一件落着するわけですが、そんな禰豆子と炭治郎を見守る不死川・弟の表情がまた良い!

レナ

一連のシーンではセリフは少ないけれど、一瞬の表情で心が伝わってきて泣ける・・・

漫画「鬼滅の刃」16巻ネタバレ

鬼滅の刃16巻のあらすじ|鬼舞辻と産屋敷耀哉の邂逅

鬼舞辻無残はついに産屋敷邸の居場所をつきとめ自ら鬼殺隊当主・耀哉のもとを訪れる。

医者からは「数日内に死ぬ」と言われていた耀哉だったが、精神力で余命をつなぎ、鬼舞辻が目の前に現れるのを待っていた。

耀哉がしかけた爆薬と珠代の調合した毒で鬼の力を減退させる鬼舞辻であったが、首を切り落としても絶命しない。

耀哉の読みどおり、鬼舞辻無惨を倒すには日の光を当てるしか無いと踏んだ柱たちは総攻撃で持久戦に持ち込むとする。

しかし鳴女の血鬼術によって、鬼舞辻もろとも鬼殺隊の全員が無限城へと転送され、鬼と鬼殺隊の総力戦が始まるのだった。

鬼滅の刃16巻のネタバレ感想・解説

炭治郎が岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)のもとで修行し、集中力を一気に限界まで引き上げる“反復動作”を習得しますが、あれは現代的に言えば“ルーティーン”のことなんでしょう。

物語的にはついに最終章に突入。
鬼殺隊の当主である耀哉が鬼舞辻無惨を巻き添えにして爆死し、無残は解毒のため無限城へと逃げ込みます。

印象的なのは耀哉と無残の「永遠」に関する会話です。
永遠の命を望む無残に対し、耀哉は「想いの連鎖こそ永遠である」と説きます。

ケイ

やはり最後は個人vs集団、孤独vs繋がり、という近年の少年漫画的なテーマに帰るよね!

漫画「鬼滅の刃」17巻ネタバレ

鬼滅の刃17巻のあらすじ|善逸vs獪岳(かいがく)

無限城へと転送された柱と炭治郎たちは、別々に分離されそれぞれの場所で戦闘を開始する。

瀕死の重症を負った胡蝶しのぶは最後の力をふり絞り、上弦の弐・童磨の首に刃をつきたてるが童磨には通じない。

一方そのころ、善逸は雷の呼吸の兄弟子で鬼となってしまった獪岳(かいがく)と対峙していた。

型の数で劣る善逸だったが、自身で編み出した漆ノ型「火雷神」で獪岳を打ち破る。

そして、水柱・富岡義勇と行動を共にしていた炭治郎は、上弦の参・猗窩座と再会する。

猗窩座との激しい戦闘の中で父の見取り稽古を思い出した炭治郎は、“透き通る世界”の感覚を開きはじめる。

鬼滅の刃17巻のネタバレ感想・解説

17巻では炭治郎が、かつて無限列車で煉獄を殺した上弦の参・猗窩座(あかざ)と再び戦うことになります。

煉獄は炭治郎に大きな影響を与えたキャラクターだけに、炭治郎vs猗窩座の再戦はぜったいに描いて欲しかった場面です。

さらに1巻で炭治郎と禰豆子の命を救った義勇と共に戦う展開には、作者の吾峠呼さんの心ニクい演出を感じます。

また炭治郎ってどうしてこんなに好感度が高いのかなと思ったんですが、それはきっと炭治郎が常に他人から学んでいるからです。

例えば猗窩座に苦戦する炭治郎は伊之助との会話を思い出したり、過去の父の振る舞いを思い出したりします。
実は16巻で半天狗を倒すときも、善逸から学んだ雷の呼吸を役立てていました。

レナ

他人から素直に学ぶ炭治郎、めっちゃ愛くるしいな

漫画「鬼滅の刃」18巻ネタバレ

鬼滅の刃18巻のあらすじ|決着!炭治郎vs猗窩座

上弦の参・猗窩座は相手の闘気(殺気)を感知することで正確無比な攻撃と回避を可能にしていた。

炭治郎は戦いのなかで闘気0の状態「透き通る世界」を会得し、ついに猗窩座の首を切り落とすことに成功する。

猗窩座もまた戦いのなかで変化を遂げようとしていたが、人間だった頃の記憶が肉体の崩壊をのぞみ絶命する。

一方そのころ、上弦の弐・童磨と戦うカナヲのもとに、伊之助が到着する。
戦いのさなか、伊之助は童磨が自身の母を殺した鬼だったということを知るのだった。

鬼滅の刃18巻のネタバレ感想・解説

炭治郎と義勇に破れた上弦の参・猗窩座ですが、猗窩座の細かい設定には作者・吾峠呼さんの愛を感じます。

例えば、猗窩座が術式展開するときの文様は、猗窩座が人間だった頃に恋した恋雪(こゆき)の髪飾りの模様です。

猗窩座の技名はすべて花火がもとになっているのも、猗窩座と恋雪が花火大会で夫婦になる約束をしたことが背景でしょう。

ケイ

童磨が「猗窩座が何か別の生き物になった気がした」と言ったのは、今後の伏線でしょう。

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