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アニメ映画『コードギアス 復活のルルーシュ』ネタバレ感想・考察|シャムナとルルーシュのギアス対決を解説!ギアスの欠片が続編への布石か

ケイ

コードギアス復活のルルーシュがついに公開。震えながら視聴してきました。

R2の放送終了から10年・・・ついにルルーシュが残した世界のその後が描かれます。

この記事では映画を観た人が作中で疑問に思うであろうことをまとめてみました。

映画を観た方向けのネタバレ記事ですのでご注意ください。

シャムナとルルーシュのギアス対決を解説

©SUNRISE/PROJECT L-GEASS Character Design ©2006-2018 CLAMP・ST

ケイ

C.C.の助けもあり無事復活したルルーシュは、ナナリーを取り戻すためにシャムナに総攻撃をしかけます。しかしシャムナは自分が死ぬと6時間前に時間を巻き戻すギアスを持っており、これにルルーシュは大苦戦します。

最後はシャムナの時間を巻き戻すギアスを攻略したルルーシュですが、この時の二人の戦いはかなり理解が難しいと思います。

私なりに理解したシャムナギアス攻略の流れは以下のようなものです。

・ルルーシュが22通りの作戦を思いつく
・作戦Aを試す→成功する
・シャムナのギアス発動→6時間前に戻る


・ルルーシュが22通りの作戦を思いつく
・作戦Aを試す→失敗(シャムナの先読み)
・作戦Bを試す→成功する
・シャムナのギアス発動→6時間前に戻る


・ルルーシュが22通りの作戦を思いつく
・作戦Aを試す→失敗(シャムナの先読み)
・作戦Bを試す→失敗(シャムナの先読み)
・作戦Cを試す→成功する
・シャムナのギアス発動→6時間前に戻る


・ルルーシュが22通りの作戦を思いつく
・作戦Aを試す→失敗(シャムナの先読み)
・作戦Bを試す→失敗(シャムナの先読み)
・作戦Cを試す→失敗(シャムナの先読み)
・作戦Dを試す→成功
・シャムナのギアス発動→6時間前に戻る

という感じでずっとこれを続けます。

前提条件として記憶がリセットしてもルルーシュは22通りの作戦を思いつくところまでは絶対に行き着きます。(そういう運命なので)

時間が逆行した時にシャムナ以外の全ての人の記憶もリセットされますが、それでもこのルルーシュの作戦には元から様々なギアス能力の可能性や誰がギアスを持っているかなどを検証する内容が含まれているので、記憶のリセット自体は関係ありません。

最後22通りまでの作戦を出し切ったルルーシュですがシャムナの能力の発動条件だけが絞りきれずに賭けに出ます。

その掛けというのが「俺と同じギアス」というブラフです。

このブラフでシャムナが自分の能力の発動条件をうっかり暴露してしまうかがルルーシュにとっての賭けだったわけです。

その掛けは見事に成功しシャムナが「ルルーシュを殺すな!」と部下に命じたことで発覚しました。

アニメ映画『コードギアス3期 復活のルルーシュ』考察!Cの世界の復活と特報に映るゼロのデザインの変化とは

ちょっと「Cの世界」を復習!

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ケイ

次の章の理解のために少しだけCの世界について、シャルルとマリアンヌの野望だった神を殺すことについて復習します。

神を殺すとはどういう意味だったのかというとそれは集合無意識(Cの世界)と現実世界の融合してしまうことでした。

これをシャルルたちはラグナレクの接続とも言っていました。

集合無意識(Cの世界)と人類全ての意識を融合し嘘のない世界を作ろうとしたのがシャルルとマリアンヌの計画です。

そのために必要だったのがCの世界に干渉するための装置である思考エレベーターとアーカーシャの剣(つるぎ)です。

思考エレベーターとアーカーシャの剣の違いは思考エレベーターはCの世界にアクセスするだけの装置で、シャルルがよく佇んでいた神殿のような空間のことです。

アーカーシャの剣は思考エレベーターと2つのコードを使って集合無意識と現実世界の人間の心の壁を全てなくすことができる力です。

集合無意識と人間が融合した世界は嘘のない世界で争いも無いのですが人類は変化も進化も無い永遠の中を、思い出の世界を生きることになります。

これを否定したのがルルーシュとC.C.とスザクです。
ルルーシュはシャルルとの最終対決の時集合無意識にギアス(願い)をかけます。

それは「歩みを止めないでくれ」というギアス(願い)でした。

このギアスによって集合無意識の維持が決定されアーカーシャの剣や思考エレベーターは破壊されます。

結果として人類の意識は統一されず人間は変化したり成長したりできる可能性を残しました。(争いも残った)

つまり集合無意識であるCの世界、それ自体が死んだわけではありません。

破壊されたのはCの世界に干渉するためのシステムである思考エレベーターとアーカーシャの剣、そして過去を求めたシャルルとマリアンヌでした。

シャムナは自分の作った装置で何がしたかった?

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復活のルルーシュに戻りますが、シャムナがしたかったことは何かというとCの世界に干渉することで人類の歴史をリセットし弟や祖国の人たちを救うこと。

しかしCの世界に干渉するための思考エレベーターやアーカーシャの剣は全て破壊されています。

恐らく今回の復活のルルーシュで出た荒野のような空間というのは思考エレベーターがあった神殿の空間なのだと思います。

シャムナは思考エレベーターに変わる別のシステムを構築しようとしますがCの世界への干渉にはコードが必要であることに気がつきます。

しかしコードを持っていたシャルルは死んでおりコードを引き継いだはずのルルーシュもいません。

そこでシャムナは先代のコード所持者であるシャルルの性質を受け継いだであろう娘のナナリーを使ってシステムの完成を目指します。

個人的にはこのナナリー利用の説明もどうなのという気はしますけど…

案の定ナナリーもコード自体を持っていたわけではないので結局この装置も上手くはいかずシャムナはCの世界にはアクセスできなかったようです。

シャムナの叫びは思いを残したという意味か

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ナナリーの魂を救いだすためにシャムナの作ったシステムで荒廃した空間(恐らく思考エレベーターのあったところ)へ潜るルルーシュとC.C.。

そこでC.C.はルルーシュと別行動をとりシャムナに出会います。

この時、現実のシャムナはルルーシュのギアスで永久に眠っていたようにも思いますが、恐らくもう敗北を受け入れ荒廃した空間に魂を移動させたのではないかと思います。

自前で思考エレベータのあった場所へはアクセスしていたシャムナですのでそういうことも可能だったのかなと私は理解しました。

ここでC.C.はシャムナに対し「Cの世界に送ってやろうか?」と提案しますがシャムナは「ここにいれば流れてくる弟シャリオの魂にも出会える」と言ってC.C.の提案を拒否します。

C.C.は「思いを残すなよ」とシャムナに言い残しその場を去ります。

恐らく「思いを残す」とシャルルやマリアンヌと同じように人の魂を拘束する存在になってしまうからです。

しかしC.C.の忠告をよそにシャムナは弟のシャリオが死んだ時あまり成仏したように思えない描写で幕を閉じたようにも思います。(雄叫びと一緒に黒い人の顔)

あの描写は続編のストーリーで思いを残したシャムナが再登場するという伏線なのかもしれません。

ラストの流れ星の意味は?

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最後に映し出された流れ星の意味というのは沢山の魂がCの世界に帰ったということだと思います。

この魂たちはどうして留まっていたのかというと、シャルルとマリアンヌの仕業です。

シャルルとマリアンヌは自分たちの計画であった「人の心の統一」に並々ならぬ執着があったため魂の残滓になってもなお人々の魂を巻き込んで留めるという荒業を成し遂げることができたのです。

しかしこのシャルルたちのねばり?で結果的にはルルーシュの魂やナナリーの魂がCの世界に行かずにすぐに復活することを可能にしたという風に解釈することもできます。

ルルーシュとC.C.はギアスの欠片を探す旅へ

©SUNRISE/PROJECT L-GEASS Character Design ©2006-2018 CLAMP・ST

エンディング後のラストシーンでは、C.C.とルルーシュが映りますがあれは何だったのでしょうか。

恐らくあれは続編への伏線でC.C.とルルーシュはギアス所持者の生き残りを旅をしながら探しているのでしょう。

シャムナのギアスの欠片という言い方をしていましたがギアスの欠片といえば亡国のアキトに出てきたレイラです。

レイラはギアスの欠片によって時間を遡るギアスを発動していました。
恐らく世界にはレイラと同じように潜在的なギアス所持者がいるのでしょう。

C.C.とルルーシュはギアスの欠片を探し出し、所持者がギアスを所持するものとして適格だと思えばそのまま放置し、適格でないと思えば処理するというようなことをしているのかもしれません。

いづれにせよギアスの力は平和を破壊する可能性があるため今後ルルーシュとC.C.は旅をしながらギアスの欠片の処理を行っていくということなんじゃないかと思います。

まだまだコードギアスの物語は終わりそうにないですね。

コードギアスという作品のテーマ

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コードギアスという作品に一貫しているメッセージとは過去の否定です。

例えば地上波で放送した一期と二期ではルルーシュは何度も過去(父親)に苦しめられます。

亡国のアキトという作品でも主人公のアキトは過去にかけられたギアスを乗り越えていきますし、アキトの兄のヒュウガも幼少期のトラウマが克服できずに歪んだギアス(愛するものを殺す)を発動させます。

そして今回の復活のルルーシュでも過去を何度も繰り返すシャムナは最後はルルーシュに敗北しますし、過去にすがることを否定し続けています。

またコードギアスとは社会的な弱者が父なるものを乗り越えることで成長するというピカレスクロマンでもあります。

父なるものとは本当の父親だけでなく広く社会を支配するシステムを指します。
ルルーシュやカレンは体制側に入ることができず、社会的な弱者でしたがそこから反逆を起こしました。

スザクは体制側でしたが、彼も元は使い捨ての軍人です。
日本人からは裏切り者扱い、ブリタニアではイレブンとして差別されるという点では、社会的には圧倒的に弱者でした。

復活のルルーシュでは弱者の成り上がりのようなはっきりした表現はありませんでしたがそれでもルルーシュがアラムの門の前で覚醒するシーンではやはり弱い者が逆転を果たすというお約束が採用されていました。

過去を否定し弱者が成り上がるというのは決して珍しい物語ではありませんが、やはり人の心を動かす普遍的な物語として今でもワークするということなのだと思います。

もしコードギアスの続編があるならば必ずこの普遍のテーマを組み込んでくると思いますし今から楽しみにしたいですね。

考察は以上になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

復活のルルーシュの動画を視聴する方法

2019年12月19日から動画配信サービスでレンタル配信が開始されました。

ケイ

コードギアス復活のルルーシュの動画を無料で見たい人は次の記事が参考になります。