コードギアス反逆のルルーシュの
大ボスといえば
神聖ブリタニア帝国の皇帝
シャルル・ジ・ブリタニアですが、
彼はいったい何がしたかったのでしょうか?
また彼の口から出てくる香ばしい言葉たち
(Cの世界や思考エレベーターなど)
は一体何を意味していたのでしょうか?
前編と後編に分けて徹底解説いたします。
皇帝シャルルの最終目的
まず皇帝シャルルが
一番成し遂げたかったこととは
「嘘のない優しい世界を作ること」です。
シャルルは
皇族たちの覇権争いに嫌気がさし、
人類の心と記憶を
一つに合体させようと計画します。
そうすれば嘘をつき
だましあったり殺しあったりする必要は
無くなるんだと本気で考えていたようです。
あなたと私の間にある
意識の違いを取り除けば、
確かに嘘をつく必要もないので
「嘘のない優しい世界」は完成します。
Cの世界とは
ではどのように
皇帝シャルルは「嘘のない優しい世界」を
作ろうと思ったのか。
そこでキーになってくるのが
Cの世界という言葉です。
Cの世界というのは
作品の中では
「過去も含めた全ての人間の心と記憶の集合」
だと説明されています。
これを別の呼び方で
「集合無意識」や「神」
とも呼んでいます。
この「心と記憶の集合」に
生きているすべての人間の精神も
合体させちゃおう、
そうすれば嘘のない世界ができる、
というのがシャルルの計画です。
思考エレベーターとは
ですが、そう簡単にCの世界(集合無意識もしくは神)
に全ての生きている人間の精神を
合体させることができれば
誰も苦労はしません。
まずはCの世界に
アクセスする必要があります。
そのアクセスに必要な設備が
思考エレベーターです。
シャルルがよくニヤニヤしながら
佇んでいる神殿のような場所が
この思考エレベーターです。
アーカーシャの剣(つるぎ)とは
そして次に
Cの世界に干渉し、
生きている人間すべての精神を
合体させる必要があります。
これをシャルルは
「神を殺す」と表現していました。
ここからは管理人の推測ですが
神を殺すとはつまり、
集合無意識を破壊して
集合意識にしてしまおう、
ということなのだと思います。
人が個々で精神を分けていられるのは、
意識や心が分かれているからです。
(もちろん肉体も別ですが)
これを強制的に合体させてしまうために
集合無意識を破壊する(神を殺す)
必要があった。
そしてこの「神殺し」に必要なのが
アーカーシャの剣と作中で呼ばれているもので、
グルグル回転している
螺旋状(らせんじょう)のネジネジのことなのでしょう。
まとめ
ここで一度、前半のまとめです。
まず皇帝シャルルの最大の目標は
「嘘のない優しい世界」を作ることでした。
そのために、Cの世界を使おうを考えた。
そしてCの世界に干渉するための設備が
思考エレベーターとアーカーシャの剣でした。
後半では、シャルルはどうして
V.V.(ブイツー)を見殺しにしたのか?
などを解説します。
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