この記事ではアニメ「彼方のアストラ」の6話と7話の感想や考察をお送りします。物語もいよいよ折返し地点に入りました。
6話ではこれまでずっと心を閉ざしていたウルガーと、秘密なんか何も無さそうだったルカの真実が明らかになります。
そして7話ではシャルスの過去をメインに話が展開していきます。シャルスは果たして真実を語っているのでしょうか?
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彼方のアストラ 6話ネタバレ感想・考察
6話では惑星アリスペード編が完結。ウルガーとルカの秘密が明らかになります。
彼方のアストラ 6話Aパート:ウルガーの誤解
6話のAパートではウルガーがルカを銃殺しようと試みますが、自身の勘違いに気づき犯行は未遂に終わります。
このゴタゴタでルカは「養子だったこと」そして「男女両方の性的な特徴を持つインターセクシャルだったこと」が判明。
ウルガーはルカを殺せばルカの親である政治家エスポジト氏に復讐できると思ったのですが、親に愛されていなかった為その目論見も不発に終わります。
その上ルカがウルガー自身とよく似た境遇で育ったことなども知り、最後は感情のぶつける先を見失って泣き崩れてしまいます。
彼方のアストラ 6話Bパート;シャルスの正体
6話のBパートでは、津波が一行を襲います。この津波にルカとウルガーがさらわれてしまうのですが、最後はカナタが二人を救出します。
アリスペードでの事件以降、ウルガーはカナタや仲間を信頼するようになります。やっとウルガーが心を開いたようです。
そして6話のラストでは「シャルスは旅の直前に学校に来た転校生だった」というゾクっとするような内容で終幕します。
漫画「彼方のアストラ」全巻(1~5巻)ネタバレ|各巻の見どころとあらすじを紹介・解説彼方のアストラ 7話ネタバレ感想・考察
シャルスの過去が明らかになった7話。一行は惑星イクリスで絶対絶命のピンチを迎えます。
彼方のアストラ 7話Aパート:シャルスの釈明
Aパートではシャルスが転校生だったことを隠していたことが分かりメンバーに緊張が走ります。
緊迫したシーンを冒頭に持ってくることで、視聴者も一気にスイッチが入ります。
明るく屈託のないシャルスが、今まで見せたことのないダークな表情になるのもこの回の見どころ。
シャルスは「自らがビクシア王政地区で育った貴族の子」であること「大切な人を奪った王族とは縁を切ったこと」を明らかにします。
しかしこれは半分は本当で半分は嘘。嘘の中に一部の真実を入れ込むことで嘘に真実味が増すというのはどんな場面でも有効な手法のようです。
メンバーの誤解は無事とけたようですが、シャルスは意味深な発言をしていました。
一つは「死んだセイラはアリエスに似ている」ということ、そして誰もいない自室で「すまないセイラ」と呟く発言です。
これが何の伏線なのか?伏線の回収は10話以降に持ち越されます。
彼方のアストラ 7話Bパート:アストラ号と同じ船を発見
Bパートでは一行が惑星イクリスに到着し、巨大な植物に襲われ船が航行不可能になります。
今までずっと明るかったメンバーですが、絶望にうちひしがれている姿は観ているこっちも切なくなりますね。
思い返せばこの作品の中で、メンバーが絶望するシーンは最初の遭難以外を除いて殆ど描かれていません。
ここまでは常に「何とかなる!」という希望があったからですが、今回は船が壊れたのでもうどうしようもない。
宇宙の彼方で置き去りになった人間はどんなことを思うのでしょう?キトリーのように泣き叫ぶのか。
それともウルガーのようにシニカルに受け入れるのか。好きな人さえいれば荒野のような星でも希望を持てるのか。
宇宙を舞台にしたSF物語では「遭難した人たちの混乱」は一度は描いておかないといけない状況なのかもしれません。
最後はシャルスが岩陰にアストラ号と同じ型の船(アーク六号)を発見し次の展開が開けます。
漫画では船を見つけたところで一話が終わりますが、アニメ7話ではポリーナをみつけたところで終幕でした。
シャルスへの疑い(緊張)→疑惑が晴れる(和み)→イクリスでの危機(緊張)→アーク六号を発見(和み)
という一連の脚本は見事という他なく、時間が経つのを忘れて見入ってしまいました。
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ケイ
◎:最速!土21:30〜配信開始 ◯:配信あり
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