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アニメ『化物語』1-2話「ひたぎクラブ」解説・考察!これから見る人に伝えたい戦場ヶ原ひたぎと阿良々木暦の魅力

(C) 西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト


化物語というアニメを

ご存知だろうか。

 

もし知らなければぜひ

一度見て欲しい。

→【物語シリーズとは⁉︎

 

また知ってるよという人は

この記事をキッカケにNetflixで

再視聴するのも良いだろう。

 

いずれにせよ、この記事では

物語シリーズ好きな管理人が

「化物語」の1-2話に当たる

「ひたぎクラブ」の正しい味わい方を

3つほどお伝えしていきたい。

 

蛇足だが

ひたぎクラブのクラブとは

蟹(かに)のことである。

 

メンヘラヒロインの金字塔「戦場ヶ原ひたぎ」

2009年ごろ、我々は震えた。

 

なんだこのアニメは

と思った方もいただろう。

 

アニメのようでアニメでない。

 

まるで、21世紀の新しい

紙芝居がそこにはあった。

→【物語シリーズの魅力とは⁉︎

 

記念すべき

西尾維新アニメ化プロジェクト

その一発目は「ひたぎクラブ」。

 

ヒロインの

戦場ヶ原ひたぎの物語である。

 

まずこのヒロイン戦場ヶ原が、

我々の予想を圧倒していた。

 

このヒロイン、

めちゃくちゃメンヘラなのである。

 

しかも重度のメンヘラ。

 

ホチキスをクラスメイトの口に

入れちゃうレベルのヘラ具合。

 

しかし可愛いく、

そして頭がいい。

 

可愛いくて頭がいいくせに

メンがヘラっているという

奇跡のようなバランスを、

普通なし得ないバランスを、

この戦場ヶ原ひたぎというキャラは

保っていた。

 

例えば、初めて阿良々木くんと彼女が

教室の前で対峙するシーンは

何度見てもドキドキする。

 

狂気じみているのに

なぜか戦略的なのだ。

 

ここに、

メンヘラヒロインという

新しいジャンルが

誕生したのだった。

 

最強正義マン「阿良々木暦」に学ぶ女の扱い方

主人公、阿良々木暦。

 

この主人公がまた

正義マン中の正義マン。

 

阿良々木暦から

我々童貞が学ぶべきことは一つ。

 

「可愛い女の子が

空から降ってきたら受け止めろ」

である。いや違う。

 

阿良々木暦から

我々が学ぶべきことは

素晴らしい対女性術だ。

 

彼は自分では気がついてはいないが、

普通の高校生男子が

女子にはできない所作を

身につけている。

 

それは「媚びぬ、引かぬ、省みぬ」だ。

 

そう彼は

聖帝サウザーのごとき

鋼のメンタルで、

戦場ヶ原ひたぎに立ち向かっていく。

 

ひたぎだけではない。

同じような手法で他の

女子たちとも仲良くなって行く。

 

童貞の諸君、聞いてくれ。

女子には

「媚びぬ、引かぬ、省みぬ」だ。

忘れないで欲しい。

 

過去を受け入れ前に進む

ひたぎクラブから

発せられるメッセージは何だろう。

 

メッセージなんて特に無い

と言ってしまえば

それまでなのだが。

 

もし仮にそういうものが

あったとして、あえていうなら

それは「過去を受け入れ、前に進め」である。

 

ありきたりなメッセージだが

私にはこれしか思い浮かばない。

 

おもしカニに土下座した

戦場ヶ原ひたぎは

明日の私たちである。

 

昨日あった嫌なことを

いつまでもグチグチ

覚えてろとは言わない。

 

しかし、人生には

目を背けずに

受け入れなければ

前には進めない

ことがたくさんある。

 

「ひたぎクラブ」は

私たちにシンプルだが

いつの時代にも通用する

普遍的なメッセージを

伝えてくれている。

→【物語シリーズの魅力とは⁉︎