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漫画『鬼滅の刃』2巻ネタバレ感想・あらすじ|カタルシスとモノローグ

「鬼滅の刃の1巻を読んだけど2巻の内容が気になる」

「鬼滅の刃の2巻の内容をカンタンに知りたい」

この記事はそんな人に向けて書いています。

こんにちは。
当サイト管理人のケイです。

あなたがこの記事にたどり着いたということは「1巻を読んだけど2巻を買おうかどうか迷っている」ということでしょうか?
もしくは、2巻をすでに読んでいて、何か引っかかる点があったのかもしれません。

この記事では2巻のあらすじを紹介するとともに2巻の感想もお伝えする内容になっています。
『鬼滅の刃』2巻は1巻よりもさらに面白いので、ぜひ2巻も購入して読んでみてください。

この記事があなたの鬼滅ライフの一助となれば幸いです。
それではまいります。

『鬼滅の刃』2巻は何話から何話まで?

『鬼滅の刃』2巻は8話「兄ちゃん」から16話「手毬遊び」までの全9話の構成になっています。

2巻の目次

  • 8話:兄ちゃん
  • 9話:おかえり
  • 10話:人攫い沼
  • 11話:暗示
  • 12話:言えない
  • 13話:お前が
  • 14話:鬼舞辻の癇癪・幻惑の血の香り
  • 15話:医師の見解
  • 16話:手毬遊び

前の巻が1話〜7話までだったことを考えると2巻のほうがボリュームがありますね。

『鬼滅の刃』2巻のあらすじ(ネタバレ)

鬼滅の刃 2 (ジャンプコミックス)

(C)吾峠呼世晴 | 集英社 | 週刊少年ジャンプ

鱗滝に強い恨みをもっていた鬼を倒し、鬼殺隊の最終選別試験をクリアした炭治郎。

はれて鬼殺隊に入隊した炭治郎は、漆黒の日輪刀を手にはじめての任務で異能の鬼を討伐することに成功する。

炭治郎は浅草で鬼の始祖である鬼舞辻無惨と遭遇するが、鬼舞辻は町民を鬼に変え、その混乱に乗じて姿を消す。

鬼になった人を救った炭治郎は、鬼でありながら医者として生きる珠代(たまよ)と愈史郎(ゆしろう)の目にとまる。

「禰豆子を人間に戻すには、鬼舞辻の血、もしくは鬼舞辻に近い十二鬼月の血を調べる必要がある」

珠代と愈史郎の依頼を受け、炭治郎は二人と協力関係をむすぶことを決意するのだった。

『鬼滅の刃』2巻の感想|勝利のカタルシスと悲しみのモノローグ

人は感情を大きく揺さぶられると、それがプラスかマイナスかに関わらず、その対象を追跡したくなるようにできています。
例えば一定数の女性がダメ男にハマるのも、この原理と一緒です。

ダメ男は女性の感情を右に左に振り子のように動かすことだけは得意です。(例えばDV彼氏が急に優しくなったり)
感情の振り子がもたらす刺激は強烈で、女性は次第に理性的な判断ができなくなってきます。

さて、『鬼滅の刃』が他の漫画と異なるのは、この感情の振り子をとても巧みに使っているところです。
それを象徴しているのは、戦いのさなか必ず発生するモノローグ(独白)です。

悪役である鬼や鬼殺隊剣士にそれぞれの歴史や背景をもたせ、それをモノローグとして描きます。

主人公が苦しい戦いに勝利すると、人はカタルシス(感動や興奮)を感じ振り子は大きく右にゆれます。
そしてつぎにモノローグで悲しい場面を描くことで、振り子は左に大きく戻っていきます。

繰り返されるこの一連の演出によって、読者の感情は右に左に大きくゆさぶられます。
感情を巧みに捉えたストーリーテリングによって、読者はますます『鬼滅の刃』にハマっていきます。

(C)吾峠呼世晴 | 集英社 | 週刊少年ジャンプ

そして記念すべき最初のモノローグが登場するのが、2巻の大型の鬼との戦いの直後です。

鱗滝の弟子を執拗にねらう大型の鬼に、ほとんどの読者が大きな嫌悪感を抱くはずです。
読者の嫌悪感が高まったところで、炭治郎の渾身の一撃が炸裂、そして鬼のモノローグへとつながります。

全てが完璧に計算された『鬼滅の刃』の2巻の物語をあなたもぜひ手にとって読んでみてください。

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