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漫画『炎炎ノ消防隊』218話の感想|人間に似たドッペルゲンガーの謎

炎炎ノ消防隊ネタバレ

ケイ

この記事ではマンガ『炎炎ノ消防隊』218話「影の形」の内容をネタバレありで紹介します。

前回の217話にて、森羅はベットで拘束されたまま目を覚ましました。

森羅はアドラで過去の世界を見て、現実世界に戻ってくると3ヶ月の時間が経過していました。

桜備曰く、空白の3ヶ月間の森羅はまるで別人だったそうです。

ただしアーサーだけは森羅が別人だと気づいていた。さすがアーサー。感だけはするどい。

そして森羅がシスターに暴力をふるったという衝撃の事実が明らかになります。どうなる森羅。

炎炎ノ消防隊【218話】のあらすじ

謎の柱の出現後、世界中の人々は混乱し、物の買い占めなどが起きていた。(まるでコロナ禍じゃないか)

森羅が見た夢の世界、過去の世界とは何だったのか?
森羅の視点では、あの世界は人間が暮らしていたが何もかもが違っていた世界だった。(読者視点で読むと現実の東京じゃん!という感想)

「考えも及ばない世界」アドラで見た過去をそのように表現する森羅。
とりあえず何かをアーサーに伝えようと、森羅は過去世界の人間を地面に描くが、画力がなさ過ぎて全く伝わらない。

炎炎ノ消防隊218話ネタバレ

(C)大久保篤 | 講談社 | 週刊少年マガジン

「250年前の大災害を堺に全部の文法が変わった…」冷や汗を流しながら森羅はつぶやく。
森羅は自身の想像していた大災害と、実際に起こりうる大災害に、大きな差を感じていた。

森羅は3ヶ月の間入れ替わっていた人格はどんな人物だったかとアーサーに問う。
それは「訓練校で噂されたお前(親殺しの悪魔)と同じだった」とアーサーは語る。

訓練校時代の森羅は、親を殺して記念に足へ入れ墨を入れたサイコ野郎という評判を持っていた。
それは同級生のやっかみではなく、同級生たちが見た純粋な評価だったようだ。

そして一つの結論にたどり着く。
空白の3ヶ月間の森羅はアドラから来たドッペルゲンガーだったのではないか、という結論に。

炎炎ノ消防隊【218話】の感想|人型ドッペルゲンガーと鬼型ドッペルゲンガー

ほとんど森羅とアーサーの対話で終わった218話ですが、まぁ少し物語の進み方が遅いなという印象です。

アーサーに何度も同じセリフを言わせていますし、森羅に暴力をふるわれたというシスターの話題もあまり深堀りされず次回に持越しです。

とはいえ、ドッペルゲンガーですよ。

今回判明した重要な事実は、森羅のドッペルゲンガーが3ヶ月間の空白を埋めていたことと、付随して明らかになった森羅ドッペルは訓練校時代にも出現していたということ(なお森羅本人の自覚はない)

これまで作中にドッペルゲンガーは4人ほど登場しています。(間違ってたらごめんなさい)

まず一人目は鬼型のコンロのドッペルゲンガー、こいつは浅草でコンロ自身が倒しましたね。

二人目も鬼型のバーンズドッペルゲンガー、こいつはバーンズを突き刺してどこかに消えました。(どこいったのバーンズ)

で三人目(これは本当なのかどうかわかりませんが)天照の中の少女のドッペルゲンガーがアイリスということになっています。

そして四人目が今回分かった森羅のドッペルゲンガーです。

違和感があるのは、バーンズやコンロのドッペルゲンガーは黒い鬼のような焔ビトだったのに対して、森羅と天照のドッペルゲンガー(=アイリス)は、見た目は完全に人間であること。

森羅と天照の共通点がアドラバースト持ちだということなので、そのあたりが人間型ドッペルゲンガーの謎を解明する鍵になっているのかもしれません。

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