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【あらすじ・キャラ紹介】アニメ『波よ聞いてくれ』ネタバレ無しの感想・評判

波よ聞いてくれネタバレ感想

こんにちは、管理人のケイ(@anime5satsu)です。

今回は2020年の春アニメ『波よ聞いてくれ』について、語っていこうと思います。

波よ聞いてくれ
Wave, Listen to me!

本作は月刊アフタヌーンにて2014年から連載されている同名漫画が原作。
作者は『無限の住人』で知られる沙村広明さんです。

今のところ原作の漫画は7巻まで発売中です。
しかし今回は原作のネタバレはしていませんのでご安心ください。

ほぼアニメの重要なネタバレは無しで読むことができますので、作品を視聴していない方も安心して読んで下さい。

それではまいります。

アニメ『波よ聞いてくれ』のあらすじ

札幌のスープカレー店「VOYAGER(ボイジャー)」で働く鼓田ミナレは、50万円を持ち逃げされた失恋トークを飲み屋でたまたま隣席になったラジオ局ディレクター・麻藤に密録されてしまう。

翌日、麻藤は密録していたミナレの演説をラジオ番組で放送。この放送を聞いたミナレは激高しラジオ局へ乗り込むが、麻藤の口車に乗せられてそのままラジオに出演することに・・・

アニメ『波よ聞いてくれ』の評価

ツイッター公式アカのフォロワーは1.6万人(アニメ8話終了時点)で、2020年春アニメの中ではそれほど多いわけではありません。

アニメ評価サイト「あにこれ」さんでの2020年春アニメランキングでは現在12位です。(アニメ8話終了時点)

同ランキングでの1位は『PSYCHO-PASS サイコパス3 FIRST INSPECTOR』で、2位は『かぐや様は告らせたい』でした。

アニメ『波よ聞いてくれ』の登場人物(声優)紹介

鼓田ミナレ(杉山里穂)

お前を許さない

©沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局

スープカレー屋「VOYAGER」で働く本作の主人公(25歳)。素人ながら異常なまでに滑舌がよく頭の回転が早い。

居酒屋で麻藤に披露した失恋話が録音され地方ラジオで勝手に放送されたことをキッカケに、なし崩し的にラジオパーソナリティを務めることになる。

ミナレを演じるのは声優の杉山里穂さんです。『波よ聞いてくれ』は漫画の時点ですでに他に類を見ない素晴らしい作品です。そしてその面白さはアニメ化されても失われていません。

それはなぜか?やはり杉山里穂さんを鼓田ミナレ役に抜擢した功績が大きいと思います。杉山さんの鼓田ミナレ、めっちゃくちゃハマり役なんですよね。

杉山さんは2017年から本格的に活動している声優さんで、失礼ながら最近まで女子生徒Aのようなモブキャラをしていた方です。

声優としてのキャリアは短いにも関わらず彼女のポテンシャルを信じ主役に抜擢したこと、そしてその期待に見事に応えたことがアニメのミナレを生み出したのだと思います。

麻藤兼嗣(藤真秀)

波よ聞いてくれネタバレ感想

©沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局

ミナレが働くことになる地方ラジオ(MRS)のチーフディレクターで、昔はテレビの業界人だったらしく、いい感じに胡散臭いおじさん。

居酒屋で知り合ったミナレに話し手としての才能を見いだし、強引にラジオパーソナリティに担ぎ上げます。

麻藤を演じるのは声優で俳優の藤 真秀(ふじ しんしゅう)さん54歳。

アニメ声優のほか、役者や洋画の吹き替えなどで馴染み深い人も多いかもしれないですね。

007のジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)の声の人、というと分かりやすいでしょうか。

南波瑞穂(石見舞菜香)

波よ聞いてくれネタバレ感想

©沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局

魑魅魍魎うごめく本作で唯一のサンクチュアリみーちゃんこと南波瑞穂。MRSのアシスタントディレクターで、麻藤の部下です。

高校のころからラジオが好きで、放送作家の久連子に想いを寄せています。気立てが良いが、男性と交際経験はありません。そして処女です。

瑞穂を演じるのは石見舞菜香さん(22歳)。声優さんの経歴を見るとだいたい最初は役名の無い通行人とかクラスメートだったりしますが、彼女のキャリアはすごいです。

声優デビューが2017年にも関わらず、デビュー当初からほぼ役名のあるキャラクターの声優を務めているんですよね。

恐らく声優の養成学校時代から優秀で、周囲にその才能と実力を認められていたということなのでしょう。

茅代まどか(大原さやか)

波よ聞いてくれネタバレ感想

©沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局

MRSでトップクラスの人気を誇るラジオ番組「September Blue Moon」のメインパーソナリティ。ミナレのことを「面白い」と評価しているが、同時に嫌ってもいます。

でもアニメ版ではミナレとそれほど大きな関わりは無かったですね。原作の漫画だともっと色々あるのですが・・・気になる方はこちらの記事に書きましたので読んでみて下さい。

声優は大原さやかさん。大原さん自身、本当にラジオのパーソナリティを行っており、その他にもナレーション、CM、声優など幅広く活躍する「the声の仕事のプロ」です。

久連木克三(山路和弘)

波よ聞いてくれネタバレ感想

©沙村広明・講談社/藻岩山ラジオ編成局

藻岩山ラジオ(MRS)の雇われ構成作家で、業界の大ベテラン。本業は官能小説家で、麻藤とは付き合いも長いようです。

声優を務めるのは俳優の山路和弘さん(65歳)。ジェイソン・ステイサムの吹き替え声優としても有名な方ですね。

アニメ『波よ聞いてくれ』のネタバレ感想

それではアニメ『波よ聞いてくれ』の魅力について少し語っていこうと思います。

コンテンツリッチなアニメ

アニメ『波よ聞いてくれ』は声優さんの演技が素晴らしく、表情の細かい動きまでこだわった作画が高い評価を得ています。

もうすこし抽象化して言うなら、この作品はすごく情報量が多い作品であると言えます。特に音の情報。本作は、台詞や効果音などの音の情報が本当に多い。

普通に地上波で一回見ただけでは全ての音は聞きとれないですが、動画配信や録画を繰り返し視聴することで理解することができます。

さらに映像的にも細かい表情を丁寧に作画していて、ここでも情報量が多いです。

例えば1話の冒頭のヒグマと対峙しているシーンミナレの「ございませーん!」のときの口元の動きに注目してみて欲しいですよね。

よく見ると小さく「んっ」となっており(伝われ)芸が細かい。また2話で「うち来ます?」と中原に誘われたミナレの上気した表情も素晴らしい。

豊富な音とストレッチの効いた作画が、原作の持つ無軌道なストーリーを見事にアニメ作品へと昇華させています。

ラジオ業界の細かいネタが勉強になる

ラジオ業界という、あまり知る機会の無い世界を知れるのは、社会見学的な意味で面白いです。

例えば、ラジオ局には年配リスナーからのお便りがまだファックスで来るとか、ラジオ放送は実はすべて生放送ではなく(管理人は全部生だと思っていた!)録音だったりすることなど。

ラジオリスナーはTVとは違って放送に好意的なので、放送している番組がアクシデントで止まってもそれほど大きな問題にはならない、といったぶっちゃけ話も興味深かったです。

もちろんその知識が明日すぐに役立つということは無いですが、普通に生活していたら知りえないラジオの裏話を知れるのは本作を楽しむ大きな理由の一つです。

先行したお仕事アニメの後押しはデカい

本作はこれまでアニメ化不可能と言われてきた作品です。「アニメ化不可能」と言われている作品は、たいていは映像化するのがめんどくさそうなことが多いです。

一番多い「めんどくさそう」は、映像化自体のハードルが高そうということ。制作費が高すぎて資金回収ができなければ、アニメ化の意味がありませんね。

次に「めんどくさそう」なのは、アニメ化しても作品の面白さが伝わりにくそうという時です。

放送コードに抵触しそうで削る場面が多いとか(そういう箇所が作品の面白さの核だったりする)テーマが一般ウケしなさそうな場合、アニメ化の企画がボツになります。

『波よ聞いてくれ』の場合は、恐らく後者の「めんどくさそうな理由」が適用されてきたからこれまでアニメされていなかったのかもしれません。

ただ8話まで放送されたアニメを見ると、そのあたりの諸問題を、声優さんの演技力と脚本の力で上手くカバーしています。

あとは『SHIROBAKO』『ランウェイで笑って』『映像研には手を出すな!』など、近年ヒットしているお仕事ものアニメの存在も、本作の映像化を後押ししていると思います。

普段見ることのない業界や仕事をテーマにした作品が、ちゃんと視聴者の心に届くようになったということですね。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

アニメ版は全12話で最終回でした。アニメ独自のラストも面白かったですね。

最終回については次の記事に書きましたので、よければ読んでみて下さい。

>>アニメ『波よ聞いてくれ』最終回のネタバレ感想|ミナレの決意とラジオの意義

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