こんにちは。当サイト管理人のケイ（@anime5satsu）と申します。
今回はですね『かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』のTVアニメ第2期について語っていこうと思います。
本作はシリーズ累計1000万部を超える大ヒット漫画のアニメ化作品です。
安定した作画とテンポの良い構成で、2020年春アニメの中でも頭一つ抜けた人気を獲得しています。
この前、複数の友人に「2020年春アニメでおすすめは？」とヒアリングをしたんですけど、その中に必ず入ってくるアニメが『かぐや様は告らせたい』だったんですよね。
正直に言えば、管理人はタイトルとビジュアルからおおよその内容を想像して、あまり触手を伸ばさなかった作品でした。
しかし！
- 友人たちが口をそろえておすすめだと言っている
- 今期アニメのなかで3番目に多いTwitterフォロワー数
ということで、私はなにか重要なことを見落としているのかもしれない・・・そう思って先日、重い腰をあげていそいそと1期から『かぐや様は告らせたい』を見はじめました・・・
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・・・
今まで見てなくてごめん！！！
めっちゃ面白いやん『かぐや様は告らせたい』・・・
ということで、現在ただの食べず嫌いだったことを激しく反省しているケイです。
それでは『かぐや様は告らせたい』についてネタバレありの感想をいろいろと語っていきましょう。
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アニメ『かぐや様は告らせたい?』2期までのあらすじ
1期の花火大会をきっかけに親密になってきたかぐやとみゆき。
しかしまだ二人は素直になれず、そこに生徒会の任期満了という試練がやってきます。
生徒会が解散してしまえば、二人は会う口実を無くす…
追い込まれたかぐやはみゆきに「もう一度、生徒会長をやってほしい」と伝えます。
そして、みゆきは再び選挙に出馬することを決意。
圧倒的な支持で再選を果たすと思われたみゆきでしたが、1年生で風紀員の伊井野ミコも生徒会長に名乗りを上げます。
アニメ『かぐや様は告らせたい?』2期の評価
- あにこれ（2020年春アニメランキング）：2位
- Twitter公式アカウントフォロワー数：24.6万人
（※2020年5月31日時点の情報）
アニメ評価サイト「あにこれ」さんでの2020年春アニメランキングでは2位でした。
ちなみに暫定1位はPSYCHO-PASS サイコパス3 FIRST INSPECTORなので、地上波アニメとしては『かぐや様』2期が実質1位ということになりそうです。
Twitterのフォロワー数は24.6万人で、2020年春アニメ公式フォロワー数では3位です。
ちなみに1位は『SAOアリシゼーションWoU』で80万人。
2位は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』で29万人です。
（※2020年5月31日時点の情報です）
アニメ『かぐや様は告らせたい?』2期の登場人物
四宮 かぐや（しのみや かぐや）声 – 古賀葵
©赤坂アカ／集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
本作の主人公でありヒロイン。
四宮グループ財閥の令嬢で頭がよく目的のためなら手段を選ばない。
みゆきのことが好きだがプライドが高すぎるために自分からそんなことは言えない。
みゆきのことになると知能指数が幼稚園児なみになることもしばしば。
かぐやの声を担当する古賀さんは、2015年ごろから活動している27歳の声優さん。
実はかぐや役がアニメ作品で初めて主演を演じる役なんだそうです。
白銀 御行（しろがね みゆき）声 – 古川慎
©赤坂アカ／集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
本作の主人公。
成績優秀な自他共に認めるThe生徒会長。
勉強とアルバイトと生徒会の仕事で多忙を極めており、目つきが絶望的に悪い。
だがかぐやはそこを気に入っている。
声を務めるのは古川慎さん。
2012年ごろから活躍している30歳の声優さんです。
他の作品ではワンパンマンの主人公「サイタマ」あたりが有名でしょうか。
サイタマしかり、会長しかり、心の中で一人ツッコミをいれる時の古川さんの演技って、コメディ系のアニメにちょうど良い温度なんですよね。
藤原 千花（ふじわら ちか）声 – 小原好美
©赤坂アカ／集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
1期の最初から継続して登場している生徒会書記メンバー。
最初こそ巨乳の天然キャラという設定だったが、物語が進むにつれメンバーの中で最も人間的にできている人物だと分かる。
5ヶ国語を話すマルチリンガル。音楽も得意。
千花の声は小原好美さんが担当しています。
最近出演されていた役だと『SAO アリシゼーション WoU』のフィゼル･シンセシス･トゥエニナインあたりが有名でしょうか。
短剣でキリトをぶっ刺した幼女の一人ですね。
石上 優（いしがみ ゆう）声 – 鈴木崚汰
©赤坂アカ／集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
1期の中盤から登場する生徒会の会計。物語的には最初からいたらしいのですが、画面に映ってなかったキャラクター。
陰キャで毒舌ですが「伊井野ミコがバカにされるのを見たくない」と会長に進言するなど、実はけっこう性格の良いやつだったりします。
2期の後半では石上の過去や伊井野との関係が深堀りされて、すごくいい感じのキャラクターになっていきます。（語彙力）
伊井野 ミコ（いいの みこ）声 – 富田美憂
©赤坂アカ／集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
2期から登場する1年生。成績優秀な風紀員。世の中の悪を嫌悪しており、学園を正しい姿にするために生徒会長に立候補します。
周囲から嘲笑の視線を浴び続けたことがトラウマになっており、上手く人前で演説できなくなっていたところを、会長に助けられます。
選挙戦のあとは会長に誘われて生徒会に加わり、2期の後半から活躍します。
アニメ『かぐや様は告らせたい?』2期の感想（ネタバレあり）
『かぐや様は告らせたい』の秀逸なところは、コメディも全力、ラブも全力なところでしょう。
鈴木雅之先生のオープニングが最高
まずなんと言っても1期に引き続き、鈴木雅之先生のオープニングが最高。
オープニングって飛ばしたくなるモノとなんだかんだ見てしまうモノとで分かれると思うんですけど、このオープニングは管理人にとっては完全に後者でした。
ダディダディドゥっていう無意味な擬音に中毒性があるからなのか…これはTwitterでいじられるところまで含めてマーケティングしていると考えざるを得ません。
2期3話の星を見る回はターニングポイント
©赤坂アカ／集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
ラブコメ作品はパターンがある程度同じなので（そして視聴者も無意識にそれを求めているので）ダレてしまうことがあります。
しかし本作は、二人の掛け合いの見せ方を工夫することで、見事にダレを回避しています。例えば2期でダレずに面白さが加速したのは3話の星を見る回です。
星オタクの会長はかぐやを誘って屋上で星を見上げます。かぐやは星には全く興味が無いため、知略を尽くして会長にドキドキするような「恋愛戦術」をしかけます。
本作の基本フォーマットは「こんなことをしたら相手はドキドキするはず」ですが、3話ではその基本フォーマットが完全に瓦解し、かぐやはありえないくらい動揺します。
かぐやが一方的にやられる展開が新しかったですし、観ている視聴者もドキドキするようなターニングポイントになる回だったと思います。
2期5話の性癖の話は笑った
©赤坂アカ／集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
かぐやがみゆきの目つきに興奮するという話も秀逸でした。
生徒会会長の仕事から開放されたみゆきは、睡眠時間を十分に取ることができるようになり、その結果、顔つきや目つきが普通の状態にもどり、かなりのイケメンに変身します。
目つきが戻った会長を見たかぐやは、これまでのようなトキメキを失っていることに気が付き「会長への愛はニセモノなのでは？」と自信を持てない状態になります。
最後は会長がいつも以上に体調が悪そうな顔で登場し、かぐやは興奮して汗をかきながら保健室へと会長を連れていきます。
この展開は完全にエロ漫画のそれなので、思わず声を出して笑ってしまいましたし、目つきを性癖のネタにするというラブコメではあまり見ない展開が秀逸でした。
2期6話の選挙戦はアオハルだった
©赤坂アカ／集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
そして2期6話の生徒会長選挙は、しばらくギャグアニメだったことを忘れさせるアオハルさでしたよね。
トラウマで上手く話せないミコに助け舟を出す会長の姿が素直にかっこいい。
そしてミコが周囲に誤解されてきた物語にもグッときました。
さらにトドメとして自暴自棄になったかぐやのところに会長が来るシーン。
「え、なにこれ、最終回？」と思わず言ってしまうようなドラマティックな回でした。
2期10話は色んな意味で神回
10話まで来るといよいよ御行とかぐやの恋も佳境に入りますが、それでも数分ごとに爆笑しながら見れるのが『かぐや様は告らせたい』の素晴らしいところです。
10話には白銀家の家族関係も深堀りされますし、御行のお父さんがはじめてしっかり登場。かぐやと御行の恋を（しっかり？）サポートしてくれるのも見どころでした。
さらに！10話では石上の株も急上昇していきます。たしかにここまで石上はあまり深堀されて無かったので、石上の過去などが分かってきて作品に厚みが出てきました。
最後に：タイトルの意味
管理人は原作を読んでいません。だからなのかもしれませんが、2期のタイトルって不思議ですよね。
わざわざクエスチョンマーク（？）をつけたり、訂正線で「〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」と否定しているあたりは何かしらクライマックスに関わる意図を感じます。
疑問や否定のマークから想像するに、2期のクライマックスは、「告らせたい」ではなく「告る」、「頭脳戦」ではなく「素直な気持ち」、がテーマになってくるのかもしれません。
果たして本作がどのような結末を迎えるのか、今から最終回が楽しみです。
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