(C) 吉田秋生・小学館/Project BANANA FISH
バナナフィッシュ19話20話では
ゴルツィネによるアッシュ捕縛から
英二たちによる救出、そして
アッシュの反撃までが
怒涛の展開で描かれましたね!
作品的にもこの2話で一気に
最終章に突入したのだと思います。
最後の戦いを前にして
ユエルン、ブランカ、
ゴルツィネ、アッシュと
様々な人の思いが複雑に
交錯してきた感があります。
それでは19話と20話の
感想をまとめて綴っていこうと思います。
19話「氷の宮殿」
拒食症になったアッシュ
19話ではゴルツィネの下で
働くのが嫌すぎて拒食症に
なってしまったアッシュ。
一般的に拒食症になるケース
というのはダイエットのし過ぎや
精神的なストレスが原因だそうです。
拒食症になると
循環器系から消化器系、
筋肉などほとんど全ての
身体組織に悪い影響が出ます。
アッシュが車椅子で
移動していたのもそのためでしょう。
ただ体の不調のわりには
活動的だったりするケースもあるらしく、
アッシュが作中で病気の体で
暴れるころができたのも
そういう理由からなのかもしれません。
ユエルンと契約したブランカの真意
帰国してさよなら
かと思ったブランカ兄ですが、
まさかのユエルンと契約を結びます。
ブランカはかなり教育熱心というか、
裏社会の若者を見捨てておけない
性格のようですね。
この辺りは奥様の死と多少関係は
あるのかもしれませんね。
帰国せずにアメリカに残った
ブランカの真意はおそらく二つ。
一つはマフィアのボスでありながら、
周囲に味方らしい味方のいない
ユエルンに同情したこと。
もう一つはユエルンとアッシュが
ぶつかって共倒れにならないように
上手く二人を導こうと思っていること。
実際、ユエルンと契約したのも、
ユエルンとアッシュを同時に
見守るのに効率が良い
と思ったからでしょう。
20話「征服されざる人々」
20話のタイトルは
一見アッシュたちのことを
言っているように思うのですが、
遠巻きにアメリカ社会で成功した
コルシカ財団(ゴルツィネたち)
のことも表しているのかも
しれないですね。
アメリカはユダヤ社会の国?
バナナフィッシュの20話
パーティのシーンでユエルンが
「コルシカ財団はユダヤ社会に
とって変わろうとしている」
と言っていました。
それはどういう意味かというと、
アメリカという国は実は
表立っては言われませんが
ユダヤ系の血を引く人が
支配階級に多くいます。
例えば最高裁判事や、
政府の高官、大企業の経営者などに
どういうわけか
ユダヤ系の人が多いんです。
例えばグーグルのCEOラリー・ページや、
映画監督のスティーブン・スピルバーグ
などもユダヤ人です。
ユエルンの
「コルシカ財団はユダヤ社会に
とって変わろうとしている」
というのは
そういうアメリカ社会の背景を
くみ取った発言だったんですね。
ラオにショーターの真実を話さなかったシン
【注意】ここからは
最終回の重要なネタバレになります。
20話ではシンの部下のラオが
珍しく登場しました。
このラオ、今まで大して
出てこなかったのに
なんか急に出てきた気がしませんか?
しかも公式サイトを見ると、
しっかり名前も載っています。
実は原作ではこのラオが
最後にアッシュに襲いかかります。
ラオは実は最後まで
アッシュがショーターを
殺害したと思っているんですね。
だから本当は20話で
シンにラオが迫った時
「アッシュがショーターを
殺したのは理由があった」として
その誤解を解いておくべき
だったんですが・・・
これが最終回の布石になっています。
もし原作通りなら、
この誤解はこのまま解けずに
いくということなので・・・
ラオとアッシュが
どのような結末をたどるかは、
アニメの最終回を楽しみにしましょう!
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