(C) 吉田秋生・小学館/Project BANANA FISH
オーサーとの死闘で
重傷を負ったアッシュは
病院に搬送されます。
空港で英二を待っていた
マックスと伊部さんでしたが、
ニュースで事件を知り
英二を探しに向かいます。
ギャング達と一緒に
留置所へ入れられた英二は、
そんな周囲の心配をよそに
アッシュの言葉の意味だけを
必死に考えていたのでした…(女子ですね)
ユエルンが英二を嫌う理由
ユエルンは英二を捕まえました。
そしてアッシュの元に戻ろうとする英二に
「お前に何ができる?」と言い放ち、
むき出しの敵意を向けます。
ユエルンが英二を嫌うのはなぜでしょうか?
人が人を嫌うときの原因の一つに、
願望憎悪(がんぼうぞうお)
というものがあります。
心の中では本当は
羨ましいと思っている存在を
無意識に嫌いになる(否定する)ことで、
自分の心を守るという心理学の用語です。
恐らくユエルンは英二の純粋無垢な精神を
本当は羨んでいるのだと思います。
もしくは、そういう仲間がいるアッシュが
妬ましいのでしょう。
今のところ作品を見ている限り、
仲間との絆や友情を
ユエルンは手に入れることができません。
だからこそ壊したくなるのでしょう。
確かにユエルンは
バナナフィッシュを兄に使い
チャイナタウンを支配し始めたようです。
しかしユエルンは本当は心のどこかで
人間的なつながりを
誰よりも欲しているのだと思います。
→【ユエルンの原作ネタバレ】
アッシュの言葉の意味
「お前に見ていられたくないんだ」
と言って英二を避けるアッシュ。
恐らくアッシュが英二を避けるのは
英二がとても大切な存在になったから。
人間誰しも、大切なものを失うことが
一番辛いといいます。
そしてアッシュはその辛さを
ショーターを失ったことで
誰よりも理解しています。
オーサーとの死闘を終えたアッシュは
病院に搬送され、手術台の上で
不吉な夢をみます。
その夢はショーターと英二が死ぬ夢でした。
自らの死を何とも思っていない
(むしろ歓迎してさえする)
アッシュですが、仲間の死に対しては
とても敏感なんですよね。
新OPはブルエンの「FREEDAM」
第2クールになりオープニングが
ブルーエンカウントの「FREEDAM」になりました。
Blue Encount(ブルーエンカウント)、
通称ブルエンは、
2014年にメジャーデビューした
四人組ロックバンドのこと。
英語の歌詞が、
アメリカを舞台にした
バナナフィッシュの雰囲気と
マッチしていていいですね。
新OPの映像もすごくかっこいいですし
これは後半のクールも期待大です。
ブルエンは銀魂.や鉄血のオルフェンズなど
多数の曲でアニメとタイアップをしているので
その実績が買われたのかもしれません。
ボーカルのタナベさんの高音の歌声が
殺伐としてきた第二クールの雰囲気と
とてもマッチしていていい感じですね。
まとめ
オープニングも新しくなり
物語もついに後半戦に突入した14話。
次回以降はゴルツィネも戻って来そうですし
アッシュにとっては苦難の展開になりそう。
個人的に楽しみにしている
ブランカの登場はあるんでしょうか・・・
15話が待ち遠しいですね!
→【1話 原作との違いは!?】