ケムリクサの最終回から
およそ一週間が経過した4/3の夜
ケムリクサの原作・脚本・監督を努めた
たつき氏のツイッターに12.1話と題された
1分半ほどの動画が投稿された
趣味のアニメ12.1話です #ケムリクサ pic.twitter.com/8Qo3DJLFQP
— たつき/irodori@ケムリクサ (@irodori7) 2019年4月3日
このツイッター動画の内容は
どうやら最終回後の話のようで
最後に大活躍した三姉妹、
りょう、りょく、りくの姿が映る。
3人は赤い根を倒すのに
力を使い果たして消滅した
ようにも思えたが完全には
消えてはいなかったようである。
ツイッター動画の最後には
白衣を着たわかばも登場し
三姉妹に向かって「誰!?」と叫ぶ。
二人のわかばについては
こちらの最終回の記事でも説明している。
興味があれば読んでみてほしい。
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ケムリクサ12.1話のりょくの台詞を考察
12.1話はとても短い動画だが
メガネっ子のりょくが大切な部分を
説明してくれているのだと思う。
特に12.1話でのりょくの
2つの台詞に注目したい。
りょく「この葉は記憶の葉に似ている」
動画の中でりょくは
「この葉は記憶の葉に似ている」
という発言をしている。
「この葉」とは恐らく
「この空間は」という意味である。
つまり三人がいた場所が、
過去にいた記憶の葉の中に
風景が似ているということなのだろう。
(3人はずっと記憶の葉の中に
いたことは明らかになっている)
恐らくツイッター動画の空間は、
白衣を着たわかばが
乗ってきた船が持つ機能の一つで、
ケムリクサになる前の情報を抽出して
保存しておく場所ではないだろうか。
もしそうなら、
保存という機能の特性から
記憶の葉と内部の雰囲気が似ていた
というロジックが成立する。
りょく「抽出の葉と関係あるかも」
りょくは動画内で
「りりの言っていた
抽出の葉と関係があるかも」
とも発言していた。
大ヒントである。
要するにあの空間とは
抽出の葉を生み出す場所、
もしくは抽出の葉そのもの、
なのではないか。
今回の考察では
あの空間は抽出の葉そのもの
という仮定で話を進める。
管理人の推測では抽出の葉とは
ケムリクサを生み出すケムリクサ
なのではないだろうかと思う。
つまりあの空間は様々な情報が
ケムリクサとして抽出され
実態を持つ前の保存庫なのである。
あそこは情報の帰る場所であり
同時に船の外にある情報、
地球の文化遺産などの情報を取り込み
ケムリクサ化する前の状態で
貯めて置く場所でもある。
最終回での赤い根との戦闘後、
三姉妹は水を使い尽くした。
そのためケムリクサとしての
実態を保てなくなり、
抽出の葉の中に戻ったと仮定できる。
まるで枯れてしまった草が
大地に帰るように、三姉妹は
抽出の葉に帰ったということ
なのだと推測できなくはないか。
白衣のわかばは三姉妹を見て「誰?」
動画の最後には
白衣を着たわかばが登場し
りょう、りょく、りくの
三姉妹に向かって
「誰!?」と言っていた。
この台詞から察するに、
やはりアニメ劇中で
ずっと登場していたわかばと
白衣のわかばは別々の存在である
ということが分かる。
もちろん劇中で登場していたわかばは
白衣のわかばのデータを元にした人
なのだろうが、この二人がもはや
別々の存在として独立している
という予想は外れてなさそうだ。
白衣のわかばは赤いケムリクサを
封じ込めるために自らを寝床にして
緑のケムリクサを発動させた。
その時に死んでしまったと思ったが、
コアとなる情報は抽出の葉へと
戻っていたということなのかもしれない。
りょう/りょく/りく/わかば復活の2期はある?
りょう、りょく、りくの三人と
白衣のわかばの四人で
アニメの2期を作るというのも
出来なくはないだろう。
実際、ケムリクサとは何なのか
もきちんと説明されてはいない。
わかばは地球人ではないようだし、
地球の文明の記録とは何か?など
謎は尽きない。
このようにわかば関連の設定を使えば
もっと大きな枠組みで脚本を膨らませる
こともできるかもしれない。
ただその場合、1期のケムリクサ独特の
終末感のある世界観は
大きく変更されるだろう。
個人的には
赤いケムリクサの暴走が
解決されたあとの世界は
描き難いようにも感じる。
もしケムリクサの2期を作るなら
新しい目的や敵キャラの設定が
必要になってくるだろう。
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