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アニメ【天狼 Sirius the Jaeger】5話感想(ネタバレ有り)ミハイルは敵なのか?全てはユーリィを守るため?

ヴァンパイアになったことを示すミハイルの赤い目(5話より引用)

(C) Project SIRIUS/「天狼 Sirius the Jaeger」製作委員会


列車の中で兄ミハイルと再開するユーリィ。

しかしユーリィは迷っていた。

自分に兄を殺すことができるのかどうかを。

 

そんなユーリィの心を見透かしたように

語りかける兄ミハイル。

 

ミハイルの真意は

どこにあるのだろうか。

ミハイルは敵か味方か

ミハイルが敵なのか味方なのか

については考察の余地がある。

 

今回の話では

彼が確実にヴァンパイアになった

ということを赤い目の色で確認できた。

 

そして赤い目は

ユーリィの青い目との

対比を表しているようにも見える。

 

私の予想は

ミハイルはヴァンパイア化はしたものの

本当は一族を滅ぼされたことへの

復讐を誓っているという線である。

→【ミハイルの目的とは

 

しかしそれを個人で達成するのは難しい。

 

そこでまずは

ヴァンパイア化したことをきかっけに

「シリウスの匣(はこ)」の話もエサにして

エフグラフに取り入った

ということではないだろうか。

 

そして虎視眈々と

ヴァンパイア組織の内部から

その壊滅を狙っているという可能性が高い。

ミハイルはユーリィを守っている?

ミハイルは1話で

弟ユーリィを狙撃したとき、

わざと急所を外して殺さないようにした。

(本人のコメント)

 

カーシュナーが作った人型兵器が暴走すると、

暴走を言い訳にして破壊したのもミハイルだ。

 

戦闘力が高いにも関わらず、

カーシュナーからは「たまには牙や爪を使え

と嫌味を言われていた。

 

普段はヴァンパイアたちのためには

本気を出していない

ということなのではないだろうか。

 

また列車の中では、ユーリィに対して

「お前は復讐者の目をしていない

ただの駄々っ子だ」と言い放った。

 

これは弟を想う気持ちから

あえて戦いから遠ざけるような

言葉を口にしたと推測できる。

復讐者の目

ミハイルは列車内で

ユーリィに会ったとき

復讐者の目について話す。

 

ミハイルいわく

復讐者の目というのは

「怒り」と「憎悪」と「悲しみ」と「絶望」

入り混じったものであるという。

 

確かに、ユーリィの青い目には

そういった気配はうかがえない。

 

しかし私は気がついたのだが、

そんな目をしているのは

ミハイル自身ではないだろうか。

 

実際、ミハイルの目は

とても悲しそうな印象がある。

 

そして憎悪しているようにも見える。

 

自分の母親を殺した

ヴァンパイアたち(エフグラフ)と

一緒にいるというのは

想像を絶する怒りと憎悪を生むであろう。

 

しかしミハイルは

一時の怒りを心の奥底に隠し、

確実に復讐できる瞬間を

伺っているのではないだろうか。

 

その決意の大きさは

ユーリィの決意とは比べ物にならない

孤独であることは想像できる。

まとめ

一見すると

見誤ってしまうミハイルの言動だが、

注意深く観察すると

それは弟ユーリィを

守っているようにも思える。

 

またその目は

一族の復讐を果たすための

孤独な戦いを受け入れたようにも

見えなくはないだろうか。

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