Ⓒ円谷プロ Ⓒ2018 TRIGGER・雨宮哲／「GRIDMAN」製作委員会
あらすじ
怪獣の災害から一夜明けた翌日、
裕太たちが学校に行ってみると
壊されたはずの学校が
完全に修復されていました。
またおかしなことに、
災害で死亡したクラスメイトは
最初からいないことになっており、
人々の記憶まで修正されていることに
三人は気がつきます。
謎を探るため、
放課後グリッドマンの元へ
再び訪れる裕太たちでしたが
グリッドマンは使命を果たせ
と語りかけるだけ。
そこにサムライ・キャリバーという
謎の男が現れて・・・
新条アカネが怪獣を作る理由は
新条アカネはクラスでの思い出を
修正したくて（あるいは消したくて）
怪獣を作っているというのが私の推測です。
オープニングにそのヒントがありました。
オープニングの冒頭には
クラスの記念写真のようなカットが
一瞬だけ登場するシーンがあります。
（クラスで何かの表彰を受けた記念の写真か？）
Ⓒ円谷プロ Ⓒ2018 TRIGGER・雨宮哲／「GRIDMAN」製作委員会
このカット、パッとみた感じでは
新条アカネらしき人物は
映っていないんです。
主人公の響裕太や広瀬将、
ヒロインの六花や
その取り巻きの女子たちが
しっかり映っているにも関わらず。
しかし、よーーくみると、
もしかしてこれが新条アカネでは？
という人物が、写真の真ん中、
六花の右斜め上のあたりにいます。
このすごく根暗そうな女の子は
メガネをかけているので
いまのクラスにいる
アカネとは全然違います。
ここから導き出した推測は
新条アカネはもともと、
クラスの中で冴えない根暗キャラ
だったのではないかという推測。
アカネはその忌わしい過去を修正したくて
怪獣を使った災害と記憶の修正を
おこしているのだとすれば動機は十分です。
アレクシス・ケリヴの正体
新条アカネのコンピューターの中にいる
アレクシス・ケリヴの正体は、一見すると
コンピューターウイルスのように見えます。
（名称は公式サイトより判明）
原作の特撮「電光超人グリッドマン」でも
1993年（25年前）という時代背景もあり、
コンピューターウイルスという概念が
まだまだ斬新な設定だったようです。
しかし2018年に見るアニメとして
敵がただのコンピューターウイルスというのは
あまり斬新ではないような気がします。
ただのコンピューターウイルス
でないとするとヒントは2話での
グリッドマンの発言にあったように思います。
2話でグリッドマンは自身を
「実体の無いエネルギーにすぎない」
と語っていました。
そして実体化のために、
響裕太の肉体が必要なようです。
とするとアレクシス・ケリヴも
実体の無いエネルギーの塊であり、
新条アカネの作った怪獣人形を媒体にして
現実世界に干渉することができる
ということなのかもしれません。
またアレクシス・ケリヴと
アカネの会話を聞いていると
子供相手に馬鹿にしているような
喋り方ではないでしょうか？
アカネはただの使える駒として利用し
何か隠された目的があるように思えます。
すると最後はアカネの体を使い
自分が実体化するのが
目的なのかもしれません。
あとこれは全く物語と関係ないのですが
アレクシス・ケリヴ、めっちゃ
エヴァンゲリオンに似てません？！
天元突破グレンラガンを彷彿とさせるOP
2話にして公開になった
「SSSS.GRIDMAN」のオープニングですが
めちゃくちゃかっこよかったですね。
アニメのオープニングが大好きな私としては
スルーできない神オープニングでした。
オープニングは疾走感が
すごく大事だと思うんですが
グリッドマンのオープニングも
曲と作画がマッチして
独特の中毒性が発生しています。
また新体操の選手のように
躍動するグリッドマンの動き、
そして回転するドリルの動き、
この既視感は・・・
完全に天元突破グレンラガン
を思い出させます。
1話の感想でも触れましたが、
アニメ制作会社のトリガーさんは
間違いなくガイナックスの血を引いています。
視聴者としては色んな楽しみ方ができる
素晴らしいアニメですね。
蛇足ですが、音楽のご担当は
鷺巣詩朗（さぎすしろう）大先生。
素晴らしいOPにも納得しました。
まとめ
今回は新条アカネが心に抱える闇、
アレクシス・ケリヴの正体、
などについて考察してみました。
2話にして怪獣人形の創作者が
新条アカネであると判明したので
今後はグリッドマンとは何なのか？
が焦点になってきそうですね。
3話の放送も楽しみに待ちたいと思います！
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