© 色づく世界の明日から製作委員会
このアニメを観ているとき、ずっと鳥肌が立っているんですけど、私は病気にでもなったのでしょうか?笑
こんにちは、管理人です。
4話では琥珀がイギリスから帰国したことで、ストーリーが一段と彩り豊かになりましたね。
琥珀の高校生離れしたコミュニケーション能力もあって、写真美術部がますます活気づく中、葵は少し浮かない表情が多かったように思います。
今回は葵の心の様子と琥珀のコミュ力の高さについて考察してみました。
葵はどうして瞳美を名前で呼ばなかったのか?
「小学生みたい」と琥珀にも言われていた葵ですが、葵はどうして瞳美を下の名前で呼ばなかったのでしょうか?
理由は二つあって、一つはプライドが高いこと、もう一つは瞳美を女の子として意識することからの逃避だと思います。
葵のプライドの高さは、あのスカした感じからわかるとは思うのですが(笑)つまり失敗することを恐れているんでしょう。
本当は絵が好きなくせに進路を美術系にしていないのは失敗が怖いからです。それも結局はプライドの高さから来るもの。
また葵はあんな風にスカしていますが、瞳美を女性として意識することからなるべく距離をおきたいんでしょう。
なぜか?ここからは少し飛躍した考察ですが、葵は大切な物が無くなることを恐れているのだと思います。
例えば、それは父親がいないことと関係しているかもしれません。
また現実の問題として絵(=大切な物)を継続していくことが難しい(経済的に)こととも関係しているのかもしれません。
葵はだんだん瞳美の魅力に気が付いて来たのですが、経験上、大切な物を失うのが怖いのです。
そういう人間が次にする定番の行動は、大切な物を極力作らないようにすることです。
その証拠に葵は琥珀に「瞳美はいつか未来に帰るの?」と聞いていました。
このあたりのセリフからも目の前から無くなってしまうモノに対する恐れ、があるように感じます。
琥珀のコミュ力の高さがストーリーを盛り上げる
イギリスから帰国した琥珀ですが、ものすごくコミュ力が高いということが判明しました。
分かりやすい場面はクラスメート達にお土産を配ったり、みんなを喜ばせるために魔法を使ったりするところですね。
4話だけで、琥珀は人の懐に入るのが上手いということが、細かく描かれていましたよね。
また、琥珀が周りの人間をよく見ている様子が、細かく描かれていたところも印象深かったです。
例えば、部活メンバーとの喫茶店でのシーンは、きちんと目線の送り方で、周りの人間を見ていることが分かりました。
夜の撮影会ではグランドに行った千草と胡桃を見て、二人がいい感じなのを察し、帰り道では葵にさっとアドヴァイスを送っていました。
大きめの声で瞳美を「孫」と呼んだのも偶然ではなく、瞳美の成長を促すためのような気がします。
琥珀が潤滑油のような役目を果たしストーリーを豊かにしていますよね。
瞳美が告白でまた一つ成長
コミュニケーション能力の高い琥珀おばあちゃんに後押しされて、瞳美は未来から来たことを部活メンバーに告白しました。
人に何かを打ち明けるというのは、今のクローズマインドな瞳美にとってはすごく成長する要素でしょう。
こうやっていろんな人と感情を交換する(=色を取り戻す)というのがこの物語のテーマだと思います。
実際、感情の揺れ動きを経験したあとに瞳美の魔法は進化していっているように思います。
もちろん感情の交換には痛みも伴いますので、そのあたりが今後の見所でしょう。
予想としては、何か感情が爆発する事件が起きる、というのがアニメ的にも必要な要素でしょうか。
例えば、恋愛とか何かの事件に巻き込まれるとか・・・
さいごに
次回予告では胡桃が「魔法使いも喧嘩の理由は同じ」と言っていましたね。
そして瞳美の「できないよ私」というセリフ。
これは・・・5話は瞳美と琥珀が喧嘩するような展開なのでしょうか?
「喧嘩する」というのもまた感情の大きな揺れですね。
もしそうであれば、瞳美の成長にはまた一つ大きなプラスにはなりそうです。
5話の放送が今から楽しみですね!
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