© 色づく世界の明日から製作委員会
相変わらずの美しい作画に惚れ惚れする管理人です。
さて、7話では「金色のサカナ」がメインテーマでした。
金色のサカナは何を意味しているのか?
死んでいた金色のサカナの復活はどういう意味なのか?
今回も考察のポイントを確認していきましょう。
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金色のサカナが象徴するもの
唯翔は、幼い頃に「金色のサカナの絵」で周囲に認められて、絵を描く事の楽しさに目覚めました。
「金色のサカナ」は唯翔にとっては絵を描くことが楽しかった時の象徴だったのでしょう。
そう考えれば、瞳美が唯翔の絵の中で見たものもなんとなく理解できます。
恐らく死んだ大きな金色のサカナは、唯翔が絵を描くことの意味を見失っていることを表しています。
そして金色のサカナを網で必死に捕まえようとしていたのは唯翔自身です。
これは、唯翔がまだ絵を諦めていない、自分の才能を諦めていない、ということではないかと思います。
金色のサカナの復活が意味するもの
今回、唯翔が「絵を描くから!」と瞳美に宣言すると、金色のサカナが復活しましたよね。
これは、唯翔が新たに絵を書くモチベーションを手に入れたということなのかと思います。
象徴的なのは、死んだサカナの周りが色をぐんぐんと取り戻していったところ。
このアニメでは色というのは感情(心)のことなんだと思います。
また、唯翔の「絵を書くから!」宣言を受けた瞳美も色が見えるようになりました。
まさに、心を揺さぶられ、凍っていた感情が戻った=色が戻った、ということではないでしょうか。
この辺りは2話でも象徴的に描かれていたように思います。
金色のサカナは瞳美の無自覚の魔法か?
私の予想ですが、金色のサカナが瞳美に色を見せているわけではないと思います。
因果関係はむしろ逆です。
恐らく金色のサカナは、瞳美が魔法を使うと勝手に出てくるただの「サイン」か「象徴」。
これまでも瞳美は、プールの上を浮遊したりなど、何度か無自覚に魔法を使ってきました。
よってバスと併走したりする大きな金色のサカナも、瞳美が魔法を無自覚使っているサイン。
魔法の内容は色が見えるようになる魔法です。
恐らく瞳美の魔法は、人の感情(がこもったもの)に呼応するのでしょう。
例えば、琥珀が帰国した回でも、琥珀がアルバムに挟んでいた絵に呼応して機関車を出していました。
金色のサカナは、唯翔の絵(感情)に呼応しているのだと思います。
山吹将は何を言いかけたのか
今回少し気になった将と瞳美のシーンに触れておきます。
将は唯翔が幼い頃に受賞した「金色のサカナ」の絵を見せるために、瞳美と公園で二人っきりになります。
絵を確認できた瞳美はその場を立ち去ろうとしますが、ここで将が何かを言いかけました。
将は何を言いかけたのか・・・
「瞳美は唯翔のことが気になるの?」
とかそういうセリフを飲み込んだような気もするんですが、それにしては表情がまともというか、冷静なんですよね。
私は将も瞳美のことを好きになるのだと思っていました。
でももしかすると、将はただただ面倒見が良いだけ、という可能性も出て来たように思います。w
グラバー園
今回「写真美術部」が撮影場所に選んで訪問したのは、長崎県にあるグラバー園という実在するスポットです。
ちらっとホームページを覗いでみたんですが、アニメでの再現度の高さにびっくりしました。笑
ウェブサイトは「長崎 グラバー園」で検索するとすぐに出てきます。
この中のレトロ写真館に行くと、アニメの中と同じようなコスプレができるっぽいですね。
うん、再現度高め。w
6話感想まとめ
まさか「ハリネズミのジレンマ」の話が出てくるとは、碇シンジくんを思い出しました。(年代)
「くっついたり離れたりしながら自分たちの距離感を掴んで大人になってく」はアニメの不変のテーマですね。
次回は7話、予告の様子だと、そろそろ胡桃(くるみ)と千草(ちぐさ)にハイライトが当たるのかな?
次回の放送も楽しみですね!
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