この記事ではキャロル&チューズデイ5話の感想と考察についてお伝えします。
内容には放送後のネタバレ内容や感想を含みますので、まだ視聴していない方はご注意下さい。
キャロル&チューズデイは各話毎に感想記事を書いています。よければ下の記事一覧リンクからご笑覧下さい。
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キャロル&チューズデイ 5話のあらすじ
対照的な二組の売り込み
アーティガンへの売り込みもAIによるMV制作も失敗に終わったキャロルとチューズデイ。
5話ではガスとロディが旧友に会い泥臭くキャロル&チューズデイを売り込みにいく様子が描かれます。
ガスは旧友で火星最大のフェスであるサイドニアフェスを仕切っている名物オーガナイザー、ヘフナーの元をアポなしで訪れますが、会社の社長になったヘフナーは保守的になってしまいガスの話に聞く耳を持ってくれません。
一方ロディは足が遠のいていた旧知のライブハウスに出向き女性オーナーのベスと交渉します。
ベスは最初は嫌がっていたもののロディの「恥ずかしい説得」が功を奏し、キャロル&チューズデイに1曲だけ前座での出演を許可します。
・・・・・・
一方その頃アンジェラとタオはヘッジファンド会社インターギャラクティックに向かい、ヘッジファンドの帝王シュバルツに1200万の出資を打診します。
アカペラによるパフォーマンスで爽やかな歌声を披露するアンジェラ。
アンジェラの歌に「かつてないほど爽やかな朝だ」と言い放ったシュバルツはアンジェラに1200万円への出資を許可してくれますが、これはアンジェラへの出資だったのかタオへの出資だったのか?
5話ではシュバルツとタオの関係は謎に隠されたままです。
初ライヴと兄スペンサー
初ライブ当日。緊張しまくるチューズデイに紅をさし「大丈夫、私達最高にいけてるよ」と励ますキャロル。
ステージに立つとお客さんは10人程度しかおらず、誰もキャロル&チューズデイに興味持っていない様子です。
しかし曲が始まると様子は一変し、次第に二人の曲に聴き入っていく観客たち。曲は「Someday I’ll Find Way Home」。
チューズデイの兄スペンサーはチューズデイ捜索の途中で偶然に二人のライブに遭遇。
妹の演奏を聴いた兄スペンサーは二人の演奏から何かを感じとり静かにライブハウスを後にするのでした。
ケイ
キャロル&チューズデイ 5話の感想・考察
アンジェラ&タオとキャロル&チューズデイの対比
5話ではアンジェラ&タオとキャロル&チューズデイの対比の構造が特徴的でした。
例えば両アーティストのマーケティング方法が象徴的でキャロル&チューズデイのプロデューサーであるガスとロディは泥臭く人情に訴える方法を取っていました。
この方法でガスは失敗しますが、ロディはなんとかベスの承諾を取り付けます。
一方でアンジェラ&タオはヘッジファンドの帝王に出資を申し込む、というなんとも効率的で洗練された方法を取ります。
最初のファンの二人(ガスとロディ)が泥臭く営業しているのに対して、もう一方はビジネスとして効率よく運営されていく様子が印象的です。
また5話ではキャロルがチューズデイに口紅を塗るシーンがありました。これは2話でアンジェラが口紅をさしてもらっているシーンとも似ています。
決定的な違いはアンジェラに口紅をさしているのは美術スタッフか何かのビジネス的な関係の人間で、チューズデイに口紅をさしているのはキャロルという友人だということ。
環境には恵まれているが精神的には孤独な歌い手と、今はまだ名もなき一般人の歌い手といえばマクロスFのシェリル・ノームとランカ・リーを思い出します。
マクロスFでは最終的にシェリル・ノームの圧倒的な才能とランカ・リーの豊かな共感力がシンクロし、二人は手を取り合っていくわけですが…キャロル&チューズデイでも2つのチームがどのように影響し合うのか楽しみです。
シュバルツとタオの会話・置き去りになるアンジェラ
5話ではヘッジファンドの帝王シュバルツの元へアンジェラとタオが出向きアカペラを披露します。
最終的に二人は1200万の出資を獲得するわけですが、この時の会話は以下のようなものでした。
シュバルツ「目を開けて夢を見ろそこに市場はある。」
タオ「ミスターシュバルツは今」
シュバルツ「かつてないほど爽やかな朝だ」
アンジェラ「え?」
シュバルツ「いいだろう1200万くらいくれてやる。タオ私はお前を信じているからな」
この会話、なんとなく意味は分かるのですがとても抽象的な話をしています。
アンジェラが「え?」と言いますがそれも無視。二人から完全に置き去りにされています。
恐らくシュバルツもタオも、本当の意味ではアンジェラを見てはいないのです。
この会話にアンジェラが全く絡みがないのがその印象を強めています。
アンジェラの歌が初登場!想像より爽やかな曲
第5話『Every Breath You Take』音楽シーン
♪Move Mountain/ANGELA(Vo.Alisa)
作詞・作曲・編曲:Lido
♪Someday I’ll Find My Way Home/キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann)
作詞・作曲・編曲:Benny Sings #キャロチュー #CandT pic.twitter.com/1EvdOaj7IR— TVアニメ「キャロル&チューズデイ」(公式) (@carole_tuesday) 2019年5月8日
アカペラなのでなんともいえないのですが、想像していたよりも爽やかな曲だなという感想です。
もっとノリの良いエレクトロな曲が来るのかと思ってましたけど、いい意味で裏切られました。
アンジェラの歌パートはAlisa(アリサ)さんというシンガーソングライターで、日本のメディアにはまだあまり露出していないようです。
Alisa(アリサ)さんのTwitterアカウントのフォロワーも19年5月時点では500人ほどしかいません。
Alisa (アリサ) 1998年9月28日英国生まれ。メルボルン大学の現役大学生。2017年、映画監督堤幸彦氏との出会いにより「SPECサーガ完結篇『SICK’S 恕乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」の主題歌に作詞・作曲そして自演の「walls」が抜擢。現在CS Kids Station「ABCブロッコリ!」にてレギュラー出演中。(引用:キャロル&チューズデイ公式サイト)
ちなみにドラマSPECサーガ完結編のタイアップ曲にもなっているAlisa(アリサ)さんの「walls」という曲はこちらです。
キャロル&チューズデイの公式Twitterには歌パートのレコーディングを終えたアリサさんのコメントが載っていました。
「たくさんの曲を〜」と動画内で言っているあたり、まだまだアンジェラの曲は登場しそうです。
第5話で歌声が流れるキャラクター・アンジェラ。WキャストでボーカルをつとめるAlisaからレコーディング後のコメントが到着🎵🎤#キャロチュー #CandT #Alisa #アンジェラ pic.twitter.com/5Oo5Km1pRg
— TVアニメ「キャロル&チューズデイ」(公式) (@carole_tuesday) 2019年5月9日
The Police「Every Breath You Take」の意味とは
5話のタイトルはEvery Breath You Takeはイギリスのロックバンド、ポリスが1983年にリリースした楽曲です。
この曲は当初、恋愛の曲だと思われたのですが、作詞・作曲をしたスティングはのちに「嫉妬と監視社会がテーマ」と説明しました。
どうしてこの曲が5話のテーマなのか、管理人なりに考えたのですが、恐らくこの曲の当初の解釈である「愛から来る眼差し」とスティングの説明通りの「悪意のある監視」がどちらも5話には含まれていたからではないでしょうか。
例えば「愛から来る眼差し」とは「緊張しているチューズデイに大丈夫だよと声をかけるキャロル」や「チューズデイを見る兄スペンサーの眼差し」です。
一方で「悪意のある監視」とは「お互いの過去を隠れて調べていたタオとアンジェラの母親」のことだと推測できます。
ますます面白くなってきたキャロル&チューズデイの6話が楽しみですね!
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