楽しげにウィラード教授の過去を話しだすカーシュナー(7話より引用)
(C) Project SIRIUS/「天狼 Sirius the Jaeger」製作委員会
カーシュナーとミハイルの
二人に囲まれたユーリィと
手負いのフィリップ。
まさか絶体絶命のピンチを
伊庭の陸軍が救ってくれるとは
思ってもいませんでした。
兄ミハイルとの
一騎打ちになったユーリィは
またも重要な事実を
聞かされます。
それはシリウスの匣を
持っていったのは
父アレクセイだったということ。
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ミハイルは味方なのか問題
思わせぶりな発言で
視聴者とユーリィの心を
揺さぶってくる兄ミハイル。
しかし今回の話で確信したのですが、
ミハイルはヴァンパイアの仲間のふりをして、
本当はヴァンパイアに復讐しようと
している可能性がとても高そうだ。
なぜならユーリィをスルーして
消えたことはどう考えても
ヴァンパイア側へのデメリット。
またミハイルは
狩人のフィリップを
殺そうと思えばいつでも殺せたのに
生かしておいたこと。
ユーリィに
「お前は甘い。お前に復讐は無理」
とまたも弟を危険な場所から
遠ざけようとしていたこと。
これらは
「お前には復讐は無理だけど
俺がやるから大丈夫」
ということとしか考えられない。
ミハイルの2つの助言
ユーリィと戦いながらも
色々と重要なことを教えてくれるミハイル。
今回もさらっと言ってましたが、
とても重要なことを言っています。
まず一つは
「シリウスの匣を持って行ったのは父アレクセイ」
だということ。
やっぱりそうだったか
という感じですが。
→【3話の考察当たり】
またもう一つは
「シリウス族しかできないことをお前(ユーリィ)がやれ」
というメッセージ。
もうこれは、匣の発見と
ヴァンパイアの殲滅は俺がやる、
だから残ったお前は匣を守ってくれ、
という風にしか聞こえない。笑
ウィラード教授の過去
今回重要な事実が一つ判明しました。
それはユーリィの故郷、
ドッグヴィルの場所を探し当て
ヴァンパイアに伝えたのは
ウィラード教授だったということ。
確かに、過去回想のとき、
エフグラフが「人間!」と言っていたので、
人間の何者かがそこにいたんだろうと
推測はしていたんですが、
それは教授だったんですね。
ただ教授は、その時は純粋に
シリウスの匣について知りたかっただけで、
シリウス族を皆殺しにして
匣を奪うヴァンパイアの計画は
知らなかったようです。
惨劇を起こしてしまったことを悔やむ教授は
ユーリィを拾って育てたということでした。
8話以降の展開は
7話で一つの節目が
終わった感じがあります。
まずユーリィは
前回結構悩んでいましたが、
進む道を見定めたようです。
それはシリウスの匣を見つけそれを守ること。
これができるのは
シリウスの血を引く
自分だけだと
兄の言葉を得て確信したようです。
8話以降は
5つの陣営が
シリウスの匣を巡って
戦いを繰り広げそうです。
- 樺太に一人向かったユーリィ
- エフグラフとミハイル陣営
- ロンドンに戻ったウィラード部隊
- 樺太に向かう伊庭(日本軍)
- 父アレクセイ(樺太?)
それにしてもカーシュナーは
随分あっさり退場してしまいました。
あれだけ慕っていたエフグラフにも
そんなに必要とされていなかったようです。
(かわいそう)
エフグラフが一番必要なのは
元シリウス族のミハイルなのでしょう。
きっと匣の発見に
重要な役割を果たすのだと思います。
もしくは、匣の所有者とおぼしき
父親を説得する材料として
ミハイルを利用しようと
考えているのかもしれません。
8話以降の展開に期待しましょう。