20日分の食料と水を手に入れるため、最初の惑星「ヴィラヴァース」に到着したカナタたち。
特殊な生態系の動植物たちに翻弄されながらも、メンバーは生き残るため次第にサバイバル生活に順応していきます。
十分な食料と水がヴィラヴァースで確保できそう…そんなことがわかった矢先、再び謎の光の球体が現れメンバーを襲います。
ケイ
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アニメ「彼方のアストラ」2話ネタバレ感想・解説
最初の惑星「ヴィラヴァース」
マンガ「彼方のアストラ」でいえば1巻の3話から7話までの内容を描いたアニメ2話「WILDERNESS」。
因みにWildernessの意味は「荒野、原野」といった意味で、ヴィラヴァースの自然の様子を表現しているのでしょう。
実際マンガで描かれた絵だけのヴィラヴァースと違い、動画のアニメーションになってくると異星の不気味さが増しますね。
アニメ2話ではトランポリンの木の上でまったりする一行の様子が丁寧に描かれていて、その後の展開との緩急もあり見応えがありました。
ヴィラヴァースの意味はサバイバルのアナグラム
漫画に登場するヴィラヴァースの正式な表記はPlanet Vilavursです。
このVilavursは一説にはSurvival(サバイバル)のアナグラムだと言われています。
確かにVilavursの語順を変えると、Survivalとなります。
サバイバル生活を開始した最初の惑星ということで、物語のメタファーとなっているのかもしれません。
アニメ「彼方のアストラ」2話の伏線・考察
アリエスのオッドアイ
よーく見ないと分かりませんが、実はアリエスは左右の目の色が違います。
実際、公式サイトの説明をよく読むとアリエスの目の色はオッドアイであるという記述があります。
アリエスのオッドアイはとても重要な伏線で、今後登場するキャラクターの誰かとの繋がりを示しています。
アリエスの完全記憶能力
アリエスには一度見たものを完全に記憶する能力があります。
リアリティ重視のSF系である本作において唯一と言ってもいい特殊な能力ですよね。
なぜアリエスにこんな能力あるのか?どう考えても遺伝的な何かがあるとしか思えません。
つまりこの能力は誰かとの何か繋がり(同じ能力を持っている人物)を示しています。
再び出現した光の珠
2話では再びカナタたちを襲った光の珠が出現します。
この展開はもう光の珠はカナタたちの中の誰かが出していると考えるのが妥当ですね。
そしてカナタたちが襲われた時の展開をよーーーく考えると不自然な点があります。
- 光の珠はどうして途中で消えたのか?
実はこの点が、最終回に向けてのポイントになってきます。
通信機の切断
アニメ2話のCパートでは「通信機が切断されていた」というザックの衝撃の報告がありました。
意図的に壊された通信機が示すのは「刺客も一定の地点までは一緒に旅を続ける」という表明でもあります。
もし全員を抹殺するなら通信機を壊すのではなく、光速移動のための装置を破壊したほうが効率が良いですからね。
刺客はどうして途中まで一緒に旅を続けることにしたのか?その理由を考えるとさらに物語を楽しめます。
アニメ「彼方のアストラ」2話でカットされた漫画のシーン
アニメの2話はマンガ1巻の3話から7話(1巻ラスト)までの内容でしたが、マンガにあったいくつかのシーンがカットされています。
可食性テストの詳細
アニメではヴィラヴァースの食材を気合いで食べれるかどうか調べたりしていました。
しかしマンガではカナタが持ち前のサバイバル知識で可食性のテストを説明するくだりがあります。
マンガでも結局この方法は採用されず、ザックが作った可食性判定マシーンが大活躍するのでカットされたのでしょう。
通信機切断を伝える順番
アニメ2話のCパートではザックが「お前だけに言う」と言って通信機の故障を伝えていましたが、漫画ではザックが最初にこのことを漏らすのはフニシアです。
微妙な違いなので単純にカットしただけかもしれませんが、今後のアニメでの伏線の回収の仕方に微妙な違いが出てくるかもしれません。