アッシュの仲間を説得するシン（9話より引用）
(C) 吉田秋生・小学館／Project BANANA FISH
9話にて、アッシュは
バナナフィッシュに
犯されてしまったショーターを
自らの手で撃ち殺すしかなかった。
→【9話の感想・考察】
しかし地獄はまだ終わっていない。
アッシュたちはいぜんとして
ゴルツィネに拘束されたままだ。
ここからアッシュたちの
逆転はあるのだろうか？
10話を予想してみたい。
シンがアッシュたちの脱走に協力？
次回の予想をしてみたい。
絶体絶命のアッシュたちだが、
すぐに殺されたりはしないのだろう。
恐らく救出のキーマンは
9話で初登場したシン・スウ・リンと
ラオ・イェン・タイ。
彼らがショーターの代わりとして
チャイナタウンの仲間を
統率する場面は9話に登場した。
よって彼らが
旧アッシュのギャング仲間を率いて、
アッシュたちの救出にくると予想する。
10話のタイトルは
「バビロンに帰る」である。
これはアッシュが
ニューヨークの
ストリートギャングたちの元へ
帰還することを
表わしているのではないだろうか。
ユエルンの反逆はあるのか？
何やら汗をかいて
悩んでいる様子のユエルンは
何を示しているのか。
公式サイトより引用
(C) 吉田秋生・小学館／Project BANANA FISH
彼はチャイナマフィアの
兄弟の末っ子であり、
兄たちには逆らえない立場。
もし兄たちに逆らうのならば
それは確実に逆転の目がある時だろう。
10話ではユエルンも
決断の時を迎えるのかもしれない。
つまり兄たちに反旗を翻すのかどうか
という決断である。
しかし情報はまだ
揃っていないのだろう。
こうなってくると
リスクの高いギャンブルに
なってしまう。
ユエルンは
アッシュたちと組むことで
そのリスクを軽減させるのだろうか。
その場合、
アッシュ救出の手助けを行う
可能性もありえる。
ユエルンの
秀でているところは
戦闘力が高いこと、
そして弱点らしい弱点がない
ことである。
例えば、愛する母親は
すでに死んでいるし、
それほど大事な仲間もいない。
ユエルンには失うものがない。
ユエルンはゴルツィネと組む？
ゴルツィネにとって毒入りの餌
だと思われていたユエルンだが、
たいそうゴルツィネの気を引いたようだ。
ユエルンは10話で
ゴルツィネに自らの過去を話して
協力を申し出る可能性もある。
二重のスパイになるという作戦である。
不穏な動きを見せるユエルン（9話より引用）
(C) 吉田秋生・小学館／Project BANANA FISH
ゴルツィネにとって
この申し出は
チャイナタウンのマフィアたちを
潰すための貴重な
情報源になるだろう。
またユエルンにとっては
兄たちを打ち倒すために
ゴルツィネという
強力な後ろ盾を
得ることができる。
まさに一石二鳥の作戦である。
この機会を
ユエルンが使わないはずはない。
バナナフィッシュは未完成？
改良されたバナナフィッシュの
実験台にされてしまったショーター。
完全に精神をやられてしまい
英二に襲いかかるのだが、
一瞬だけ正気を
取り戻す瞬間がある。
それは女神像を見つめている時。
ショーターはなぜ女神像を
見て正気を取り戻したのだろうか。
女神の像に、
大切な姉が重なって見え
それが正気を取り戻させた
ということなのだろうか。
女神を見て一瞬だけ正気を取り戻すショーター（9話より引用）
(C) 吉田秋生・小学館／Project BANANA FISH
それともショーターの
強靭な精神が
一瞬だけ薬物に打ち勝った
ということなのだろうか。
もしかすると
バナナフィッシュは
まだ完全な薬物ではない
のかもしれない。
まとめ
10話では
シンとラオという
新しいキャラクターたちが
活躍するのは間違いないだろう。
死んでしまった
ショーターの代わりに
ぜひ彼らにはアッシュ救出を
成功させてほしい。
またリー・ユエルンが
兄たちを裏切るのは
間違いなさそうだが、
どのようにして
自身の計画を進めていくのかは
注目である。