ショーターに銃口を向けるアッシュ(9話より引用)
(C) 吉田秋生・小学館/Project BANANA FISH
ゴルツィネに献上される英二とリー。
必死に抵抗するショーターであったが
数に勝るゴルツィネたちに
取り押さえられてしまう。
引き離される英二とショーターに
待ち受けていたのは、
残酷な結末だった。
クリックできるもくじ
アッシュと英二の対比
ゴルツィネの性奴隷に
落とされそうになる英二。
寸前のところで
アッシュたちが到着してくれたようで
男の子としての大事な何かは
守られたようだ。
動揺を隠せない英二に
リーが厳しい言葉をかける。
お前は幸せな世界で
生きてきたんだと。
(まぁそうなんすけどね)
そこであらためて、
英二は、アッシュがこれまで
どうやって生きてきたのかを悟る。
アッシュはゴルツィネの男娼として、
そして商売の道具として
自分の性を売って、
這い上がって生きてきた。
一方、日本という国で
幸せに暮らしていた英二。
この対比は強烈なインパクトがある。
アッシュが通って来た
地獄を想像すると
死んだ方がマシな
気がしてくる。
おじさんに犯されるというのは、、
想像を絶する絶望だ。
ショーターの最後
英二と引き離されたショーターは
エイブラハムが完成させた
バナナフィッシュの
実験台になってしまう。
英二を殺すように
催眠をかけられたショーターは
アッシュの目の前で
英二を殺そうと暴走してしまう。
今回のサブタイトルは
「ワルツは私と(Save Me the Waltz)」である。
→【9話タイトル考察】
英二を追いかけるショーターは
まるで狂った踊り子のよう。
英二が殺されそうになったその時、
アッシュの目の前に
一発の弾丸が装填された
銃が投げ込まれる。
たった一発の弾丸を
素早い動きで確実に
ショーターの心臓へと
撃ち込むアッシュ。
とても残酷なシーンだが、
なぜか演出はとても美しい。
まるで糸の切れた人形のように
倒れこむショーター。
そしてピアノのBGM。
アッシュを裏切ってしまった
ショーターとしては
最悪の中でも最良
の結末だったのかもしれない。
ユエルンの目的は
惨劇のなか、
ゴルツィネの寝室を
抜け出すユエルン。
物陰から
狂気じみた惨劇を
見ていたようだ。
ここでバナナフィッシュの真実を
知ったユエルン。
チャイナタウン側で
これを知るのはユエルンのみ。
この情報戦を
どのように戦うのか。
→【ユエルンの目的は!?】
軍や政治家が
バナナフィッシュに
絡んでいることを確認したユエルンは、
このあたりのスキャンダルを利用して
兄たちをだしぬくのではないか。
例えば、軍の関係者を脅し、
まずはチャイナタウンのボス(兄たち)を
駆逐するなどの展開が
予想できそうだ。
ユエルンが
アッシュ側の味方になるか
ゴルツィネ側につくかで
物語が大きく動きそう。
→【原作ネタバレ:ユエルン】
まとめ(9話感想)
ショォォーーーーーーーーータァァァァーーーー!!・・・・
いやーまさか、
この回でショーターが退場するとは
思っていませんでした。
しかもアッシュに撃ち殺されての退場…
地獄のような展開です。
地獄よりも悲惨かも。
ここまでは
やられっぱなしのアッシュたちですが
次回は反撃の機会は
訪れるんでしょうか。
OPを見ると
オーサーとアッシュは
どこかで一騎打ちをする
と思うのですが、
もしかすると次回、
二人の対決が
見れるかもしれないですね。
【 ↓ ↓ Amazonプライムだけで独占配信中!】