アニメ『ケムリクサ』1話ネタバレ感想･考察｜りな･りつ･りんの正体は人造人間でムシが人間?

リン、リナ、リツの3姉妹が
終末世界で生き抜く様子を描いたアニメ
「ケムリクサ」がテレビ放送を開始しました。

1話を視聴したあと特に
管理人が気になった点は5つです。

・終末世界と萌え要素のフルコースが良い
・三姉妹の正体は人造人間?
・トゥーンレンダリングの3DCGが新鮮
・ケムリクサのオリジナル
・たつき監督のツイッター

それぞれについて解説します。

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ケムリクサは終末世界と萌え要素のフルコース

アカムシと呼ばれる謎の生命体に
生存を脅かされながら生きる三姉妹。

限られた貴重な資源（水）を
謎の生命体アカムシと奪い合う様子は
人類の文明が滅亡したあとの世界、
ポスト・アポカリプスを想起させます。

シリアスな世界観の一方で
キャラクターたちには萌え要素を
持たせているところも本作の魅力です。

・「～ナ」が口癖のツインテールメイドリナちゃんず
・猫耳しっぽ巨乳でおっとり口調のお姉さんリツ
・強くて真面目だけどデレると可愛いリン

萌え要素とシリアスな世界設定という
アニメファンが好きな要素を全て乗せた
ケムリクサは19年冬アニメの注目株ですね。

萌え担当の三姉妹ですが、
リナちゃんはゴミを食べ、
リンは鉄の壁を素手で破壊し、
リツは広範囲の索敵を行うなど
人間にはできない特殊な力を発揮します。

しかし一方で人間と同じように
水を求めていたりもします。

水を飲むということから推察するに
三姉妹は半生命体のアンドロイド、
人造人間なのかもしれません。

そして1話で登場した少年わかばを
人間扱いせずに「ムシ」扱いしていたのは
あの世界では「ムシ」とは水を奪い合う
敵のことである可能性が高い。

生き残った人類 vs 人造人間というのが
あの世界の裏の設定なのかもしれません。

手作り感のあるトゥーンレンダリングの
3DCGは見ていて新鮮です。

心を打つアニメとは
美しい作画からなのか
それともストーリーからなのか?

そんなチャレンジングなテーマが
透けて見えそうなケムリクサの3DCGです。

ケムリクサの作画が悪い
という意味ではないですが
作画に頼りすぎずに
ストーリーで魅せるアニメとして
大ヒットしそうな予感がします。

アニメ「ケムリクサ」のオリジナルは
irodori（いろどり）という3人組が制作した
自主制作アニメで、2010年～12年にかけて
ニコニコ動画内で公開されました。

今回の地上波で放送されているアニメは
irodoriの原作をもとにアニメ制作会社
「ヤオヨロズ」がTVシリーズ化を敢行。

ヤオヨロズは「けものフレンズ」の制作で
一躍有名になったアニメ制作会社です。

自主制作アニメのテレビシリーズ化ということで
ある程度の大きな資本や制作リソースの確保が
必要ということなんでしょう。

irodoriとは?

irodoriはアニメの自主制作や頒布を行っている制作集団。公式HPによるとメンバーは3人で監督・マネジメントを行うたつきさんは今回のテレビシリーズでも監督を務めています。

⚡️（0.5～0.9話をモーメントにまとめてみました） #ケムリクサ https://t.co/GrNrNGXMTL

— たつき／irodori@ケムリクサ (@irodori7) 2019年1月12日

たつき監督の公式Twitterを見てみると
ケムリクサの前日譚（ぜんじつたん）
と思われる動画が掲載されています。

動画のタイトルには「趣味のアニメ」
と書かれていますが「0.5話～0.9話」
とついたTwitterの投稿文から察するに
恐らくアニメ1話の前日譚
となるような内容なのでしょう。

その中には1話に出てくる謎の木、
みどりちゃんの苗木も登場します。

Twitter動画でもっとも気になったのは
1話には全く登場しなかった姉妹が
さらに3人登場しているところです。

・文字が読めるメガネっ子
・ヤンキー口調が特徴的な少女
・優しい口調で戦闘好きな少女

Twitter動画に登場する別の3人は
0.9話の前後でアカムシに殺されてしまった
ということなのかもしれません。

またリナの消滅にリンが動揺していたのは
0.8話～1話の間に6人いた姉妹が
3人にまで減ってしまったから
というのが大きな理由なのかも。

色々と考える要素の多いケムリクサ、
2話以降の展開が楽しみですね！

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ケイ

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