このアニメの象徴的なアイテムである
「写真」を活かして物語を前進させる演出に
すっかり心奪われました…
瞳美が将に「おすすめの撮影スポットを
教えてください」とお願いするところから
スタートした9話、今までの話の中でも
最高の回だったのでは?と思います
それでは9話のポイントを
ゆるーく振り返っていこうと思います
写真が物語を動かす
切り取られた一枚の写真が
人を癒すこともあれば
人を傷つけることもあります
写真がキャクターの気持ちを代弁し
物語を動かしていくという演出は
非常に見ごたえがありました
瞳美と唯翔が楽しそうに
過ごしている写真は将に決断を迫り
将が瞳美を見つめる写真は
あさぎを孤独と嫉妬の世界に誘導し
瞳美が悪気なく撮った写真たちは
あさぎの心を深く傷つけ
あさぎが撮ったうさぎの写真は
これから起こる青春の殴り合いを
いささか皮肉っぽく演出する…
写真というアイテムを
物語のトリガーに使うところは
非常にセンチメンタルな演出で
個人的には「やられた!」と
感じた演出でした
アニメをよく見ていないと
けっこう分かり辛いので
好みは分かれそうですが
将は瞳美が好きだった
将は瞳美が好きだったか…
けっこう焦らされましたがある程度
期待した通りの展開ですね
「瞳美と二人で出かけるから」なんて
別に唯翔に言わなくても良さそうなことですが
将は義理堅い男です…(泣)
それを聞いた唯翔のセリフは
「何で俺に言うの?」ということで
こっちはまだ大人になりきれない様子
アニメキャラ的には思春期のクール
童貞っぽい感じがGoodです
(僕はそういうの好きだぞ)
というか高校生は普通、唯翔みたいな
反応をしますよね。将が少し大人すぎる
ような気もします
一つの恋が終わって将は一歩前進、
残された三人の成長が今後の
見所になっていきそうですね
3人の成長が今後のポイント
9話で将の抱える問題が片付いたので
今後はあさぎと瞳美と唯翔の成長がポイント
になってきそうです
- あさぎの課題は「告白すること」
- 唯翔の課題は「素直になること」
- 瞳美の課題は「自己肯定感を持つこと」
という感じでしょうか
あさぎは「好きだった人は別の女が好だった」
という身も蓋もない現実を受け入れ
前に進むことができるのか
9話では現実を受け止められず
瞳美に少し当たってしまいましたが、
あさぎが救われる道が
どんな風に描かれるのか楽しみです
一方、唯翔の家の明かりを見て
「将とは付き合わない」という
答えを出した瞳美は一歩前進でしょうか
お母さんにおちょくられて
動揺していた唯翔はまだまだ子供ですねぇ
残りの話数も少なくなってきましたが
あさぎ、瞳美、唯翔この三人が
どんな風に関わり合い
成長して行くのかがとても楽しみです
9話の感想:まとめ
写真を使った感情の表現が
個人的にはとてもツボだった9話でした
また瞳美と琥珀が
魔法屋で掃除をしているシーンでは
瞳美と将が二人で撮影会に行く
ということで一気にシリアスな
雰囲気になる琥珀に対し
「うん、頑張らなくちゃ」
と無邪気な瞳美の対比も
けっこう良かったですね
瞳美は可愛いですが、
こういう天然系の女の子
って一定数いますよねぇ
女子には嫌われがちだけど
男子はみんな好きなやつですw
それでは10話の放送も
楽しみに待ちたいと思います!
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