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アニメ『フェアリーゴーン』最終回(12話)1期終了|確定情報と考察と予想【Fairy gone】

この記事ではアニメ「フェアリーゴーン」の最終回について、各話放送後の情報をもとにした予想をお送りします。

現在地上波での放送は第1クールの12話まで終了第2クールは2019年10月から再び放送スタートするとのことです。

ケイ

いっきに2クール分放送すると思ってたからちょっとびっくりしたけど、10月からの楽しみが増えたね

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12話(最終回)確定情報と考察|第2クールに持ちこされた伏線

首相ゴルバーンやドロテアの裏をかき、首都ロンダキアに攻め込んだシュバルツ・ディーゼは傭兵リスカーを囮にして皇帝の居室に向かいます。

全て作戦どおりにことを進めてきたシュバルツですが、そこに元七騎士のレイ・ドーンが現れ圧倒的な強さでシュバルツたちを封じ込めます。

ウルフランの目的は何だったのか

(C) Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

第1クールのラストでシュバルツと行動を共にしていたウルフランは皇帝の居室を目前にしたところで姿を消します。

そしてウルフランが消えた直後にレイ・ドーンが現れ、シュバルツを瞬殺します。

この流れから考えるとウルフランはレイ・ドーンと繋がっておりウルフランの目的はレイ・ドーンと一致しているということが予想できます。

当初、管理人はウルフランの行動の目的は「統一ゼスキアの解体」かと思っていました。というのはウルフランの妻子は統一戦争のせいで命を落としたからです。

そしてその統一戦争を煽動した首相のゴルバーンに復讐するためにシュバルツと組んでいるのかと思っていたのですが、これは私の読み違いだったようです。

ウルフランの真も目的が何なのかは、第2クールで明らかになってくるであろうレイ・ドーンの行動原理(スーナの森を焼き払った背景とか)と深く関係してきそうです。

黒の妖精書の謎が未回収

(C) Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

黒の妖精書については「妖精憑き」のことが書かれているということだけが判明しましたが12話の時点では詳細は不明です。

で「妖精憑き」って何やねんと思うのですが、妖精憑きとは要するにマーリヤのように移植手術を受けずに妖精を取り込んだ人のことのようです。

そして妖精憑きの妖精器官と融合体の妖精器官の結合がカギということも10話で妖精省のマルコから語られました。

これは第2クールではマーリヤの妖精と黒の妖精書の秘密が話題の中心になってくると予想します。

ケイ

二種類の養成機関の結合は、マーリヤとフリーの恋愛的な展開も含むのかもしれません(全くそんな気配はないけど)

忘れられたダミアンとヴェロニカ

(C) Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

第1クールの前半では話題の中心だったヴェロニカとダミアンたちの活動も後半には戦争の動きでかき消されました。

ダミアンとヴェロニカが最期に出てきたのは5話「黒い月と迷い子の唄」です。

ダミアンは黒の妖精書の真実の解明を目的に、ヴェロニカはレイ・ドーンへの復讐を行動の中心に据えています。

二人が組んでいるのは利害の一致から、つまり黒の妖精書の解析は「レイ・ドーンを倒す武器になる」ということかもしれません。

いずれにせよ第2期では黒の妖精書は再び話題の中心になってくると思われ、ヴェロニカがどのように関わってくるのかがポイントでしょう。

フェアリーゴーン見逃し配信情報

フェアリーゴーンを1話から観たいという方は下のサイトから鑑賞することができます。

ケイ

配信が一番早いのはAmazonプライム・ビデオとdTVです
見逃し配信 「フェアリーゴーン」配信状況
毎週日曜24:00〜
公式サイト
毎週日曜 24:00~
公式サイト
毎週水曜 24:00〜
公式サイト
毎週水曜 24:00〜
公式サイト
毎週水曜 24:00〜
公式サイト

※2019年6月27日時点の情報です。配信を保証するものではありませんのでご注意下さい。

11話確定情報からの最終回考察

ケイ

11話ではハイブランツ公(シュバルツ)が統一ゼスキアからの独立をもとめ反乱を起こします。

★用語解説
・ハイブランツ公(シュバルツ・ディーゼ。首相を助けるふりをした野心家おじさん)

・カルオー公(レイ・ドーン。マーリヤの故郷を焼き払った謎のおじさんで、七騎士。)

・公都ハプシュタット(シュバルツが皇帝から授かった領地であるハイブランツ公領の首都)

・首都ロンダキア(皇帝宮殿、ドロテア本部、政府の重要な機能がある統一ゼスキアの首都)

11話の流れを整理

11話ではハイブランツ公領ハプシュタットでシュバルツの軍が反乱を起こします。

ケイ

え、自分の領地で反乱するの?なんで?

と思うかもしれませんが、公領とは皇帝から借りている領地なので、ゼスキアの駐在員や軍隊がいるはずです。

そのゼスキアの息のかかった駐在員や軍隊を排除するための作戦が11話アバンでの反乱です。

シュバルツの反乱を聞いた首相は激怒。ハプシュタットでの反乱を止めるべく、新型の人工妖精やドロテア局長のネウラーを投入します。

が、実はハプシュタットでの反乱はおとり。ハプシュタットにドロテア局長のネウラーや、人工妖精の軍隊を向かわせることで首都の警備を手薄にしたわけです。

つまりシュバルツの本当の目的は何だったかというと、首都ロンダキアの制圧です。なので今回皇帝の宮殿が強襲されたわけですね。

皇帝の宮殿を襲撃するときもシュバルツは細かいおとり作戦を行います。それは戦力の分散です。

大砲でドンチャンするようなゼスキアの大型戦力は宮殿の東門と正門にさかせ、意図的に西門を手薄にさせます。

そこにゲリラ戦なら最強のリスカー傭兵団を投入することで、一気に皇帝の首を狙おうというのが今回のお話でした。

カルオー公邸から消えた妖精武器

(C) Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

カルオー公邸にあった空のボックスは、ボックスの外観からして「妖精武器」が入っていたものでしょう。

つまりレイ・ドーンの持つ妖精武器ソロリアスを誰か持ち出しましたよ、という描写です。

持ち出した人物として可能性が高いのは、この反乱を予期していたレイ・ドーン自身でしょうか。

レイ・ドーンは11話では姿を見せなかったわけですが、皇帝の宮殿への襲撃を予想していました。

つまりレイ・ドーン自身もソロリアスと一緒に首都に向かったのではないかと思います。

シュバルツはどこに向かっていたのか

もう一つ11話で気になったのは、シュバルツとウルフランがコソコソしていた描写です。

(C) Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

地下通路のようなものを通っていた二人ですが、向かっている場所の可能性としては二つあるように思います。

  1. 皇帝の宮殿につづく地下通路にいる。
  2. レイ・ドーンの暗殺に向かっている。

もし1ならばリスカーたちをおとりにして実はこっちが最本命の作戦であるということですね。

もし2ならば後々やっかいになりそうなレイ・ドーンを消すためというのが目的でしょう。

どちらの場合もレイ・ドーンはこの展開を予想していると思います。

12話以降はウルフランとシュバルツの前にレイ・ドーンが立ち塞がるのではないでしょうか。

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10話確定情報からの最終回考察

オズの死を自分のせいだと責めるマーリア。

局長のネインは沈むドロテアのメンバーを鼓舞し、裏で暗躍する者の正体を思案します。

妖精器官の結合とは

(C) Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

10話のAパートでは妖精省の次官ベルウッドが手に入れた黒の四を解読していました。その結果分かったことは

妖精憑きの妖精器官と融合体の妖精器官の結合がカギ

だということ。この言葉の意味を少し読み解くと、まず妖精憑きというのはマーリヤのような妖精器官の移植手術を受けずに妖精を取り込んだ人間を指すのだと思います。

理由は2話でネイン局長がマーリヤのことを妖精憑きと呼ぶシーンがあるからです。そしてネインはそのことを伏せておけとフリーに言います。

次に融合体ですが、これは妖精成体(妖精を取り込んだ動物)か妖精成体の妖精器官を手術で取り込んだ妖精兵のどちらか(もしくは両方)を指すと思います。

アニメ『フェアリーゴーン』3話ネタバレ感想・考察|黒の妖精書の正体と“妖精憑き”の意味とは?【Fairy gone】

そして最後にこの二つの妖精器官の結合がカギという言葉ですが、結合とは何なのでしょうか?うーん・・・いやらしいことしか思い浮かびません。笑

もし性交渉に準ずるような行為が結合なのであれば、やはり想像してしまうのはフリーとマーリヤが恋愛関係に発展することでしょうか。

それか本当に体内から妖精器官を取り出して、物理的に合体させるような行為を結合と言っている可能性もあります。

いずれにせよマーリヤが妖精憑きだとバレて命を狙われるという後半の展開がありえそうです。

かつて世界の中心だった都・トゥパール

7話Cパート (C) Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

黒の妖精書はかつて世界の中心だった都、トゥパールの叡智の結晶であるということがベルウッドの口から語られます。

このトゥパールという都市、どこかで聞き覚えがあると思うのですが、実は7話のCパートのラストで幼いスウィーティーとスウィーティーの父親が見た場所です。

恐らくスウィーティーの父親は黒の妖精書を研究する学者だったのではないでしょうか?

そうであれば幼いスウィーティーは父親の研究の一環でトゥパールの遺跡に来たのだと思われますね。

そしてスウィーティーが黒の妖精書を狙う理由も「父親の研究を引き継いでいる」という理由が考えられそうですよね。

9話確定情報からの最終回考察

ハイブランツ公シュバルツの目的

(C) Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

首相暗殺は自作自演

ハイブランツ公シュバルツは8話で身を挺して首相の命を守りましたが、ストーリーをよく見ると首相暗殺の裏で手を引いているのはシュバルツ自身です。

シュバルツと妖精技師のテッド(首相暗殺の犯人)が触接しているシーンはありませんが、シュバルツはウルフランと接触しており、ウルフランはテッドと接触しています。つまり

シュバルツ⇔ウルフラン⇔テッド

の流れで指示を出していたということ。よってシュバルツの目的とは最初から首相を助けるふりをして、ゼスキアから妖精武器を奪うこと、だったのでしょう。

リスカーに妖精武器を奪わせた

9話でビーヴィー・リスカーに妖精武器を奪わせるのも実は作戦のうちです。

シュバルツとしてはあくまで自分で手を下さずに「妖精武器は奪われた」という状況を作り出したいのです。

シュバルツ自身が妖精武器を使えなくても味方になる傭兵を強化できれば目的を達成されます。

それにそのほうが皇帝や首相から裏切り者扱いされずに済むので、統一政府の目を欺くことができます。

さすがハイブランツ公シュバルツ、老獪です。

ウルフランの手紙の意味

(C) Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

ビーヴィー・リスカーがドロテアたちの乗った列車を待っているところへウルフランが手紙を持ってやってきます。

手紙を読んだビーヴィー・リスカーは「ネイン・アウラーは来ない」という趣旨のことを呟きます。

この手紙は「敵の戦力を知るため」だけでなく「局長のネインがいるかいないか」を気にしている発言です。

元七騎士のネイン局長とビーヴィー・リスカーには何らかの因縁があり、直接対決があるという伏線かもしれません。

個人的には今回ボコボコにされたフリーがリスカーに一矢報いる展開もみてみたいですね。

妖精武器についての情報まとめ

(C) Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

妖精武器の数は全部で7本。4本は妖精省が管理しており、1本はレイ・ドーン、1本はビーヴィー・リスカーが持っています。しかし最後の1本は所在も名前すら不明です。

妖精武器
名前 管理 所有者(大戦時) 所有者(現在)
ペインシーラー 妖精省 ユアン・ブリーズ 不明
フラタニル 妖精省→リスカー ガーラン・バトル リスカー
ベロスティール 妖精省 ジェット・グレイヴ フリー
アリアドラ 妖精省 ネイン ネイン
ソロリアス レイ・ドーン レイ・ドーン レイ・ドーン
ガドファックス リスカー リスカー リスカー
不明 不明 ハリスタン 不明

【死の王子】ハリスタンとは七騎士の一人で、アニメの劇中にはまだ登場していないキャラクターです。ただフェアリーゴーン公式サイトにはその名前が載っています。

9話での説明によれば妖精武器は七騎士が所有していたとのことなので、最後の妖精武器はハリスタンが持っていたと考えるのが妥当でしょう。

Twitterの公式アカウントによれば、妖精武器は現在の技術では再現不可能な武器らしく、重要なキーアイテムになりそうです。

8話確定情報からの最終回考察

8話も政治回 ほくそ笑むレイドーン

(C) Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

8話も妖精たちの活躍は息を潜め政治回が続きました。フェアリーゴーンはファンタジー要素のあるアニメですが、どちらかというと現実路線なアニメだということを改めて再確認する回になりましたね。

終盤に向けての大筋としては、首相の暗殺を狙っている五公のシュバルツを大元にして、ウルフランやヴェロニカがどのように関わってくるかですよね。

ウルフランはシュバルツと繋がっているので、このままシュバルツの力を借りながら現体制への復讐ー妻子を奪った戦争を起こした者への復讐ーを果たす道で進みそうです。

一方ヴェロニカはレイドーンへの復讐が最終目標のようですが、恐らくどこかで方向転換してマーリヤと共闘するのではないかと予想します。

というのは、レイドーンには謎が多すぎるので、必ず終盤でどんでん返しするキーパーソンになると予想しています。

例えばレイドーンがスーナの森を焼くシーンは、かなり唐突感がありますし、8話で首相と首相を守るシュバルツを見るレイドーンはほくそ笑んでいるようにも見えます。

この笑みは首相暗殺それ自体にではなく「自作自演するシュバルツに向けた嘲笑」のように思います。もし首相暗殺がレイドーンの仕業なら、暗殺が失敗しかけている時にほくそ笑むのはおかしいですからね。

レイドーンはシュバルツの思惑をしっており、その上で「やってるやってる」と思ってほくそ笑んでるのではないでしょうか。

8話で明らかになったポイント

・新型人工妖精の誤作動は統一政府に恨みを持つ妖精技師テッドの犯行

・テッドの父は戦時中に活躍した旧型人工妖精の設計者だった

・テッドは戦後に報われないキャリアを歩んだ父の仇を打つためにテロを起こした

・テロ事件はドロテアの活躍で未遂に終わりテッドは逮捕される

・五公レイドーンは首相が暗殺されかけても助けなかった

・テッドを裏で支援していたのはウルフラン

・ウルフランは五公シュバルツと繋がりがある

・スウィーティが「黒の四」の内容を暗記し逃亡。

・ドロテアが実物の「黒の四」を入手

7話確定情報からの最終回考察

(C) Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

物語も折り返し地点を過ぎ、最終回まで残り6話となったフェアリーゴーン(Fairy gone)。

7話では人工妖精の誤動作事件と、黒の妖精書の4番を入手するためにマーリヤがマフィアの幹部ギルバート・ウォーロックの屋敷に潜入する様子が描かれます。

黒の妖精書

(C) Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

フェアリーゴーンの7話までの流れを、主人公マーリヤの目線で並べてみると、全て黒の妖精書が関わっていることが分かります。

  1. フリーと闇オークションで出会う
  2. 闇オークションで妖精憑きになる
  3. 探していた友人ヴェロニカと再会
  4. ヴェロニカが黒の妖精書(偽物)と共に姿を消す
  5. マーリヤはドロテアに入隊する
  6. 初任務でウルフランと交戦
  7. 黒の妖精書をかけスウィーティーと交戦
  8. ヴェロニカに助けてもらいジョナサンを撃破
  9. 黒の妖精書を入手するためギルバートウォーロックに接見

このことからも黒の妖精書がキーアイテムであることは容易に想像できます。しかし黒の妖精書を人々が求める理由はイマイチ良くわかりません。

ヒントとしては黒の妖精書とは「妖精憑き(ようせいづき)」について書かれた書物である、ということでしょうか。その点は既に3話で明らかになっていたと思います。

そして「妖精憑き」とは作中で明確な説明は無いものの、マーリヤのように手術を受けずに妖精を体内へ取り込んだ人間を指すのだと思われます。

つまり、黒の妖精書を手に入れると「妖精器官の手術を受けずに妖精兵を生み出す方法」が分かるのだと推測できますね。

物語のクライマックスでは、黒の妖精書を手に入れた組織が強力な軍事力を手に入れ、再び戦争が起こるという展開になるのかもしれません。

五公 vs 首相の権力争い

(C) Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

情報量の多いフェアリーゴーンですが、簡単にまとめるとこの物語は五公 vs 首相 の権力争いが主軸にあるストーリーであるといえます。

首相陣営

・妖精省

・グイ・カーリン(3大マフィア)

恐らく首相陣営の味方は、上記の2つの組織です。そして五公側の味方は

五公陣営

・軍部

・アーケイム(3大マフィア)

であると推測できます(ただしウルフランがアーケイムを利用しているだけにも見えるので、アーケイムが本当に五公側なのか?は定かではありません)。

五公は表向きは首相(現政権)に従っていますが、真の目的は首相を打倒し、秘密裏に革命を起こそうとしているというのがシュバルツがウルフランをかくまったりしている理由かなと思います。

最終回に向けては両陣営がどのように政治的、軍事的なかけひきを行うのか?中立な組織であるドロテアはこの両陣営の板挟みになりどのように立ち振る舞うのか?が見どころです。

フェアリーゴーンは何話まで?

フェアリーゴーンの最終回はブルーレイの発売本数と収録時間から考えて24話での最終回が妥当かと思います。

ブルーレイの収録時間 71分(アニメ3話分)
ブルーレイの発売本数 8本

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