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アニメ『バナナフィッシュ』10話感想・考察!ユエルンがアッシュを助けた理由とゴルツィネのセレモニーの意味【BANANA FISH】

英二を守るアッシュ(10話より引用)

(C) 吉田秋生・小学館/Project BANANA FISH


ヒロインは、作れる!!!

という感じで、英ちゃんが

ついに真のヒロインに成長を

遂げたバナナフィッシュ10話。

 

アッシュたちは

ドキドキの脱走劇を見せましたね。

 

脱走を手助けしたシンは

未だにアッシュを誤解したまま・・・

 

11話に向けてどんな

展開になるんでしょうか?

ユエルンがアッシュを助けた理由

今回はユエルンが

裏で色々と動く回でした。

 

9話の放送後は、

ユエルンがアッシュたちサイド

につくと予想したんですが

そこまではいかなかったですね。

→【ユエルンには弱点がない!?

 

ユエルンがアッシュを助けた理由は

2つあると思います。

 

一つはバナナフィッシュを奪うこと。

 

アッシュを助けることで、

屋敷に混乱を発生させ、

その間にバナナフィッシュを

奪うことが目的だったのは

間違いないと思います。

 

もう一つの理由は

同族のショーターが

バナナフィッシュで無残に

殺されてしまったことに

幾ばくか自責の念があった

のではないでしょうか。

→【ショーターの最後を考察

今後のキーマンはユエルンか

重要なポイントとしては

ユエルンがバナナフィッシュ

を入手したことをまだ

兄たちに隠していること。

 

ここにきてユエルンが

バナナフィッシュという

ジョーカーを握った

ことになりますね。

 

次回以降で

ユエルンの反撃があるのは

間違いなさそうです。

ゴルツィネのセレモニーの意味

ゴルツィネは

アッシュたちを屋敷に置いて

大事なセレモニーとやらに

出かけます。

 

このセレモニーとは

次期大統領候補を暗殺すること。

 

はっきりと描かれていませんが

このとき次期大統領候補の秘書に

バナナフィッシュを投与して

暗示をかけたようです。

 

恐らくゴルツィネの真の目的は

ゴルツィネの息のかかった

大統領を生み出すこと、

なんだと思います。

 

もしそんなことが実現したら

アメリカ裏社会を牛耳る

ゴルツィネ帝国が完成します。

英二のヒロイン性

バナナフィッシュは

面白い構造をした物語です。

 

例えば、普通こういう話って

女性のヒロインがいるんですが

それがいない。

 

その代わりに英二がヒロイン役を

引き受けているという構造。

 

10話でエイブラハムを探しに

屋敷に戻るアッシュに対し

英二が言った言葉は

絶対戻ってきてね、待ってるから!

これ完全にヒロインのセリフです。

 

目の中にハートも見えました。

 

また「銃を貸して」

と言った英二に対して

アッシュが言った言葉

お前は俺が守る!(銃なんて持つな)

これは二人ができている

というわけではなく

物語をドライブする要素として

ヒロイン性を英二に与えている

という演出なんですよね。

 

英二がゴルツィネに

性的に犯されそうになるのも

(ぎりぎり大丈夫だった)

ヒロインが敵役に窮地に

追い込まれるという王道の展開。

 

ただ、英二は「成長」という

テーマも背負っているように

私は思います。

 

英二が最終回に向けて

どんな「成長」を見せてくれるのか

個人的に注目している

ポイントです。

→【アッシュと英二の対比

11話が楽しみです!