(C) 吉田秋生・小学館/Project BANANA FISH
アニメ11話までのネタバレを含みます。
11話は今後の展開のために
気になるところがたくさんありました。
特にアッシュと英二の関係が
あれあれ、これは・・・恋愛?
に見えるところもちらほら。
もちろん二人の信頼関係が深まってきた
ということなのだと思うのですが・・・
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アッシュと英二の関係は
アッシュと英二の関係は
今のところBLのような
恋愛関係では無いと思います。
アッシュにとって
英二が必要な存在になってきた
というのは分かりますが、
どちらかというと二人の関係は
共犯者のような関係になった
ということなのでしょう。
アッシュはショーターを
銃で撃ち殺してしまったことに
ひどく傷ついていました。
もちろん状況的には
ショーターを撃ったのは
仕方ないことだった。
それでも親友を殺してしまった
という事実は17歳のアッシュにとっては
すさまじく精神的な負担になっている。
それを唯一同じ目線で
共感できるのが英二です。
まぁ11話では膝枕をしたり
肩を抱いたり、同じベットで
二人で寝たりしてた描写が
少しやりすぎな感じもしましたが。w
10代の若いころなら合宿とか
部活とかでそういうことって
ありましたよね。
アッシュの二面性
アッシュの一面というのは
すさまじいリーダーシップを持った王者。
少ない情報から
瞬時にマンハッタンの
ギャンググループの状況を理解し
仲間に指示を出すアッシュは
まさにリーダーそのもの。
それに対比するように
英二の知るアッシュは
繊細な17歳の少年です。
動揺もするし
親友を失い傷つきもする
普通の17歳の少年。
11話ではこの対比の図が
とてもはっきりと盛り込まれました。
例えば、英二と食事とるアッシュは
仲間に指示を出すアッシュとは
別人のように優しい顔になっていました。
(英二の家族の話を聞き
楽しげに聞くアッシュが可愛いかった。w)
長い時間一緒にいた二人ですが
こんな暖かい会話は今まで無かったので
余計いいシーンに見えました。
アッシュのかぼちゃが苦手
という話はマジでほっこり。
英二とアッシュは古くからの
親友のように描かれておりました。
これでもかと両極端のアッシュを
見せることで、そのあとの英二の
不安にも感情移入しやすかったですね。
→【英二はヒロイン役!?】
戸惑う英二
容赦なく敵を殺すアッシュと
カボチャ嫌いをいじられて
本気で拗ねるアッシュ、
いったいどっちが本当なのか?
その二つは矛盾なく
アッシュの中で両立されているのか?
英二はこんな風に
乙女な不安にかられます。
この不安って
本当に女性的というか
ヒロイン役の典型的な不安です。
「君が遠くにいって
しまいそうな気がする」
とか考えちゃう英二は
完全にヒロイン思考。
このあたりは原作者の
吉田秋生(あきみ)先生が
女性なのも関連している
のかもしれません。
バナナフィッシュのメッセージは
人間の二面性について
どのように受け入れていくのか?
ということなのかも。
本来人間の二面性は本人の中では
矛盾するとかしないとか関係なく
一つ一つがただそこにあるものであり
受け入れていくものです。
ただ10代の若者にはその二面性が
とても不安定なことのように
感じるのでしょう。
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