(C) Project SIRIUS/「天狼 Sirius the Jaeger」製作委員会
11話までのネタバレを含みます。
怪しさ満載でしたが
予想した通りビショップは
ヴァンパイアでした。
しかしユーリィ自身は
血の匂いで察していたときすでに
そのことに気が付いていたようです。
以前のユーリィなら
ヴァンパイアと分かるや否や
殺していたでしょうが、
人を見る目ができたというのが
成長の証なんでしょうね。
そしてついに、シリウスの匣が
エフグラフの手に渡り、
5,000年ぶりに解放されます。
ビショップの正体
ヴァンパイアだったことが判明した
ビショップですが、
その正体は狩人ではなく
イギリスの諜報局の人間でした。
ただし仲間がヴァンパイアに
殺されたことから、
吸血鬼に復讐を誓っていたようです。
匣を手に入れるため
一度ユーリィたちを裏切りかけますが、
成長したユーリィの大人な呼びかけで
共闘を決意します。
ラリーサとの空中バトルは
ドラゴンボールの武空術のようで
面白かったのですが・・・
エフグラフにやられてしまい
11話で退場が決定しました。
ヴァンパイアの浮遊
今回は浮遊するヴァンパイアの
シーンが多かったですね。
少し気になったので
これまで浮遊を確認できた
ヴァンパイアをまとめてみました。
・カーシュナー
・エフグラフ
・タマーラ
・ラリーサ
・ビショップ
・ミハイル
序盤でユーリィにやられた
アガサの飛ぶシーンはなかったです。
とうことは貴族種が全員
浮遊できるというわけでもなさそう。
もしかするとエフグラフ系列の
ヴァンパイアが飛べるという
ことなのかもしれません。
→【血の盟約を無効化する!?】
シリウスの匣の解放
今回ついに
エフグラフの手に渡ってしまった
シリウスの匣ですが
解放には色々と
条件があったようです。
まず第一条件は
シリウス族の血で
匣を濡らすこと。
それなら最初から
ユーリィが必要だったのでは?
と思うのですが・・・w
これはヴァンパイア化した
ミハイルでもよかったんでしょうかね。
そして次に必要なのは
匣を飲み込むこと。
こうすることで
飲み込んだものが
匣の力を使えるようになるようです。
しかし
いまだに匣の具体的な力は
よくわかっておりません。
5,000年前に何があったのか
エフグラフの説明によれば
シリウスの匣は5000年前に一度
解放されたようです。
アニメの時代設定は昭和初期の設定。
昭和は1926年が始まりなので
仮に作中の時間軸を
1930年ごろと仮定すると
そこから5000年前は
紀元前3000年ごろですね。
世界の歴史年表を見ると
紀元前3000年ごろは
エジプトの第一王朝が
成立した頃です。
かの有名なファラオがいた時代です。
ここからは完全に憶測ですが
シリウスの匣が前回開いた時、
エジプト文明を生み出すような
科学的な発展がもたらされた
ということなのかもしれません。
天蓋は開かれた
今回、シリウスの匣を
飲み込んだエフグラフは
「テンガイは開かれた」と叫びます。
このテンガイとは恐らく
天蓋のことでしょう。
天蓋とはもともと仏教用語で
仏具のことです。
また天を覆っている蓋(ふた)
という意味もあります。
仏教の中では、天蓋を開けると
世界の秩序や法則と繋がっている
と信じられており、
それを天蓋説と呼んでいます。
予想ですがエフグラフは
この天蓋の先と繋がって
シリウスの匣の力、
つまり世界の法則の力を
使えるようになった
ということなのかもしれません。
イメージ的には
鋼の錬金術師に出てくる
真理の扉、のような
ものでしょうか。
(知らない人はごめんなさい)
そういうことであれば
前述したエジプト文明説とも
繋がっている気がします。
まとめ
これも予想してたことですが、
やはりミハイルは
ヴァンパイアがかかる奇病を使って
血の盟約を無効化しました。
兄弟の愛が残っていたシーンは
個人的にけっこう胸熱でした。
12話タイトルは「天狼の匣」、
予告のバックの映像には
公式HPにある画像が写っています。
このイラストの後ろに立っている
マントを羽織った人物は、
落ちている剣の形から考えて
恐らくミハイルだと思うのですが・・・
何か特別な意味があるのでしょうか?
なんとなく劇場版を彷彿とさせるような
イラストのような気もするのですが
それは考えすぎでしょうか。
12話(最終回)を楽しみに
待つことにしましょう!