(C) 望月麻衣・秋月壱葉/DEF STUDIOS/「京都寺町三条のホームズ」製作委員会
11話のホームズでは
初めて殺人事件が発生しましたね!
(未遂で終わりましたが)
ホームズにしては珍しく
というか初めて?w
探偵ものっぽい回でした。
犯人に狙われた相笠クリスの周囲の
人間関係もドロドロした感じで
とても探偵アニメぽかったです。
→【「いけず」の意味とは!?】
吉田山荘の真古館
探偵仕事を引き受けたホームズは
葵と一緒に相笠クリスの
読書会に参加します。
ホームズは探偵仕事のほうは
気が進まなかったようですが
「吉田山荘の真古館」
に行けることからウキウキで
依頼を引き受けることにします。
吉田山荘とは
京都市の左京区に実在する
木造建築で、国の文化財です。
1932年に建築された山荘で、
その建物や庭園が、歴史的に
とても価値が高いということで
国から文化財の指定を受けています。
今はカフェやブライダル、
宿泊施設としても
活用されているようです。
アニメに登場したカフェ「真古館」も
実物のカフェにそっくりです。
参考 カフェ真古館吉田山荘
「カフェは別腹」という
ホームズの名言も飛び出し
楽しげな葵とのデートが
描かれました。
ブラックコーヒーが
飲めるようになった葵は
すでに新年の目標を
達成したんですね。
(実に微笑ましい光景だ・・・)
犯人
二人がいちゃついていると
今回の容疑者たちが入場します。
相笠クリスの女友達が二人
担当編集者とカメラマン二人
そして相笠に依頼されたという
探偵の一人と、相笠の妹。
結末を言ってしまうと
この登場人物のうち
探偵と妹以外の5人が犯人です。
珍しくたくさんキャラクターが
登場したなと思ったんですが
そういうオチだったんですね。
それにしても相笠クリスって
実在するラノベ作家に
モデルでもいるのでしょうか。
アガサ・クリスティ
今回の被害者「相笠クリス」は
イギリスの推理小説家
アガサ・クリスティが元ネタでした。
アガサ・クリスティは
世界的に有名な推理小説家で
代表作は
『アクロイド殺し』
『オリエント急行の殺人』
『そして誰もいなくなった』
などでしょうか。
今回の相笠クリスも
なかなかメンヘラっぽい
キャラ設定でしたが
アガサ・クリスティ自身も
かなり破天荒な性格の
人物だったようです。
例えば、アガサ・クリスティは
ある日突然、失踪事件をおこします。
失踪の原因は
今でもはっきりしていないようですが
一説には母の死や、
当時の夫のアーチーの浮気が原因など
諸説あるようです。
結局、この失踪事件は
ホテルに一人でクリスティが
宿泊していたところを発見され
幕を閉じます。
失踪から発見までに
11日かかったことから、
この事件は
Agatha Eleven Missing
と呼ばれています。
(無駄にかっこいい)
アガサ・クリスティ、
なかなかクレイジーですよね。
相笠クリスもアガサ・クリスティの
クレイジーさをモデルにしている
のかもしれません。
→【ホームズの告白未遂!?】
まとめ
11話は円生との決着か!?
とか書いたんですが
円生の「え」の字も
出てこなかったですね。w
おそらく次回は最終回。
タイトルは「後継者の条件」。
これはホームズが正式に
「蔵」の後継者になる
みたいな展開でしょうか。
それともホームズの後継者
として葵が何らかの試験を
受けるということなのか。
二人の恋の行方や
円生との決着、
扇子の謎も残されているんですが・・・
果たして12話では
どこまで回収されるのか・・・
伏線回収に関しては
あまり期待せず、
12話を待つことにします。w
→【葵が鑑定士になる伏線!?】
→【「いけず」の意味とは!?】
→【葵祭りと斎王代とは!?】
→【忠盛灯篭の意味とは!?】
→【葵が鑑定士になる伏線!?】
→【ホームズの告白未遂!?】
→【古美術品をまとめて解説1】
→【古美術品をまとめて解説2】
→【古美術品をまとめて解説3】