(C) 吉田秋生・小学館／Project BANANA FISH
アニメ12話までのネタバレと
一部、原作のネタバレを含みます。
12話の放送にて
OPに登場していた役者が全て揃った。
13話以降に登場するであろう
ブランカはOPにいないことから
13話ではOPが変更になるのでは？
と推測している。
ブランカとは
アッシュに戦闘技術などを教えた家庭教師。
戦闘能力ではアッシュを超える存在。
続いてあらすじを追いながら
今後の展開を考察していきたい。
ユエルンとシンの会話
アッシュがショーターを殺した理由を
シンには伏せておくユエルン。
シンの身を案じて・・・と
くさい演技をしていたが、
その真意はバナナフィッシュの情報を
秘密にしておきたいから、だろう。
明確な説明や描写は無いが
ユエルンにとって
バナナフィッシュの情報だけは
兄たちに知られるわけにはいかない。
そこに次兄のホアルンが現れる。
13話以降の展開は・・・原作を
そのまま行くのだろうか。
劣勢のゴルツィネ
アッシュは空港でゴルツィネに
直接、宣戦布告をする。
アッシュがゴルツィネに対し
形勢逆転を果たしたことが
見て取れる象徴的なシーン。
10話までの劣勢が嘘のように
余裕の笑みを浮かべるアッシュ。
そして歯がゆい様子の
変態おじさんゴルツィネ。
アッシュの反撃はまだまだ続く。
ちなみにゴルツィネは
何をしに行くのかというと
Gooseの資金をアッシュに強奪
されてしまったことの説明に
マフィアの本体に出向く
ということらしい。
アッシュの絶望
アッシュの反撃は
怒涛の勢いで成功している。
しかし全く喜ぶ様子のないアッシュ。
その理由は自らの気持ちを
まだ整理できていないことが原因だろう。
ショーターを殺したこと
この圧倒的にショッキングな
出来事をまだ自分の中で
うまくコントロールできないアッシュは
自らの心を狂気に変えて誤魔化す
という行動を取っている
ように見える。
「逆らうようなら次の標的を殺せ」
と怒りに任せて言ってしまうあたりが
その証拠だろう。
全くアッシュらしく無く
クールでも無い。
血まみれケイン
ブラックサバスという名の
ギャング団のボスであり、
ハーレムの黒い魔王といわれる
血まみれケインが12話で初登場。
アッシュは単独で
ケインに会いに行き
一人で命がけの交渉を
成立させた。
アッシュは12話でも
強烈なリーダーシップを
見せたことになる。
アッシュの男前な行動から
ケインもアッシュが気に入った様子。
二人の共闘が
今後ありえるかもしれない。
中東政策
物語の重要なキーとなる
合衆国とバナナフィッシュの
闇の関係が説明された。
(C) 吉田秋生・小学館／Project BANANA FISH
真相はこうである。
大統領首席補佐官スマイルズと
大物議員のキッパードは
中東に対する政府の強行策を
正当化したいと考えた。
しかし地上軍を派遣して
アメリカをきっかけにした
戦争は起こしたく無い。
そこで中東の過激派テロ組織に
中東政府へのクーデーターを
起こさせることを思いつく。
もしクーデターが起きれば
中東政府からの要望ということで
合法的に中東に軍事介入でき、
最終的には中東に
アメリカの息のかかった
傀儡政権を作ることができる。
これがキッパードと
スマイルズの計画である。
その時に意図的にクーデターを
起こさせる魔法の薬物が
バナナフィッシュというわけだ。
もしこれが成功すれば、
ゴルツィネ自身は
世界中のヘロイン市場を
牛耳ることができ、
それはすなわち
世界のブラックマーケット全体を
牛耳ると言っても過言では無い。
おそらくこの設定自体は
アニメで現代風に
アレンジされたものだろう。
まとめ
アニメも折り返し地点に入り
ますます面白くなってきた
バナナフィッシュ。
13話ではアッシュとオーサーの
因縁に決着がつくと思われ、
後半には最強の家庭教師
ブランカも登場するだろう。
アッシュとやりとりするマックスが
意味のわからない名言を
残していたので最後に
紹介しておきたい。
マックス「イノセントってやつは下手すると銃より危険だからな」
13話のマックスにも密かに期待したい。