(C) Project SIRIUS/「天狼 Sirius the Jaeger」製作委員会
12話までのネタバレを含みます。
12話(最終回)の感想・考察の後編です。
涼子の成長
エフグラフとの戦いの後、
父の会社を継ぐため
涼子は経営の勉強を始めます。
ユーリィの行動を見て、
人間として成長した
ということなんでしょう。
会社の経営者になり
世界に出て行くことが
ユーリィに近づく道だと悟ったようです。
涼子はユーリィが教えてくれた
「目に映るものがすべてではない」
という言葉の意味を理解した様子。
進む道は違っても
想いを同じくして進めばきっと
いつか出会えると信じる・・・
ただの身勝手なお嬢様として
描かれていた涼子でしたが
最後に一気に成長しました。
個人的にはユーリィと涼子の
ハッピーエンドを予想していたのですが、
完全に外してしまいました・・・
シリウスの匣の真実
教授はドッグヴィルに行った際
シリウスの匣の真実を知ります。
匣はなぜ5,000年もの間
使われなかったのか?
それは匣は本来の姿では、
この星のものには扱えない
ものだったということ。
しかしあるとき、
匣と対になるものがもたらされ、
シリウス一族は
匣を使えるようになった。
シリウス族は
人知を超えた匣の力を
使う必要はないと判断し
匣を未来のシリウスに託した・・・
というのが
匣の真実だったようです。
いやぁ分かったような、
分からないような・・・
そもそも匣の力とは
具体的に一体なんだったのか?
対になる匣はどうして
どこからもたらされたのか?
それらは語られることはなく
最終回を迎えてしまいました。
匣は宇宙から来た説
ここからは、以前エフグラフが
言っていたことなどをヒントにした
考察(妄想)です。
エフグラフ曰く、
匣は5,000年前に
一度は開放されています。
だとすると、最終回で教授が言っていた
「この星のものには扱えない」
と矛盾するように思えます。
推測ですが、5,000年前、
地球に匣がもたらされた時には
地球人ではない存在が匣を使い
地球に文明をもたらした、
ということなのではないでしょうか?
その時期がエジプト文明の
発展の時期と被っていたことは
以前の記事で書きました。
しかし文明を作り出した力も
地球人たちでは再現できない
ということを知った宇宙人は
匣が地球人にも扱えるようになる
追加のデバイサーとして
もう一つの匣を作った。
そして匣が簡単には使えないように
シリウス族の血を開放の鍵とする
設定を行った・・・
というのが限界まで想像した
シリウスの匣にまつわる
私の考察(妄想)です。
→【ユーリィは日本人⁉︎】
2期も作れそう!?
12話まで視聴し終った感想は
2期も作れそうじゃない?
ということ。
例えば、欧米諸国の軍隊が
ユーリィを狙ってくる可能性は
十分にありえそう。
またタマーラとユーリィの会話から
ヴァンパイアの病気は
治っていないことが伺えます。
完成したシリウスの匣を狙って
別のロイヤルズが襲ってくる展開も
考えられます。
列車の車窓から
シリウスの星を見つめるユーリィは
こんなことを言っていました。
「これから多くの交わらない世界を見る」
これは2期の展開を
示唆しているようにも思えます。
もし次回作があるなら、
このサイトでもぜひまた
感想を書いていきたいと思います!
→【劇場版はあるのか!?】