(C) 吉田秋生・小学館/Project BANANA FISH
英二やユエルンがアッシュの死亡ニュースに動揺しているころ、ゴルツィネが海外から帰国します。
ゴルツィネはアッシュ死亡のニュースの真相にたどり着き、施設へ急行。
そこにはバナナフィッシュの実験台になりそうなアッシュが・・・
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アッシュを助けるゴルツィネ
今回ゴルツィネはわざとアッシュを助けるような行動を3回もとります。
1回目はアッシュがバナナフィッシュの実験台にされそうになっている場面。
体裁こそ「自分が始めた計画を勝手に進めるな」ということですが
あれは完全にアッシュにメリットのある行動です。
2回目はアッシュが独房で目を覚ます場面。
ここでもゴルツィネはアッシュを自分の手で殺すことができますがそれをしません。
3回目はマックスたちを精神衛生センターの施設内で見つけたとき。
完全にマックスの存在に気が付いていたゴルツィネですがそれを無視します。
これの意味するところはアッシュを助けるマックスたちへの支援です。
ゴルツィネの複雑な心
ゴルツィネはアッシュに複雑で歪んだ想いを抱えているんだと思います。
幼少期からアッシュを育てていたゴルツィネはアッシュを息子のように捉えています。
つまり父親のような視点がアッシュに対してあるわけです。
しかし一方でゴルツィネはアッシュとセックスもしていました。
つまりこの時のゴルツィネはアッシュを恋人のように見ているわけです。
これだけでも十分複雑ですが、ゴルツィネはさらにアッシュを男娼として商品化していました。
つまりビジネスパートナーとしての視点も持っているわけです。
ゴルツィネにとってアッシュは息子であり、恋人であり、ビジネスパートナー。
この入り組んだ関係性が
ゴルツィネの不可解な行動(殺すために捕まえるはずが捕まえても殺さないという謎の行動)を引き起こしています。
ゴルツィネ自身も自分の行動のおかしさをあまり分析できていないように思います。
失脚したゴルツィネが、今後どういう風にアッシュと関わっていくのか注目ですね。
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アッシュのキャンディーバーダンスを支える名演技
今回はニッチなファン層へのサービスシーンがありました。笑
このシーン、単純にふざけたシーンとして捉えることもできますが
アッシュ役の声優さんである内田雄馬(26)さんの実力があってこそ。
アッシュってこれまでもかなり幅の広いキャラだったと思うんです。
英二には優しかったり、仲間には厳しかったり、たまに弱い部分を見せたり。
その演技を分けつつさらに今度は男娼の演技までするってすごいですよね。
内田さんがどれだけ高い演技力があるかということを改めて認識しました。
まとめ
15話はゴルツィネやユエルンなどのメインキャラたちが
アッシュの動向に振り回された回でした・・・
薬物としてのバナナフィッシュの課題は幼児性でしたが
もしかすると最後はゴルツィネも赤ちゃんのようになったりしないでしょうか?
16話以降、ゴルツィネの複雑な心境がどのように変化していくのか
もしくは全く変化しないのか、よく観察して行きたいと思います。
次回の放送が楽しみですね!
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