見逃したアニメを1話から見直す

アニメ『色づく世界の明日から』最終回後のインタビュー感想・考察|篠原監督がラストに込めた思いとは?

18年12月に最終回を迎えた
アニメ色づく世界の明日からですが
その後exciteニュースで発表された
篠原監督のインタビュー記事に
最終回についてのコメントが載っています。

篠原監督「基本的に作品って、納品したら僕らの手を離れてしまうものです。だから観た方がどういう風に捉えようと、それはその方の自由」

監督の真意はどこにあるのか?
この記事では1月15日に発表された
篠原監督のインタビュー記事を
読み解いていこうと想います。

▼3分で読める「色づく」最終回の感想・考察

アニメ『色づく世界の明日から』最終回(13話)ネタバレ感想&考察!瞳美は誰の墓参りに行ったのか?

最終回について|ラストは最初から決まっていて揺らいでない

このインタビュー記事の中では
篠原監督は物語の空白部分について
あとは視聴者で考えて欲しいとして
あえてコメントを控えています。

インタビュー記事(後編)に書かれている
篠原監督の最終回に対するコメントは
以下のような内容です。

・瞳美が唯翔と別れても色を取り戻すにはどうすれば良かったのか考えた結末

・作品とは納品したら製作者側の手を離れていくもの

・空白の60年間についての公式見解は無いので各々の人が解釈して欲しい

・プロデューサーと監督の間でさえ空白の60年の解釈には違いがある

・金色のサカナをどう解釈するのかも視聴者の自由

・視聴者がいろいろと考えることで作品への深いアタッチメントになる

たしかに金色のサカナについては
色んな考察が飛び交いましたが、
管理人の最終的な解釈としては
金色のサカナとは唯翔の幼い頃の
原体験が生んだ象徴だったのだと思います。

金色のサカナは唯翔の中の絵を書く喜びの原体験

© 色づく世界の明日から製作委員会

金色のサカナというのは
唯翔が絵を描く喜びを感じた原体験であり
象徴でありモチベーションであるというのが
管理人の最終的な理解です。

恐らく複数の象徴として
金色のサカナは存在しており
故に上手く作中でも説明できなかった
のだと今は思っています。

ただし金色のサカナのコア部分は
唯翔が絵を描く喜びを感じた原体験
の部分だと思います。

その証拠に唯翔は過去に絵が入選して
それが絵を書く喜びの原体験だった
と作中でも語られていました。

その時の入賞作品が金色のサカナの絵です。

絵を描くのは楽しいと初めて感じた原体験
ピュアすぎて唯翔も忘れていた大事な心は
瞳美に出会うまでは一度死にかけていました。

瞳美が唯翔の絵の中で死んだ金色のサカナを
目にしたのはそういう意味でしょう。

金色のサカナというのは
唯翔の心の中で最もピュアな部分であり
幼い頃の原体験と結びついた象徴です。

瞳美は魔法使いの力で象徴を無意識に
実体化させたということなんだと思います。

下のリンクは金色のサカナについての
過去記事です。放送中に書いたにも関わらず
意外と頑張って考察しています。笑

アニメ『色づく世界の明日から』6話ネタバレ感想&考察!瞳美の見た金色のサカナの正体とは?

瞳美は60年後に誰のお墓参りに行ったのか問題

© 色づく世界の明日から製作委員会

瞳美が60年後に戻ったあと
誰のお墓参りに行ったのかは
ついに監督のインタビュー記事でも
明かされることはありませんでした。

管理人はそれを残念とは思いません。

なぜなら「色づく世界の明日から」が
一番描きたかったことはしっかりと
描かれたと思うからです。

そのことについて
インフィニットの永谷プロデューサーが
素敵なコメントを残しています。

永谷プロデューサー「僕らが一番伝えたかったのはそこではなくて、60年の時を越えてくるけれど、二人の思いが重なるのはこの一瞬なんだというところにこそドラマがある。この作品では、それを理解してくれる人が集まってくれたんですよ。そのことが良かったと思っています」

60年という歳月から見れば
青春時代の数ヶ月なんて
一瞬みたいなものです。

しかしその一瞬をしっかりと切り取り
優れた物語にすることで視聴者の心に
ポジティブな影響を与えてくれました。

本編であまり語られなかった面白い設定

© 色づく世界の明日から製作委員会

インタビュー記事の中では
「作中にははっきりと描かれなかったけど
見解としてはこういう意味だった」
という内容が興味深く語られています。

例えば月白家がいい家に住んでいたのは
お父さんが一級建築士で稼ぎが良いから
なのだそうです。笑

まほう屋というのは殆ど慈善事業で
お金儲けが一番の目的ではないのです。

また月白家は女系魔法使いの家系で
代々婿養子をもらってきたという
歴史設定があるそうです。

そして「まほう屋」はHPも運営しており、
ネット通販で星砂の販売も行っています。

いや、広告費とかでけっこう稼げるのでは…
など考えてしまう邪な管理人です。笑

シリーズ構成の柿原優子さんが大活躍

インタビュー記事を読んでいると
シナリオ工房 月光所属の柿原優子さんが
大活躍されたというのがよく分かります。

例えば世界観の設定やキャラクターの雛形は
監督やプロデューサーが決めていますが
その後の話作りやキャラクターの膨らませは
かなりの部分で柿原さんによるものだとか。

・千草と胡桃の独特の関係性や距離感

・感情や関係性を積み上げるための学校生活でのシーンやセリフ

特に上記の設定やディテールは
柿原さんによるものであると
記事内でもコメントされています。

また魔法がどのようなポジションで
扱われるのかについての設定も
柿原さんのシナリオで決まったとのこと。

魔法によるファンタジー的な演出と
周囲の人たちの現実味のあるリアクションは
柿原さんのシナリオによって成立しています。

確かに物語が進行しても
キャラクターたちの間の距離感で
違和感を感じたことは殆どありませんでした。

なかなか自分から動かない
瞳美と唯翔に動きを作り
ストーリーを魅力的にしたのも柿原さんである
と監督はコメントしています。

今後も柿原優子さんのシナリオに注目です。

監督の画作りへのこだわり

© 色づく世界の明日から製作委員会

インタビューの中で監督は
「キャラクターたちの感情や関係性
距離感をどうやって一つの画面に落とし込むか」
そればかり考えていたとコメントしています。

確かにキャラクターの表情やポーズ
位置関係、構図、カメラのレンズ感など全てが
青春時代の一瞬の輝きを演出するツールとして
考えられていたように感じますよね。

また監督は「色」による表現の可能性
を追求していたとのことです。

例えば1話では現実よりも色鮮やかな
表現で瞳美の世界の白黒世界を強調し
5話では夕暮れの鍋冠山公園で
瞳美と唯翔が歩み寄ったことを示すのに
中間彩度の色彩が使われました。

© 色づく世界の明日から製作委員会

レンズ感へのこだわりとしては
広角系のレンズで撮ったような絵は
情緒がでにくいとして避けており
代わりに望遠レンズを意識した絵を作っています。

広角レンズは一般人には
一番馴染みのあるレンズです。
スマホやコンパクトデジカメで
使われているレンズのことですね。

映る範囲が広く手前のものが大きく映ります。
ピントが合う範囲が広いのも特徴です。

一方で望遠レンズというのは
背景の整理とぼかしが特徴です。

望遠レンスで撮った写真には
圧縮効果といって距離感を無くすような
効果が発生したりもします。

無駄なものが削ぎ落とされることで
画面がロマンチックになります。

まさに色づくの世界観にマッチした
レンズ感の絵作りだったということでしょう。

▼3分で読める「色づく」最終回の感想・考察

アニメ『色づく世界の明日から』最終回(13話)ネタバレ感想&考察!瞳美は誰の墓参りに行ったのか?

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