(C) 望月麻衣・秋月壱葉/DEF STUDIOS/「京都寺町三条のホームズ」製作委員会
アニメに登場した
おしゃれな古美術品たちを
紹介する記事もこれで4回目です。
今回は9話に登場した美術品を
一気に紹介します。
ちなみに8話が抜けていますが
飛ばしたのではなく、美術品が
出てこなっかったのが理由です。
→【古美術品まとめ1】
→【古美術品まとめ2】
→【古美術品まとめ3】
ミュシャ「夕べの夢想」
アルフォンス・ミュシャは
アール・ヌーヴォーの巨匠と言われた
日本でも絶大な人気を誇るチェコ人作家。
おそらく世界で一番有名なチェコ人作家で
ヨーロッパではミュシャはフランス人だと
勘違いしている人も多いのだとか。
私もミュシャは大好きです。
アニメに出てきたミュシャの絵は
恐らく「夕べの夢想」ですね。
1890年代フランスで始まった
国際的な芸術革新運動。
その流れはヨーロッパ全土から
アメリカにも広がった。
ムンク「叫び」
エドヴァルド・ムンクは
ノルウェーの出身の画家で
かの有名な「叫び」の作者です。
アニメにも一瞬だけ
この「叫び」が登場しました。
ちなみにこのムンクの「叫び」、
叫んでいるのは実は周囲の自然たち
なんですよね。
で真ん中の人はその叫びに
「耳を塞いでいる」状態なんです。
面白い設定ですよね。
楽茶碗
千利休などの思考を反映した
独特の歪みのある茶碗。
長次郎という楽焼の創始者が
始めた焼き物がルーツのようですね。
山岡鉄舟の書「清濁」
山岡鉄舟は幕末から明治時代に
活躍した幕臣(武士)です。
政治家で、思想家でもあったようで
剣と禅と書の達人だったそうです。
今で言うところのハイスペですね。笑
彼は人から頼まれれば色んなところで
書を書いていたようで、その作品は
多数存在するようです。
写楽の浮世絵「市川男女蔵」
東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)は
江戸の中期に活躍した浮世絵師です。
活動したのはたったの10ヶ月にも関わらず
その作品数は145点にものぼります。
どんなペースで書いていたのか。
まさに天才だったと言うことなのでしょう。
アニメでホームズも言っていましたが
写楽は謎の多い絵師で
正確な没年も不明です。
アニメで出てきたのは
写楽の市川男女蔵(おめぞう)演じる
奴一平(やっこいっぺい)です。
当時14歳の少年だった市川男女蔵を
みずみずしく且つ勇猛に描いた作品です。
まとめ
9話は円生との贋作対決があったため
多数の作品が出てくる回でした。
次回は10話以降のまとめで
残りの話数的にはもしかすると
最後になるかもしれません。
→【「いけず」の意味とは!?】
→【葵祭りと斎王代とは!?】
→【忠盛灯篭の意味とは!?】
→【葵が鑑定士になる伏線!?】
→【ホームズの告白未遂!?】
→【ホームズの祖母が登場!】
→【古美術品をまとめて解説1】
→【古美術品をまとめて解説2】
→【古美術品をまとめて解説3】