物語もいよいよ残すところ2話まできたバナナフィッシュですが、今回もハードな内容をサクッと描いてきましたね。
21話でフォックス大佐に捕まったアッシュとマックスは別々の場所に移送されます。
フォックス大佐の非道な尋問を受けるアッシュですが、最後の切り札を守りきり何とか脱出することに成功します。
英二は死なずアッシュと病院で再会
原作では英二は病院に運ばれ一命を取り止めます。
英二は最後は日本に帰ることになっているので、アニメでもこのまま死んでしまうということはないでしょう。
アッシュも病院について行こうとしますが、これを止めに入るのが22話で最後にユエルン邸から出て行ったブランカです。
ブランカの制止を振り切り英二と一緒に病院に行こうとするアッシュにブランカは行くなと言います。
アッシュはこの時点で犯罪者なので、アッシュが側にいると英二が共犯者として捕まってしまう恐れがあるためです。
「彼(英二)はお前(アッシュ)を救うために存在しているわけではない」
というブランカの言葉に納得はしていないもののアッシュは倒れこみ、ブランカの治療を受けます。
原作では英二はこのまま最終決戦には参加できないのですが、実はアッシュが英二の病院にこっそりと見舞いに来る場面があります。
アニメでは病院で英二の寝顔だけを見て「さよなら」と呟くアッシュが描かれると思うんですが、原作ではここは見逃せない名シーンです。
最後にアッシュに教えた日本語「さよなら」が伏線になっているんですね。
死の床に横たわりて
22話のタイトルである「死の床に横たわりて」はアメリカの小説家、ウィリアム・フォークナーが書いた小説のタイトルです。
ウィリアム・フォークナーはヘミングウェイと並ぶ、20世紀を代表するアメリカの小説家で、代表作は「響きと怒り」「サンクチュアリ」など、人間の意識を動的に描く手法で当時としては実験的な作品を多く残しています。
「死の床に横たわりて」を執筆したのは「響きと怒り」と同時期の1930年です。
内容はアディ夫人の死にまつわる周囲の独白が連続するという内容で、設定自体は普通なのですが、様々な登場人物ごとの一人称が描かれることで独特の世界観を表現します。
今回の話では、英二が撃たれて死にかけるところとアニメのタイトルをかけて来たということなのでしょう。
ただ前述の通り、英二は死んでいないのでちょっとしたミスリードを狙ったのかもしれませんね。
フォックス大佐の目的と原作のラスト
フォックス大佐は恐らく自らもアメリカの中枢にアクセスし権力を手に入れたかったのでしょう。
そのために今回、アッシュを捕まえてもすぐにゴルツィネに連絡せずに、アッシュからゴルツィネの弱みを手に入れようとしていました。
次回、フォックス大佐は精神衛生センターでアッシュと再度戦うことになりますが、原作ではアッシュに敗北して絶命します。
トドメはある人物が刺すのですが、それはアニメを観てのお楽しみにしてください。
ちなみにアッシュをレ◯プしたとかさらっと言われていましたが、フォックス大佐は原作でも同性愛志向の設定です。
長かったバナナフィッシュも残り2話で終わりですね。23話の内容が楽しみです。
→【3話バナナフィッシュにうってつけの日!?】
→【4話「楽園のこちら側」の意味!?】
→【7話アッシュが英二にデレ始めた!?】
→【9話ショーターの最後とタイトルの関係!?】
→【11話ゴルツィネへの反撃を解説!】
→【12話恋人のようなアッシュと英二】
→【13話オーサーがアッシュを憎む理由!?】
→【14話ユエルンが英二を嫌う理由】
→【15話ユエルンにとってのフェア】
→【15話ゴルツィネにとってアッシュとは】
→【16話ゴルツィネの美学】
→【17話アッシュの故郷ケープコッド】
→【18話 Island In The Stream】
→【20話アメリカはユダヤの国?】
→【21話タイトル:敗れざる者】
定額動画サービス乗り換えるならU-NEXTがおすすめ
アニメも大人のコンテンツも見ている男性はU-NEXTに乗り換えるべきです。
理由は、ちょっと大人のコンテンツのコーナーを覗いてみると分かります。
めちゃくちゃ充実してるんですよアレとかアレとかがですね、うん。
これは毎日捗りますよ(何が)
30日の無料期間だけでも試してみるといいかもしれません。
下の記事でも詳しく解説しています。
おすすめ動画配信サービス(VOD)10選!各社の特徴やメリット・デメリットを比較
大人のマンガ無料で読みたくなったら下もあります
ブルーレイboxは全4巻で発売
アマゾン限定verを全巻購入すると特典として
- 「オリジナルマルシェバッグ」
- 「A4クリアファイル」
- 「全巻収納BOX」
の3つが手に入るっぽいです。マルシェバックはちょっと欲しい。
▼ブルーレイ1巻
▼ブルーレイ2巻
▼ブルーレイ3巻
▼ブルーレイ4巻